ヤマハG3Eおすすめです

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今日は、もう早くしあげてしまわないといけない中古品展示用のG3Eをしてました。

このピアノは、80年頃のものになるので、ちょうどC3と数年しかかわらないのですがCとGとの差があります。

 

また内部の違いのウンチクはまたご報告させていただくとして、CシリーズとGシリーズ、単純にハンマーが違うとか弦が違うとかそういった末端の要素ではなくて、設計が違って音の放射、というか光射の角度やスピードも違うので違う楽器ともいえます。

そのG3Eへ修理を終えたアクションを本体へ組み込んでいって、外装を手分けして仕上げにかかっていました。

こちらのピアノは、弦、ハンマーなどの大がかりの部品は交換していません。

正直なところをかきますと、なんでもかんでも交換してよいものを展示したい気持ちはいつもあります。

しかしそれには大変な人件費(自分の実働もそうです)と部品代がかかります。結果定価もあげていかないといけません、そうなると商いとしてそれでは成立しにくいところがあります。

そして今回は基本的にオリジナルの弦やハンマーを使いながら摩耗品は交換してタッチを底上げする。そういったコンセプトです。

 

このピアノ、相当良いところに届くかもしれません。

弦やハンマーを変えていない状態のG3Eとしては最高のものになる可能性を秘めているかもしれません。

奥の蔵からホコリをはらい、ここにあったかと慌てて取り出してみたら、綺麗に当時の芸術品が見事な状態でのこっていて、今新しい空気を吸い鼓動をしはじめた、そんな雰囲気、といえばいいすぎでしょうか。

 

今日も、よっこらせと、さあやるか。とアクションを入れて土台を新人のスタッフにやり方と二人で検討しながらすすめ、弦にたいして素直にアクション動作が反映されるよう定石をうつかのように1から調整をはじめてました。

まだまだ調整の序盤ですが、もうタッチと音がここまで到達してる。そんな感触なんです。

心臓部の響板とアクションの接点がとてもよく、音の振動伝番がとても早い。

 

 

明日は調律とその他の調整を組んでいきますが、この先どうなるのか。こうおもわせるピアノは多くはありません。

どちらかというとピアノが優秀だとこちらが浮足だたないようにという気持ちになってくるものです。

 

 

まだ調律もおわってませんし、やること沢山ありますがお客様の調律訪問先のG3も含め、おそらくOHしない同年代のG3Eとしての性能としては最高のものになると思います。

 

また完成すれば先生にきてもらってリアルな感触でその感想を動画におさめてみようかなと思っています。

宣伝になりますが69万円(税別)のワンプライスでご提供の予定ですが、弾いて選んでいただきたいですね。

 

過去の勉強を振り返って

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先日、連休中ですが、本棚に昔、大学の受験のためにつかっていた問題集などがでてきました。

現代文の問題集なのですが、パラパラとめくっていくと少し解いてみるか、という気持ちになってきました。

難関大学対策や私学上位クラス対応はたまた入門クラス・・・本当にすべてやったのかうたがわしい痕跡ばかりの本でした。

 

5つほどの評論の問題を解いていました。

色々と感じさせられました。

まず、以前の自分と今の自分の思考の差異はあるのか。

癖というものは根深く、問題集を読むと問題集の読み方になっている自分に気づきました。

すぐに文脈からできるだけ客観的読まないと、と、文章を読んでしまいます。

それを見た今の自分が、以前の自分の思考ルートをたどって考えていることを感じました。

一瞬タイムスリップするもんなんですね。

 

少しやっていると3つめくらいより、以前の自分より遥かに解決にむけてのプロセスを立てれることに気づきました。

今何が足りてないのか、じゃどうすればいいのか。何からやってくべきか。

どれくらいのスケールで自分を測定して、日々何をしていくべきか、を立てれるようになっていた感覚がありました、ただあくまでこれは感覚であって、それを続けたからといって間違っている可能性は相当あります。

 

