C3B入荷予定

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ようやく一台入荷きまりました。

仕入れも数社提携していて、あちこち掛け合ったのですが、結局下見ができる条件下にあることを優先しました。

そこで1985年程度のC3を4.5台 よく扱っている80前半のC3 2台 G2B と G2Aが数台ありました。

合計10台ほどから選ぶことになりました。

 

これはまず絶対ダメ これはまあまあ うーん これはよいけど決めてがもてない など色々とあります。

 

参考にC3Bも見に行ってみて。

C3に関して80~90年代のものは、家庭から引き上げられてそのままの状態であれば、できるだけ音が荒れていないのが好ましく、それは整音すればいいじゃないかといわれそうですが、主にハンマーの状態の荒れ具合という要素においての荒れ方については、できるだけ軽微でふくよかさをもっていてほしいのです、ヘビーに使われていたものは展示のときは瞬間的に整音で対応できますが、以後の見通しとして、すぐに粗さを顔を出す傾向があって結局ハンマー交換、ということもありました。

 

さらっとさわっただけでこれはいける、と思った一台ありました。

実は事前にはG2Bで心は決めていったのですがC3Bに惹かれました。

この年代のものは全体調整は結構やってきましたが、展示品としてはここ5年ほどはしてなかったので、何か新鮮にできるのでは?と思ったのも決めての一つでした。

 

80年代とここでよく言ってますが、前半と後半があります。

製造番号はざっくりと300〜400のもの、400〜のもの 

個人的にはまったく別物で、今回の460万台のものは大向こうを唸らせるサイズ感を超えた巨大さと現代的な淑徳として美を感じさせるもの、おそらく鳴りの良い楽器としてのYAMAHAとして頂点といえるピアノといえるかもしれません。

 

中古品のC3を購入希望の方で年代的にも値段的にも手ごろ、と判断されるようでこのあたりのがよく売れるようです。

当店なりにできることがあると思うので、本来の美徳をピアノから引き出してみたいと思っています。

尊敬する大先輩はうまくやれれば下手なスタインウェイより良いよ、と豪語していましたが…。

その判断はピアノができて、奏者の方にゆだねたいと思います…。

 

値段は120万円くらいを予定しています。

いずれにしても弾いてもらえればピアノがしゃべってもらえるピアノにしないといけません。

こうなればスタッフがベラベラ過剰に宣伝しなくても良くなります。

 

またアップしていきます。

今年の中古品GPとしては最後のフィナーレとしてとらえています。

スペシャリティの放つものへベースアップする予定です。

もう一台入荷したいと思っています。

 

さて、こちらは新規ご訪問のお家の方へ初めてお邪魔してきました。

関東のピアノの音大として今の日本人ピアニストを多く輩出した学校出身の方でプロとして活躍して、本番調律の仕事で合ったこともある方です。

 

YAAHAHA C3L 

 

このピアノは上で入荷情報を書きましたタイプのそのあとの世代になるピアノです。

このピアノあたりで、ピアノが変わり、一区切りを挟んで向こう側といえそうです。

 

この時代にはいると、内部もアクションも微妙にポイントが違ってきます。

アクション受けの棚板。

アクションの裏側。

結構材料も変化していく時期です。

鍵盤をおろしておいて、棚板をバン!とたたきます。

いかにも隙間があるようではバン!といいます。

初回訪問の場合は調律よりほかの要素が大切です。

まずなにより本体にきちんと力が伝わっていないと話になりません。

調整中、サイドが完全に浮いていましたので調整中。

その後、音がでないようにしてバン!とたたいて隙間を見ます。

紙を入れてみます。

隙間をみます。

横へスルスルうごいてしまいます。

隙間があります

その隙間を埋めるために他の場所をペーパーでごくごくわずかにけずってあげます。

以前、このような作業の研修会がありました。

皆で説明を受けていたのですが、それに加えて地味な底辺の鍵盤調整が主な内容でした。

 

「そんなことを家庭用でしても。それはフルコンの作業でしょ」

といった声も少しでたように記憶しています。

ありがたいことにこういった作業で家庭用は大きく変わっていきます。

 

ドンドンとタッチが起きてきます。

実際触ってもらえればと思うのですが、これだけで平面から立体的な響きへと変貌します。

広がりと奥行をもって響き始め、思わずその性能の所有している贅沢さを感じるものへのきっかけになるはずです。

 

この時代のものはこういった調整まわりの力のロスの調整を必ずしてあげないと本来の力が発揮されにくいように思います。

ちょうどこのあたりから音がこもりやすい、タッチが重いといわれるようになってきました。

しかし、本来は非常に優れたピアノです。

 