ですが、そういうこと、そう考えること自体というレベルの範囲ですが、少しできるようになっていた気がしました。

以前はとにかくがむしゃらにしてました、できないことはセンスがとどかないのだろう。割り切ってました。

そのプロセスは外的なものから得ようようとばかり思っていました。

つまるところ、自分で遠回りして得ようとすることが地力につながる、いくらどんな先生に教えてもらっても最後の説得力は自分の中に宿すものだ、宿した情感をただ前に出したい、それだけということも少し学んだ、その後の年が教えてくれたように思います。またその経験から外的なもののせいにしても結局自分はかわることはないということ。

(しかし早熟な学生はそういったいわゆる論理的な思考、客観的に自己を見れること、それらを早い段階で身につけて狭い門にふるいにかけられて残っていくのですから大変なことだと思いました。

それなりに問題集のレベル別で難度の高いものは、文章自体がむつかしいものの選択肢で選べる問題は割と単純で間違えにくかったのですが、かなり難関のものはさらに記述させられるので、いかに要約して文章にするのか、またこう書けば絶対×にされないだろう、というところまでもっていかないといけないというのはまたこれはかなり練習しないとだめそうです、さらに時間制限もありますがら曲芸にも似てます)

 

ただ、やはり知識に対しての欲、情報欲、知的な刺激が心地よいと思う快感や楽しさをもっていないとダメかもしれませんね。当時の自分はそれは少なかったはずです(笑)

先日のオリンピック選手が「意識の違いが結果の違いです」と言ったそうです。言い得て妙といえますね。

やはり導入の段階では方法論より、その心地よさを伝えてあげたりその時間を作ってあげることが「意識」の拡大につながるように思います。

 

 

先日、ディアパソン183Eの調律でした。

少し前のディアパソンGPですが、結構このピアノの状態が変化しやすいです。

季節の変わり目や空調まわりの入れ始めなど、かなりかわってしまいます。

今日も以前調整し終わった状態を覚えたまま、ピアノにさわりましたが、その時の自分の感覚を疑うほど変化していました。

ただ土台をちょっと合すだけで急に音をだしはじめます。タッチを出していくと急になめらかさを出してきます。

最終的に、当時の感覚が間違いでなかったことを感じて、先生へ弾いてもらいました

月光の三楽章を弾いていただいて、以前のディアパソンの豪快さとその音色に納得させられました。

きちんと調律時に全体的に調整してもらわないと音が悪くなりやすいかもしれません。調律も安定が少ししにくいですね。

またディアパソンのGPは機会あれば入荷していきます^^

 

最後に。

ヤマハ G3E 中古展示の分ですが、めちゃくちゃ遅くなってましたが少しづつ終わってきています。

こちらは入荷前に検品できましたので、自信もっておすすめできるG3です

 

綺麗な木部で、こういったところに環境の優劣の差がでてきます。

張りかえたクロス類

 

 

ご来店されるお客様の中にはCとGがあればGは弾きもされない方すらおられます。

めちゃくちゃく勿体無いことです。

その響板を中心とした音の発生の仕方はナチュラルで、家で楽しむならGの方が優位と思います。

これから最高のGを求めていきたいところです。

試弾きは来週中ごろでしょうか。

お値段は69万円とCよりはるかにお安いです

内部はクロス類の消耗部品以外はオリジナル部品で、長くつかっていただける状態です。

そういえばBECHSTEINの代理店の方が「スタインウェイにドイツものは人気はいかれてしまいますが、とにかく自分の感性を信じて一度BECHSTEINを弾いてください、お家のお部屋におかれるなら絶対負けないと言いたい」といってました、2台は全く違う設計なので好みはあるでしょうがそれに近いですかね(笑)

自然としてのピアノと

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先日野外の調律でした。

この時間は、早朝4時ごろです。

静まり返ったグランド。

早いのは苦手です。でも夜明けの透明感と空気は一日で最もすばらしい時間だと15年ほど前に気づきました。

 

自然であること。ベートーベンも自然であることがもっともよいということである。そんな言葉がありましたか。

調律も自然であるべきです。

ああしたいこうゆう音にしたい。そうゆうものがあってこそ調律師をやっているわけでそれがなければ人のピアノを触っても邪魔するばかりではないかとは思うものの、相手は音であり、やはりこれまた自然なようなのです。

 