ほんの少しのことで機嫌を損ねやすいようになってきたようにも感じますかね。

材料も上記のような柔らかいものへ変わってきて動きやすくなってきたのもあると思います。

随分とピアノが変化したので、最後に弾いていただくようにお願いしたのですが、応対中だったのでまた弾いておいてもらう形にて帰りました、残念。

 

 

とにかく底辺だけやっておけば、国産グランドは割となんとなるところをもっていますね。

 

今日の仕事

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情熱大陸で人気のピアニスト、清塚さんの回をしてました。

新聞でちらっと文字がみえて録画しておきました。

彼の人柄が色濃く見えた回でした

 

先日、みていました。

その中で中村紘子さんの生徒として、中村さんからの言葉や思いを言葉にしていました。

 

「上手い下手を超えたピアニストになりなさい」

 

中村さんは延べ4000人以上のコンテスタントを審査してきたようです。

彼女が以前

 

「中にはどんなにうまくてももう聞きたくないなと思う参加者がいてる、逆に今日は失敗しても、次また聞きたいと思う人もいる」

 

実際、レコード店の棚にいつまでも並ぶ音楽家の演奏というのは、ずらっと並んだそのジャケットの背帯が並ぶのを見るだけで、人が到達しえる最高沸点を切り取った記録、連続写真で見せられる気持ちにさせられることになります。

それにつけて思うこと、芥川龍之介が有名な「ボードレールの一行にもしかない」といった気持ちととてもとてもよく似ています、実際、同じかもしれませんね。

 

 

とにかく彼らの演奏は、どうだから良いといった理屈を超えたところで皆、音楽しています。

 

今年、何回かお子様のコンクールを聞いていて思うこと。

そういったものを感じられる奏者いたら、審査としてはそれは感じてあげないといけないでしょう。

なぜなら結局そういったものが残っていく求められていくからということになります。

通過者とくらべて完成度が低く荒れたところが多少多くとも、自分の言葉で話せる話そうとしている方もチラチラと見かけました、生きた指が躍動した瞬間もありました。

 

審査として、主旨として、全員通せない限り残せない生徒がいてる、それは当然でしょう、しかしその情感に呼応する「審査ではなく審美」であってほしいと切に願います。

バックアップはできるはずでその仕方は各々できることをやればよいしその気になれば、手段は無限にあります。

 

番組内で中村さんが言ったとされる

「人を感動させることだけがピアニストの正義だ」 という言葉が印象に残りました。

 

鍵盤の前で、ただ思いをつなぎたいと思える人は必ず道は開けると思います。

 

今日のご訪問は、前回書いたディアパソンの2日目でした。

主にハンマーの先端を研ぎ澄ませる作業がほとんどでピアノに通過性のある音が出てきたと思います。

ディアパソンは、チューニングピンの粘りが結構ありまして、ひさしぶりに調律をすると、一度動かすとなかなか思ったところで維持できないところがあります、ですので複数回ちょっと補正すると安定してきます。

良い音の調律は最も音が拡張したところで合わせてあげるとどなたが弾いても、良い印象をくれやすいものです。

 

 

そのことより、なんと仕事がひと段落したところでこちらのピアノとお嬢さんのバイオリンでイスラエルの曲を演奏してくれました。土着の土地の粘り、郷土を想起させるすばらしい演奏に驚き感激しました。

どうも今日のためにご用意してくれていたそうなのです。

 

こうしてみるとなんかいろいろとお客様より素敵な贈り物をいただくことが何か多くないか?と思い始めました、とても遅い反応で怒られそうですがとても多いです。

そしてとても見られている、と痛感しました笑

訪問先でお話しするとき、変な話ですが過剰に気を遣いすぎないようにしてます、我々はピアノの仕事しにきているわけで、気を遣いにきているわけではないからです。最大の気遣いはピアノの機能を拡張することにあります。

 

やればやったなりのそれなりの身の振り方になるだろう、ならやっぱりやるだけなはずです。だからそれに任せてやるだけです。

お客様に活かされています。

 

C3Bです、随分を時間をとってしまっていてお客様にもお待たせしてしまっていますがだいぶきています。

ペダルも3本へ変更済み。

あちこち部品が変わってます、普段ほぼ誰もかえない個所も変わってます。

結果タッチが柔らかく出るはずです。

こちらも少し遠方へ出発します。

正直色々な不安をもってすべてのピアノを出荷しています。

新品ならともかく中古量販はどうやっているのか…。どれもこれも難題が降り注いでまいります。

 

この当時の音の素直さと楽器としての扱いやすさを少しでも伝わればうれしい一台です。

 

今日の記事

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昨日のYUX、今朝ご商談で決まったようで来週には飛び立ってしまう予定になっています。

こういったタイプもおいておいたほうがよいんですかね。

 