いわゆる論理的という言葉は左脳の働きの領域のようです

ピアノは本体設計、精密なアクションも当然、それは高い論理と実現するための高い工業力がいります。つまり左脳としての働きが大変必要であるといえますでしょうか。

また、楽器ですから右脳の領域で演奏されるわけです。

 

自然の中で調律すると「論理」という言葉の周辺は静まります。

まるでそれは一部の視野の範囲であって時にそれはとても小さな範囲での狭い視野でしかなく、自然はもっと広大で人の知性を超えた領域、だけど極めて親しい目の前に常に存在する、その自然の中で調律するんですから呼吸は深くなり音は深くなる、当然かもしれません。

 

 

伝えたいことに対しての良い写真ではないのかもしれません。

しかし当初は眠くてしょうがありませんでしたが(笑)20分すればもうピアノと呼吸が合ってきます。

ピアノに対して野外は厳しすぎます。まして夜明けなど大変です。

状態が変わる、ピアノの変化が大きい、その理屈だけで野外で使わないのは本当に勿体無いことです。

そこに集まって聞く人がいてる、ピアノの本来の役割が与えられているのですからね。それ以上の理由は本当はないはずです。我々の大切な役割の一つを飛び越えて他に何があるか、それは身から出た錆ですらあります。

 

次第に、後ろにいている裏方スタッフさんにも、この自然と自然の連鎖の混然一体となったNatureな感覚をとどけたいと思い、それ故何も考えず鍵盤に指を60分落としつづけました。

ピアノも自然の呼吸をしてくれたのか良い音が入りました。

 

本当の意味で調律とは…

特別な時間でした。

 

オリンピックも

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どこでもオリンピックの話題が多いですね。

会う先生型もその話が多く、中でも「応援したいけど接戦は見てられないので、見ない。結果が出てから安心してから見る」そんな方もおられて、それでは面白くないでしょう(笑)などの会話をしていました。

 

感じたことは、日本人選手 柔道やレスリング…外国人選手とは雰囲気の違いを感じます。

外国人の選手はセンスを感じさせ、軽さや柔軟性、また楽しんでいる、ということも感じさせました。

日本人は・・・

特に柔道は、野武士を思わせる雰囲気は異彩を放っていたように思います

愚直にただ底辺を積み上げようとした、結果としてゆるぎない力を感じさせました。

現代、薄くなったその気風を存分に感じさせてくれました。

日本選手は試合をすすんでもバテず、最後の最後、一押できるのは特徴的に感じました。

 

また、どうしても対国、ということを意識させられますが、選手間はおそらく相手に対して対国感はさほどないのではないか、常に敬意を抱いているのではないか、答えは簡単でどんなすばらしい試合、また、スポーツをはなれますが盤上で言われる「神の一手」と呼ばれるもの自体、相手がいないと何も成立すること自体ができないわけですからね。

 

斑鳩店では中古ピアノのラインアップを調整していっています。

C3も形になってきております。

木目系のピアノもふえてきております。

これはグランドの調整の最後の方仕上げ調整に近いです

ひとつひとつ弦をはじいていきます。

弦とハンマーの関係を最良にしないといけません。

響きがタイトに鳴ることが大切で、こうすることで音の深さと鳴りが変化します

ハンマーの先端を研ぎ澄まします。

当店では出荷時にすべてのアップライトへも行っています。

着々と秋にむけて準備していっております。

 

オリンピック選手のような、研ぎ澄まされた敏感な感覚とゆるぎない底辺を感じさせる技術者がいればすれは同じくきっと大変な優秀な技術者ですね。

ご納品後のピアノ 入荷情報など

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今月は、以前ご納品させていただいたピアノの一年後の調律などが多い月になっております。

蓋を開けて、鍵盤をさわるとき。

かなり緊張感をもって触ります。どうなっているだろう

 

このとき、状態が落ちが大きいと相当精神的にこたえます。

環境の変化と新しい部品の適合の問題が大きいのですが

 

ピアノが良い状態を保ち「毎日楽しくひいている 以前よりピアノに向かう時間が増えた」などが一番嬉しい言葉なのです。

責任感だけで仕事していては体ももちません。

 