YAMAHA YUX 

 

基本的にお届けるスタッフが調整していってます。

こうゆうピアノこそ、小さく小さく作っていかないといけない要素があります。

変な言い方ですが一部だけがデフォルメされてしまってはそれは中庸性を欠いた楽器といえ、これではいけません。

 

すべての部品がそのまま使える状態ですぐに出荷できますが、分解してタッチ向上のために使える部品を交換していきます。

結果、底辺の効いた揺るぎない楽器の素質をピアノが持ち始めることになります、こうなれば特に凝ったことはする必要はなくなります。

 

お客様よりお声かけいただきまして、UXの入荷を予定させていただいております。

入れ替わりに入ってまいります。

YUXの一つ前のタイプでこちらも同じ傾向をもったピアノです

YAMAHAでいくとU3Aというタイプまでのモデルが基本的におすすめで80年半ば程度まででしょうか。

以後は口当たりが良いですが、多弁すぎて奏者がやりたいことにまでピアノが口を出してくるところがいくらかあります。ここも調律師の仕事になりますが、80年半ばまでのものは底辺まわりを押さえておけば高い中庸性を持たせやすい良い楽器といえます。

ただでもこれも調整次第になってきます。

 

以前かいていたディアパソンDR5のアクションご納品と調整でした。

まだ10年未満ですから部品の破損というレベルの話ではありません。

新品時に直しておかなければならない個所のベースアップとタッチ重量感の修正です。

 

 

今のディアパソンが好きな方は基本的にミドルレンジの人肌を感じさせる和声感に惹かれているのではないかと思います。

家にかえってきた安心感のある、深い森に抱かれている和声がすばらしいものがあります。

一定の強さで惹かれて荒れてくると、それが失われやすい楽器ともいえそうです。

 

 

2日にわけて調整していきます。

1日目は基本の調律と針をいれない整音まわり一式の調整です。

たなごころが温まる、まるで暖炉、いや囲炉裏に火が灯すがごとく、そんな楽器です。

 

2日に分けて今回は正解でした。

この仕事に対して見つめられる時間が得られたように思います。

精一杯ではなく、胸一杯で作業にあたって温まってこようと思います。

 

対極といえば語弊もありますが、それなりに対極な面をもっているYAMAHAですが、本来このメーカーの作品は、華やか、タッチが軽く、品質の安定など兎角いわれがちですが、それは表層でしかありません。

真骨頂は一歩進んでところで迫真の音楽に呼応するできるところにあるはずです、そこまでスタインウェイの良さを取り入れきれたところにこのメーカーのすばらしさがあります。

 

このブログシステムはタイトルを記入しないと投稿できません(当たり前ですが)そのタイトルを考えるのが結構めんどくさいのです笑 今日はさじをなげさせていただきました苦笑

 

 

入荷や出荷や

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ピアノの出荷準備で運送屋さんにきてもらっています。

ディアパソン 183E ウォルナット 

さあ包んでいきます。

日本人のこういった作業は的確で丁寧です。

今日は3人がかりでやってもらいました。

グランドピアノの移動は大変です。

準備も大変ですし、手間がかかりますのであまり値切ってあげないであげてほしいところです。

 

足もバラバラにされていきます。

できました。

頑丈でしょう。

これで押しながら動かせるようになります。

運送屋さんにおいて、丁寧なものやそうでもないものもあります。

これで関東までお届けします。

 

内部にこと、このピアノで頭を悩まされたことを書いておきます。

タッチの潤滑性で悩みました。

各所問題ないアクションに状態とパーツの状態、それだけに悩んだというわけです。

分解してもまったく問題がありません、動かしても、薄く潤滑材をいれてもどうもだめ。

調整を手前手前にもってきたり、ハンマーストロークをかえたりいろいろやりました。

 

最終的に、底辺の潤滑ピンの交換を2列おこなって、鍵盤過重を5g分ダウンウエイトを落としました。

これでラインにのってきました。

ピアノピアノによって満ちていく過程が本当に違います。

同じ機種でもそう。

途中で何度も心が折れそうになりますがピアノのせいにしないで少しでも道をかき分けていくと少しづつ明るくなっていくようです。

 

入荷したYUXです。

もうお客様が明日見に来られる運びになって、スタッフがやったあと、少し手を入れておきました。

あまりに時間がありませんでしたので、ポイントだけかいつまんで。

 