今回も、出荷の部品交換のレベルをどこまで、どういったところを交換するか。

大きな課題をもってかえってきました。

 

中古の商談で

「この部品はまだまだ使えますよ」

よく口にされる言葉です。これは嘘ではありません。例えば弦なども相当長くピアノのミュージックワイヤーは使えますし、ハンマーもある程度のところから固まってしまってからわ少しづつ消耗していきますから、弾き方次第の要素が大きいですが、それなりにもちます。

アクションのクッションの役割のものも、車のブレーキパットのような消耗というより、2mmあるクロスがまったくなくなってしまうということはあまりありません。

 

下の白いクロスに汚れがたまっています。また、弾かれて硬化してしまいます。

しかし、この2mmのクロスが完全になくなる、ということは相当弾いてもほぼありません。

が弾力がなく、タッチをそこなった状態で、音も固く細く感じられます。

 

当店では、半年、一年後の新しい部品、クッションのあるものが固まってピアノのなじんでいく過程でピアノの状態が変化する(一年後、調律のときに調整を取り直さないといけないので相当の手間が必要になります)なぜ細かいところまだまだ使えるところを変えていくかというと

タッチ目線、音目線で交換をしていっているからと思ってます。

つまり

「まだ使えますよ」

は正しいのですが、クッションがカチカチになってタッチに弾力がなくなった状態、鍵盤がガタガタになって弾くたびに力ぬけをおこして、弾いていて楽しくない状態になっている状態では、それはもうピアノの美しい発音が得られる状態ではない

「毎日弾いていて楽しい、買ってよかった」

という言葉を継続的に聞けることがなくなるからです。

これは技術者のこだわりやわがままではなく小さなお子様からプロまで実際の感触としてすぐの感じられることです。

 

具体例を一つ

これはアクションのセンターピンというものです。

ピンなのですが、これがアクションに多くの場所、回転軸になります。

これは、回転するほどに包むクロスに必ず金属汚れが溜まったりしていて、そのままつかっても、それこそ「まだまだ(ふつうに使うという意味では)使えます」の典型です。

特にグランドピアノに対しては、必ず数か所を全て交換してあげる必要があります。タッチの潤滑、音の明確さに圧倒的な結果をもたらすのですが、実はこれは調律師の中でもそれほど普及していない考え方の一つですし、量販スタイルではここをいちいち交換していては採算性が一気に下がるということが挙げられます。

グランドのアクション。

展示のC3の修理をしていました。

グランドのサポートアッセンブリ

 

交換前の状態。

何回も回転運動をしていて、クロスはよごれて、ピンもサビています。

 

交換後

これでタッチの腰がスムーズに動いたり、初動が早くなったり音の立ち上がりが明確になります。

このような場所がピアノには沢山あって、一列交換するとだいたい3万円の相場です。

こちらはC3の中古のピアノの分ですが、3列分 88箇所×3箇所を交換しました。

どこまでやるか、というのは本当にむつかしいですが、それぞれのピアノに対しての仕上がりの状態と照らし合わせてやっています。このピアノ、メーカーだからここまで、という感じではありません。

 

 

今月すでに数台、納品後の調律にいかせていただいて、調律というより調整ばかりしていました。

調整も体制がわるい状態が多く、一台ある程度直して、おわるとぐったり疲れてしまいます(笑)

また使用する部品はできるだけ、多少高価でも自然のもの方が弾力性がもっていて復元力があって好ましいことも痛感いたしました。

 

近畿圏あたりでは、お近くの方と日程合わせていただければ出張料を調整いたしますのでぜひとも調律のご依頼をお願いできればできるだけ調整対応いたします。

 

さて入荷状況です。

YAMAHA u100Wn 消音、自動演奏つきです。46万円(税別) 98年ごろのピアノ

ヤマハ 木目 艶消し コンパクト 消音 すべての要素みたした一台です

空いた時間がすこしクリーニングしていました

まだまだ外装を修理していきますがまだ若いですから綺麗です

専用椅子つき

小さいといっても1型というサイズですので、全ての曲を網羅できるサイズです。

木目系は、いつ次はいるかわかりません。

ご興味あれば、お声かけください(現在整備中です)

 

お盆もぼちぼち仕事をしております。

メールでの応答はできるだけ対応しますのでご連絡をください。

 

18日まで休業です、よろしくお願いいたします。

ご納品 ピアノ貸出 他

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80年代のC3のご納品をさせていただきました。

1年かけて新品も含めていろいろとみて回られたようでした。

ざっくりですが、10年刻みでかなりC3も趣が違います。

豪快さと、健やかな美しさをもつ美音。

まさにコンサート仕様の「C」といった感じで、この後10年弱程度にでてくるモデルのやや現代的なメタリックな要素はほとんどなく、伝統的なYAMAHA、日本のモノづくりを感じさせるところがまだまだ残っている気もします。

 

アマチュアで演奏される方ですが、ショパンに傾倒してからどんどんのめりこんでいかれたようです。

このパターンは結構多いですよね。

 

音色を反映したのかどうなのか、お部屋に着地すると王者のようなオーラを放つかのような雰囲気でした。

下手な5型以上の音をもっています。

ここの部屋で「コンサートもしたい」とのことで、ライティングも工夫され、雰囲気がでていました。

 

 

最後に購入動機としてのご質問で

「グランドとアップライト、どのような違いを感じますか?」

と質問させていただきました。

「ピアニシモの表現ができないように感じる、やりたいのに音にならないというか」

とのことでした。

 

 

この年代のC3ばかり仕入れていて、今も一台展示のため修理真っ只中ですが、いつも答えてくれる時代のものです。

きっとご自慢できるピアノになっているはずです。

ぜひ先生にも弾きにもらってください。

 

 

さて、その入荷したばかりの80年代のC3、再生中です。

弦まわりの処置です。

汚れを落として、サビを落として

 

これは自分がしていた作業です。

ピアノは、弦が振動し、駒につたわり、駒から響板へ伝わります。

弦から駒へしっかり伝わらないといけません。

弦をうちおろして、密着をよくします。

 

その道具で、ハンマーのシャフトの部分のシャンクという部品を使って、叩いていっています。

ここで興味深いことが。

 

下は、左がレンナーというスタインウェイをはじめ、一流ドイツメーカーなどが採用するアクションメーカーの少し前のシャンクです。

右が現在の国産です。

 

写真でわからない、とおもったのですがこうしてみると右の国産がなんか荒れて、材料として荒い感じが見て取れます。

 

これをつかって、弦をうちおろしていくのですが、国産は一瞬でポキっとおれてしまって使い物になりませんでした。

レンナーは・・・一台つかってもびくともしませんでした

それほど、木材がしっかりしています。値段も非常に高価でものにより何倍もします。

しかし再生作業のとき、適材適所、純正とドイツ製をつかってあげることはもともとより再生でUPできる要素がすくなからず存在します。

 

だいぶすすんできました。

アクションの調整になんとか今日はいれたので、修理をおえたアクションと本体はフィットし、音を確認できました。

 

今回の80年代のC3は、いつになくバランスが良いかもしれません。

また、ハンマーがあれていない状態でしたので音荒れが少なくさらにまとまりもよいです。

知性的なC3になってくれればうれしいですね、今から大きくかわっていきますのでまだまだ全貌が見えません。

ただ同じ技術者がすると同じ傾向がでてくるというのは必ずあります。

 

 

最後は、、今日はピアノを放送局へ貸し出していました。

YAMAHAの85年製造程度のU1にしました。3型は必要がない、それが事前にわかってました。1型が適切。

前日、音色を作って今日、お伺いして調律しました。

 

「音がねえとっても出る。そしてとても弾きやすいです、ありがとう」

 

「実は、2年前調律させていただいていてお会いしてましたので、どんな趣向か少しわかっていたので、、、できるだけ軽快に、すぐに音になるようにしたつもりなんです」

 

「ああー!そういえば」っと自分を思いだしてくれました。

 

弾いてもらってよければすぐ顔にでますし、音にでてきますし、うまくいったときは喜んでいただいけるのを直接聞くことができます、大変ラッキーな仕事です笑

 

さてお盆休業まで仕事をまとめていきたいと思っています。

スタインウェイ

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昨日は風邪をひいて、完全にへばって家でゆっくりさせていただいてました。