YUXというのは、当時の最高級ラインです。

少し手を入れてあげるとグランドを超える鳴り方をします。

サイズも大きく、デザインもあちらこちらにスタイリッシュで、現代的な要素を兼ね備えたYAMAHAの当時の時代の隆盛の一つの結晶ともいえます。

タッチの潤滑をあげて、ハンマーの先端に音を集めるところまでやりました。

まだ本領ではありませんが、そこそこいけるかなと思います。

こちらも仕上がればちょっと音を上げてみましょうか、X系をお持ちの方や3型をお持ちの方は一度ピアノと比べてみてください。

国産ここまでできるよ、とピアノが言ってます。少し針をいれているとハンマーウッドも通常のラインと違いました。

 

逆にいうと、この時代、少しいわゆる「良い音、美しい音」というものをフォーカスしすぎているキライがあります。

美の響きは引き算の美徳から生まれる、加飾は虚飾、と考えると少し装飾的といえるでしょう。

 

あの時代のピアノがどうこうといわれることが多いですが、どのピアノも認められるべき存在感を必ずもっています。

YUXだから絶対に良い、ということでは決してありません。U1を弾いて等身大で受け止められるなら人の風評を気ににしてYUXを買う必要はどこにもありません。

ただこのピアノはデザインも含めて人をつかむのが相対的にとても巧い、そう思います。

 

 

前の板から音が出るデザイン。

機能性もそうですが、デザインもプラスになっているんだと思います。

 

自分自身明日のお客様は応対しませんが、どうなっても比較的お嫁入りが早い別嬪さんかと思います。

もし明日以降売れ残ったらご興味あれば、売れ残ったらというとあれですが、上記のように等身大として各々付き合えるものを手元におけばよいと思いますから売れ残ってもそれはそれで正しいということになります。

 

がま口きました。

かなり探し回ってなかなかありませんね。

工具をいれるわけです。

工具の多くはファスナーです。

これが疲れます。もういやになってきます。

ファスナー地獄です、何度もそれくらい、とおもって付き合ってますが、これだけでもう肩にきてしまってもう作業がつらいです。

結局何年も同じことを思い続けているなら、もう自分にもとめず外のものへ頼ってもよいだろうという距離をもったと判断しました苦笑

 

しかしおもったより口が開きません・・。

ポンとはいってパチっと簡単にしまる工具いれのようなもの何かあれば教えてほしいくらいです。

マジックテープは耳を傷めるのでこれまた大嫌いでファスナーよりとても使えません。

当初慣れかとおもってましたが、どうも何年たっても変わらなかったので変えていこうかとおもっています。

 

がま口は楽です!

でももう少しがばっとひらいてほしいのです。

ボディルーム

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今度は何かといわれそうですが・・・。

会社努めとして働く、組織で働く良いところもありますし大変息苦しいところもあります。

だいたいは息苦しいところばかり普段目が行ってしまいます、でもそれから抜けきってしまうと今度は外からの目線がなくなってしまってこれまた、それを自分で調整できる人はよいですがなかなか大変なように思います。

 

そこで、たまに思うことあります。

温泉はあまり行きませんが、まれにいくこともあります。

温泉の名地ではなくて、各所にある銭湯といったほうが近いでしょうか。

その中で・・・・

 

温泉施設の中には、あがって牛乳をのむところのあたりにくつろくスペースがありますよね。

ここで皆テレビをみたり、ストレッチしたりします。

皆リラックスして「好きなような過ごす場所」といえそうです。

 

 

好きなように過ごす場所。なにが好きなように?というと「体が」好きなようにといっても過言ではないように思います。

足を好きに伸ばして、人前でもひっくりかえれるスペースは世の中そうありません。

皆、きっちり背筋を伸ばして整えておくが立派と思われるわけですから。

とてもとても特別な場所に思えます。

 

 

このように会社の単位においても、本当の意味での保養施設、とまでいわなくとも、体の思うがまま動けるスペースがもっとあってもよいはずです。

しかし自分にはこういった場所はここくらいしか思いつきません。

皆お風呂上りににこやかです。

これはボディールームといえそうです。

どうも上記のような場所は休憩室と呼ばれるようで、ボディルームといえば、マッサージ室を意味することが多いようです

 

これからもっともっとストレス社会が来ると思います。

利便性を求めた結果、体にとって厳しい環境がどんどん増えてきています。

顕著なものはスマートホンの電磁波はかなり強力で、できるだけ手に持ちたくないほどで、ガラケーといわれるものよりはるかに強い拒絶反応を体がします。

 

萎縮した体はリラックスしたがるものだからそれに伴ったものが増えていかないとだめなはずです。

しかし、今では強い刺激で今のつらさをとる、というものがどうも多いように思います。

薬においても痛み止めなら体の痛さを問答無用でやめるようにするものですから、それは違うところの信号で発せられるか、体内に沈着するしかないようです、それに似たようなところがあるように思います。

 

それはともかくこういった温泉のボディルームの存在は以前からなかなか不思議なもので、比較的おのおのが「我がまま」であっても現代にとっては珍しく許される社交の場であるようです。