お客様に「色々仕事かかえても、やはり大切なものは体です」

と言われたのが身に染みました。普段あたりまえのことができませんが、普段贅沢すぎるんでしょう煩うことができません。そういう意味では健康的な面もあるのかもしれません。

形あるものが喉をとおらないものですから栄養ドリンクをものすごい飲みました。

 

さてそんな状態で今日は・・・。

今日はホールでした。スタインウェイの調律です。

沢山のホールにスタインウェイが納入されています。

 

STEINWAY&SONS フルコンサートD274 押しも押されぬ世界最高の名器でありつづけて1世紀以上でしょうか。

 

 

この楽器は、自分自身「華やかな楽器」という印象はあまり持ちません(ハンブルグ製)

普遍的な音色 楽器そのものが音楽性を備えていること ボディ全体で音を出すが故、演奏者を包んでいくれる安心感。

 

最も特筆すべきなのは、「音色の普遍性」と思います。それがまた万能性に通じていること。

 

「音色の良いピアノ」という意味では他にも沢山あります。

 

 

スタインウェイをさわるとき、留意するべきところが色々とあります。

そこをおさえておかないと、組あがって外装をつけた時、すべてひっくりかえってしまったりします。

でも技術者の中でもそこばかりが人歩きしてあればだめこれはだめ、と机上のことがすすみやすいかもしれませんが、それも踏まえて一つの楽器として付き合う。それが大切に思います。

 

今日はパパッとさわってみて。

メロディーラインの音がとても不明瞭でこれはちょっと明日の本番には使いづらい状態になっていました。

この楽器は、本体すべてで音を出すという、つまり音抜けをしてはダメなもんですから我々の仕事もごまかしがききません。調律師であり調整師でないといけません。

 

ここのねじ0.1〜0.3mm程度のせめぎあいでメロディーラインの音がくっきり明確にもどります。

「どこそこにあるスタイウェイはいまいちね、やっぱり洋物は個体差あるね」

とついいわれがちですが、スタインウェイはすべて名器たる要素を含んでいて、調整不足の可能性が大きいです。きちんとやればすべてすばらしい一つの楽器になるはずです。

 

 

調律も構造上(ギターでいう糸巻き)が特殊な木材の組方の構造で、非常に調律がしやすい構造になっています。YAMAHAは素直ですが、素直すぎて逆に遊びの幅がないというのか頑固なところを感じますでしょうか、このあたりも日本的といえばそうなのかもしれません。

 

 

とにかく前の仕事がおしてしまって、渋滞にはまってさらに遅刻でした。

ホールの仕事は時間の延長が効きづらいです。

調律時間はだいたいきっちりきめられていて、その後の舞台のうごきや準備もありますので、作業の遅延はいけません。

 

今日も制限時間一杯でした。

本当はとても付き合いやすい、親しみ、人肌の温度を感じさせる楽器のはずです。

全ての音域のおいてイーブンで人の音楽性を育ててくれる感受性豊かな楽器に思います。

巨大ホールを満たすための音鳴り、華やかをよくピックアップされるのですが鉄の鋳物を感じさせる楽器ではない、楽器らしい楽器と思います。

 

 

当店でも中古一台でも展示していきたいところですね。

この楽器こそ調律師の音楽的素養が試される気がします

もう少し中古のお値段がさがれば皆さま買いやすいでしょうか・・・苦笑

 

年数が経過してもこれだけ市場価値を保つものも少ないでしょう、当店でもその値段的買いにくさをできるだけ下げて、安くて本当に良いスタインウェイ、というものをしてみたいところです。

 

 

内向と外向、繊細と大胆、恍惚と不感、相反するものが多く底が見えない、そんなことをチューニングピンを通して感じる稀有な楽器といえます。

しかしそういった感触を感じなければ、敏感な分、やりづらいし手間もかかり割と面白くない楽器なのかもしれませんし、そうなれば相手にすらしてくれないピアノなのかもしれません。ひょっとしてピアニストとしてもそうなのかもしれません。

 

「性能が良すぎても、演奏技術がなければ使いこなせない」という言葉は自分は受け入れがたい気持ちが大きいです。

性能が良いものこそピアノからの提案があり、音楽性を有したものをもっているはずだと思います。

 