 

もう一つ、書いておきたいことがあります。

グランドピアノをもっているかたはご存知かもしれませんが、拍子木のネジというものがあります。

 

高音と低音の鍵盤の下に二つついています。

これをはずしてアクションをだしていくのですが、そのネジはミッキーマウスのようです。

 

よくする方法があります。

 

お子様は皆興味があって、興味の示し方は各々お子様によって違います

活発な子は、調律していてもがちゃーんと叩いてきます。

お利口さんは外で見てます。

それぞれ正しいわけです。

自分自身、そういうときは先に調整したりします。

また、調律をしているときにガチャンガチャン鍵盤をたたかれてしまうときはどうするか一つの方法があります。

 

お子様にとっては、中身は面白いですし、いろいろ触りたくなるのは仕方がありません。

ベストは飽きるまで触ってもらうのがベストです。

でもそうはできない時もあります。

 

そういうときは、このネジをはずすお手伝いをしてもうことがあります。

また、これは蝶ネジですから素手で外せます。

新しいモデルですと普通のネジですからドライバーがいります、このときがラッキーチャンスなのです。

 

ちょっと手伝ってほしい、このドライバで回してくれる?

と言ってみます。

すぐに飛びつきます、ぐるぐるぐるぐる結構まわさないととれません。

ドライバーはなれてなければすぐ外れますし、上から下へつきあげて回すので特に難しいのです。

この一筋縄でいかないことに熱中と興味を注いでくれるというわけです。

 

あと少し頑張って。

取れました。

とても楽しそうで満足げになって落ち着くことが多いのです。

その興味を体で使ってもらって、本人もお手伝いができた気持ちになるのでうれしくなって、静かにしておくというお手伝いも少しできるようになることがあります。

 

とにかくその興味を抑えるのではなくて放出してあげる、これが肝のようです。

つい大人は 〇○だから、こうだから困るでしょう、と理屈そえてわからせたくなります。

 

こちらのメリットも合わせればさらに助かるわけです。

親御様もそれを見ていてて嫌がるわけもありません。

本当は見せてあげたいけどこちらに気を使ってくれているというわけです。

 

少し大事なネタを公表してしまいました笑

しかしこれは笑い話を超えた、これも体の思うことを行動するというボディの満足につながることといえそうです。

出荷調整中

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二台のピアノ、行ったり来たりしておりました。

出荷前の2台です。

 

それぞれ課題が違うのですが、少しすすんではパラパラ弾いて、また違う方へ移動して。

 

なぜそうするかというと、知らぬ間に思わぬところへ進んでしまうことが多々あるからです。

そのためにアップライトもパラパラ弾きます。

 

調律師の仕事は、他の方々からはどうみられているのか。

今日も痛感したことは

 

「知ってるのか、やっているのか」

 

の領域が大きいということです。

 

「知っているのか、できるのか」

これは有名なピアノ教師の言葉です。

知っていてもそれを実行できるのか?

胸にささることがある人もきっとたくさんいるはずです。

 

調律師は、誰がやるのかで大きな違いが明確に出ます。

例えば10工程をする調律師と20工程する調律師がいるとします。

これは確実に後者が良い結果が生まれるといえます。

10工程をものすごい精度でやるより、後者が常に優位になりやすいです。

つまり、そんな工程があることを知っているのか、それをざっとでもいいからやっているのか。

 

まずもっていがんだものは直す、揃える。

これだけで相当のところへ一旦到達ができます。

 

C3は3本ペダルへ交換中プラスアルファ ディアパソンはベースアップ中です。

ディアパソンのタイプは録音で残しておこうと思っています。大橋タイプのディアパソンで良いものはそうそう見かけることはありません。

こちらでもUPしようか検討してます。

 

行き詰ると、とにかく少しでも確実に前へ進める工程(精度をあげたり)すると気持ちが少し楽になりますね。

グランドの中古品は未だメドがまったくたってません。

簡単にいうと、コレというものがまだでてきていないということになります。

 

今日の仕事

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今日は、新規のご訪問のお客様においてディアパソンのまだ購入10年未満の若いGPでした。

触ってみてまず重い、弾けない。

 

なんでもジャズで、本場海外で活躍される可能性もあるようで、色々とお話しきかせていただきました。

基本的にインプロバイズで弾かれるとのことで、こちらのピアノをお家へもってくる予定で下見を行ってきました。

 

これでは鍵盤をおろすという行動自体にエネルギーがいりすぎます。

それ以上に一度弾き始めるとその負荷に気を取られてしまいすぎるキライがありました。

実は鍵盤上面に指を触れたとき(底に下がりきっていない間にその空間があります、つまりピアノのタッチの質自体に相当左右されえるということになります)に人はインスピレーションを得るところがあるから、というわけです。

 

 

また、音荒れがかなりきつくなってきていたのでそのあたりも処置していきます。

まだまだ新品のような雰囲気をもっています。

新しいピアノこそ、割と一気に弾き込まれるとなんとも荒れやすい傾向があるように思います。

 

 

アクションをもってかえって。

 

 

今の製品は滑り止め加工がなく、すべりやすい仕様になっています。

ここにスカッチをいれて、タッチに「止まる感覚」を出していきます。

黒鉛のような黒ズミもあります。

 

本来のディアパソンの美徳を十分感じてもらえるよう整備してお渡ししたいと思います。

何かご縁いただいたのですから、自分のできること、でお返しするつもりです。

 

こちらは出荷のディアパソン。

作業が進めば、もっと個性的になってきました。

 

タッチを出しているところです。

ハンマーの高さが違うのはどのあたりに設定するかを決めていくからです。

上に上がると、直接的でやや古典よりのタッチに、下になると余白がでてきてゆとりのあるタッチに、やや呼吸が深くなります。

アクション出して、入れて何回も。どのあたりが良いかな。

 

こういった個性のあるタイプに関していうと、多少の誤差がものを言ってきます。

縦に音が出るピアノで、ちょっとしたことが大きな変化になります。

 

どこまで響きを作っておくのか。

これは難しいことです、ある一定の口当たりも必要なので横への動きも作らないといけません。

しかしYAMAHAにようにどんな方向でもある程度ピアノが調整してくれる幅がありません。

 

今日の晩にある程度、方向性をきめて一旦それでタッチを揃えることにしました。

どうなりますやら。

 

時を感じて教えてくれるもの

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今日は、本物のオールドジャーマンピアノでした。

古くて良くなるピアノ、良い材料をうまくかみ合わせて良い設計思想をもって作られて保管されているピアノ。

 

100年以上前のタイプです。

アクションも現代とは少し違います

 

「良い音がするので」と。

ご紹介でお声かけいただきまして、お伺いさせていただきました。

 

調律師も、どちらかというと国産の製造されて50年程度までのものが仕事の多くを占めます。

しかしピアノ自体は、とても長寿なもんですから、人よりはるかに長生きでふとその盤上に指を落としてみて、その枯れた音と音の樹木の間から光が差し込みが雅な音

 

これが、これこそが音楽が歩んだ歴史とともに常にその傍にいた楽器であると、大きなフォルム全体で力いっぱい豪快に語るのです、そしてそれが結局なんだというと博愛につながるかのようなもの、この時代になるともう向こうから語ってこない、ただ微笑んでいるだけ。

 

ざっと弾くと、まだまだアクションメンテナンスは行き届いてなくて大変弾きづらいですし基本動作として問題があるところがあります。しかし、なんとも枯渇した味わい。

内部のアクション。

ハンマーもパンクしていました。

このフェルトの密度の濃さ、高級生地に使われるような上質なものが、ピアノハンマーに使えた時代なのかなと。

巻いて応急処置します

象牙、黒檀鍵盤。

調律はじめます。

ただ、これだけの時代のものになるととにかくゆっくりピッチをあげていきます。

とにかく最小の動きでこっそり介護のように動かしていきます。

 

アクションを出すのんもオーナーさんと3人がかりで。

スタインウェイに近い構造でした。

アクション。

ネジまわせば簡単に調整できるものがありません。

つまり寸法あわせるのに、フェルトを交換したりと大変手間になります。

即戦力になるようざっとハンマーの繊維をペーパーで整えて雑味を一気に取り払います。

この時代のものもハンマーをフェルトを巻き直したりと、修理もできますが基本的にその100年前のハンマーをそのまま整えて使う方が良い音がでます。

100年前の本体木部。

 

鍵盤蓋はスタインウェイ式のタイプ。

響板に音を集める方式が取られています。

つまり、音をバカおおきくとる設計ではありません。

木材の良さを響かせるため、金属の干渉の設計はありません(現代の多くは共鳴させます)

あれ?

何かの音に似ていない?

そうべヒシュタインにどこか似てました、すると・・・。

同じようにすべてアグラフといわれる部品で止められ、高音まで余計な響きを取り除く設計。

そうスタインウェイによって遠くて音を届ける設計がたくさん考案されました。

 

ぜひイベントを企画して使ってくださいとのことでした。

もう少しメンテナンスが必要ですが、鋼鉄のタッチは無用のピアノでした。

古いピアノというのは、こういったタイプのもので30、40年前の日本のG3やC3などを指しません。

 

オーナーさんからお話しを聞かせていただくと、会社のオーナーさんとのことでいろいろとお話しをきかせていただきました。

専門の技術会社にようで、その道の現代のエンジニアでは

 

「アッセンブリ交換でしか仕事ができない」と人が中途採用で入ってきてはすぐに使えないと。

 

つまり「修理」ではない、「部品交換屋」でしょう。

とのことでした。

修理というのはそうゆうことではない、と。

ピアノも同じで、この時代のものは部品を作るところからしないといけません。

 

例えばアッセンブリ交換となった場合でもどういった意識でそれをつなげていくのか、それで大きなピアノの方向性の分岐点になってしまいます、では、「修理人」としてありたいが故そうするのか、というと自分はそれもとても変です。

どうもこの段階で業界の空気が停滞してしまっている気もしないでもありません。

 

現代は現代ですばらしいものができています、しかしまずどんどん商業的に成功しないと何もできないという厳しい状況に追い込まれているのは間違いなさそうです。

 

もう部品がありませんが、同等のようなものを作ったり、銅線からスプリングを加工していきます。

 

 

前後にカプチーノを1杯つくっていただいて。

ご紹介していただいたお客様がこられて、はたまたお手製カプチーノを作っていただきました。

でもカプチーノをここでUPして、お客様のお家でハートマークの泡ができてました!とかいっても仕方がありません、それは他の方に多くの方々へ任せたいと思います。

 

おそらく、こういったピアノで弾いていくと、勉強になる、というのは弾くのは何がためか、と思ってしまうのでそうはいいたくありません、普段からスタインウェイをホールで弾く準備のためにだけにスタインウェイをもっても仕方がないと、感情の投げかけが楽器とできるようなると、そうはっきりと感じさせます。

 

現代のものは国産であれドイツ製であれ、口当たりがやや良すぎる気がしました。その中で技術者も口当たりの良さの中でのせめぎあいに飲まれていってしまってはいないか、そう問われた一日でした。

 

色々な出会いをいただくのは本当に思わぬ「その時」だと痛感しますね。

 

 

最近の訪問にて

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今日は、声楽の先生の所有で伴奏用のC3Bでした。

こちらは今から出荷していく展示品と同じタイプで、同じ機種でどういった差異があるのか、そういった観点で今日は向かいました。

もう11年目の調律で、長くやらせていただいています。

 

 

ピアノやお部屋へはいって、空気や物の並びや色合いや、楽器以外のものからも11回目にもなりますが、お部屋にはいるのは11回だけともいえます。ですので1回目、どんな気持ちでここにたっていたのか、またどれだけの仕事をしていたのか、いろいろと回想されるものがあります。

 

 

そうです、一回目ご訪問

「タッチが重いんですよねえ」

と。

以前の調律師さんから「C3Bは重いですから」といわれたとのことですがそんなことはありません苦笑

回転軸の汚れと整調の整合性を整えれば変な癖のないピアノで、朗かな華、光沢、Gの良さとCの華が融合できていた時代のものです。70年代のC3になります。この時代は媚びがすくなく、こうしてやろう、といった恣意的なものが少ないですから、弾き込んで一層付き合える時代のものです。

悪いえば以後のタイプはできる材料と設計においてギリギリまで伸ばそうと、いわゆる「良い音」を追及するが故、おいてきてしまったものもあるかもしれません。

深くつきあって、そういうことか。そういったものがあります。

少し話が飛んでしまいますが、とにかく安くて良いもの、といくと当時の状態が良く、上手に内部の整えてあげさえすれば当時のG2,3が隔絶して値段以上に良いものが買えます。

 

半防音室仕様のC3B

 

今日は比較的ピアノと向き合えました。

そういったときは自身の体も響体のような感覚になります。

そうなろうと思うと、ああしようこうしようと思わないことが条件になるようです。

 

チューニングハンマーの右手からはいってくるものを体一周ぐるっと巡って右手からでていって音になるといった感じです。

だから「自分の音」にというわけでしょうかね。

不思議な事に非常に豊かに響くようになります。

 

70年代になるとピアノは先輩のような感じです。

時代の空気をピアノが吸っているもんですね、不思議なものです。

 

 

次は、非常に有名なメソードの先生で、大先生になる先生になるのですが、こちらでは

メソードでは「音楽を通して学ぶ」といったものなのよ、音楽は。

そういわれました。

 

ピアノはYAMAHAのGPでした、今回はじめてお伺いさせていただきました。

分解しては、当時の木材の組みや材質をみてもらって。

かなりストレスがたまっていたので、ざっと全体調整をすることをおすすめして。

 

調律中、一冊の本が目に留まりました。

「面白そうな本ですね、写真とらせてもらっていいですか??」

 

「読む?貸してあげる」

 

 

海外では音楽を通して学ぶ、といったもののようです。

先生の冒頭に言われたこととつながるものでした、借りてきました。

 

自身は音楽は音楽なんだから、それに対して等身大でとらえたいと常に思います。

でも振り返るとそういったものがあるのかもしれませんね。

 

さあ秋口はどういったことで自分の等身大として拡大されたところの「今、盤上に落としたいもの」自身と相談して決めたいところです。

 

書いていて、思いましたが70年代のG2.3でも展示してもよいかもしれません。

ノンオーバーホール品でも相当のところまで仕上がります。信じられない程お安く良いものになりますよ(Cは同じ時代のものでも認知度が高く幾分どうしても高めになります)

結構同じこと何回も書いているので自身でも、まだまだそのあたりの認知のされ方に納得してないようです笑

展示GPがほとんどなくなってしまったので捜索中であります。

動画という手段があるのでネットで本当に発信がしやすくなりましたね。

 

最後に、会社の帰りにガソリンスタンドへ

おつりの精算機でおつりをだそうと、レシートをいれているところ

 

「きれいな手をされているんですね」

と声を掛けられました。

 

「ああ〜、よく言われます笑」

 

15年ほど前からですかね、よく言われるようになりました。

お手入れしてるですか?(してません!傷一杯です)今年はいってすでに何回かお客様から・・。

 

体調の良いときの方がどうも滑らかなようで、そういうときに言われるようです。

手をUPしてもしょうがないので、UPしません。

音をアップします・・。

在庫も少し減ってきました

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秋にはいって、ピアノの方が動き始めています。

こちらはC3B、先日少し秋にはいって身に来られる方もでてくるかとベースアップをしていたところちょうど弾きに来られて、お決めになられました。

お子様とこられるケースの多くは、早い段階で素質が前にでてきている早熟なお子様が多いです、最近はほとんどそうなってきています。

今回は「C3」という形ありき、というお探し方ではなく、他のピアノと比べて決められました。

 

 

こちらはKAWAIのGSですが、こちらもかなり引き比べられてかなりお悩みの感じでした。

KAWAIのよいところは、どこまで弾いてもやはり音質、荒れにくく、音自体に魅力が高いところがあります。

タッチは幾分重めといわれますが、調整次第で幅がとれます。

なんでもかんでもKAWAIが重くてYAMAHAが軽くて、という単純なことでもありません。

また、実際の鍵盤重量を調整して直るもの、直すものでもない要素が同時に存在します。

 

下はKAWAI

 

イースタイン B型

形ができてきました。

美しい外観とともに、ワイン色にワインのような熟したコクがあります。

ディアパソンやシュベスターといったピアノが他のピアノよりお好みならば、イースタインはいいですね。

 

全体像ができてきています。

まだ鍵盤まわりの処置やいろいろとありますが、お問合せいただければ、数日あればだいたい試弾してもらえるところまでだいぶきています。

 

先日の記事でかいた場所です。

合間で業者さんに塗装してもらった外装の手直しの研磨をしました。

20分ほどゆっくり研磨して仕上げを当てれば、このように完ぺきな艶をつくることができます。

 

展示台数が間に合ってません。

卸会社、数社にアップライトとグランド、両方問い合わせしましたが、グランドは今ピンポイントでほしいものがなく、もうすこし調整時間がいりそうです。

 

グランドは要望の多いCか、本当に状態の良いGを数台の中で選んで入荷するかもしれません。

ボストンは台数が少なすぎ、また、販売予定の価格と比べて、少し仕入れの値段が高すぎます。

 

グランドにおいては特に卸会社で仕入れるメリットがあります。

実際数台の中から弾いて、アクションや本体を触って選べて、確実に良いものが入ってきます。

 

会社として仕入れる以上、趣味ではいけませんので自分の意向も織り交ぜながら、お客さんはもとより、関わったすべての方々に喜んでいただけることが理想です。

 

アップライトは KAWAIのかなり新しいアップライト一台 とYAMAHAの YUXという最上位モデルを入荷する予定ですすめています。こちらはX支柱といって、中古品の中でも常に人気のタイプです。

YUXは以後のUX3などのタイプと設計や使用部品なども違います、YUXの方が幅広く音楽に対応しやすく、本体鳴りの調整までおこないますので仕上がったその性能はアップライトの背丈を超えた鳴りが白眉です。

 

購入に興味がなくとも、ご興味あれば仕入れ会社へいっしょに遊びに行きたい方おられれば、一部の会社さんへはご同行可能です。

お声かけください。

ピアノを売却をお考えの方は、一度お声かけください。当社の希望のものに近いものであればかなり高価にとらせていただくことも可能です。

 

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