中古でもほしい、という方おおいですよね。こちらも仕入れも高いですよ^^;

☆参考程度に・・・3型クラスでいうと、年代の差はありますがかなり大ざっぱに500〜600万円程度します。

生きた音が息吹くところに身は置いておきたいつもりです。 スタインウェイにはその寄りかかるところがあります。

KAWAI GPの調律

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今日は、KAWAIのGPでした。

RXといって、今のGXの一つ前のシリーズになります。

 

GEUとあります。

これはGタイプのヨーロッパモデルといって、音響板をフィエンメ渓谷のスプルースをつかった、ヨーロッパ(EU仕様)ということです。レギュラータイプの+20万円くらいでしたか、ハンマーもロイヤルにしたりしてヨーロッパ仕様、という売りにしたタイプでした。

響板の原産地証明書(!)もつていくるワンランク上の仕様ですよ、という販売で結構売れたはずです。

 

現在のGXは鍵盤支点の構造がかわりましたので、そうでもありませんがRXまでのものがタッチが重い、というかしっかりしています。

ここに好みがわかれるポイントだったのかもしれません。

SHIGERUKAWAIはかなり軽く、調整も潤滑まわりも潤滑剤をふんだんに使って軽快さをもとめていくタイプで、方向性がかなり違います。

つまりこのRXはタッチに重量感があります。

昨年もみさせていただいていたピアノなのですが、鍵盤が上がったままになってしまったとのことでした。

あれ、なんだこりゃ。

消しゴムと十円がはいっていました^^;

これはまあよいとして、今回きづいた点を少しだけ

 

KAWAIのアクションです。

木製ではなく樹脂系のアクションです(黒いところ)

現在、世界では樹脂製のアクションの研究がKAWAI以外でもされていて、近いうちもっと主流にもなる可能性があります。

KAWAIの開発陣は、

「まったく話にならない代物」

と海外他メーカーが開発した樹脂アクションのものといっしょにしないで、と言ってました。

ここも樹脂です。

 

鍵盤の重さ。ですが、基本的にKAWAIのものは大きなハンマーを使っています。

横幅は0,5mmほど細めは細めなのですが。

YAMAHAよりずっと大き目です。

これがタッチのふくよかさ、時としてそれが重いといわれます。

音の変化としては、立ち上がりが遅くなる、逆に音は伸びやすいといえます。

理屈的にもハンマーが少し重くなるだけで、鍵盤の方では何倍の変化として感じられます。

KAWAIの樹脂アクションは、一部の寸法がYAMAHAより乱れやすいように感じました。

まだ納品10年程度だったのですが、相当ずれてきていました。

なんでもそうかもしれませんが、KAWAIのGPはちょっとした調整乱れをかかえると、YAMAHAより調子を崩しやすいような気もします。そして、整調をされないまま時が経過していき、音がおもったるく弾きづらい、音がでない。とようなピアノが多く、新品のときの感動がなくなってきた。そんなもんか。そんなパターンが多いような気がします

土台を合わせ直して、調整をサービスできる範囲でとりなおし、調律で歌うような音をピアノへ与えていきます。

重心が強く、どっしりとした安定感がはっきりとあってピアノのとしての実力を感じさせる要素がはっきりとでてきました

「なるほど」と感じさせられる、控えめな音ですが、フェルトの旨みを生かした語りかけるような音が出始めてきました。

「ああこれなら絶対良い」

という雰囲気が確かにあります。

 

その後先生へ試弾きをお願いして

「調律の時の音もとても綺麗だなあ、と思って聞いていました。10年経ったけど少し前から音がやさしくなった気がする、数年前はもっと固い少し弾きにくかったと思うのだけど・・・ピアノが育ったのかな??また魅力を再確認できてうれしい」

とのことで、バッハのシンフォニアを数曲きかせていただいて、即興演奏のジャズもさらっときかせていただきました。

意外に?バッハと相性がよくて驚きました。

 

(マンション22Fですが、特に防音を気にせずしっかりグランドを納入されています)

 

その落着きと品位のある音は大人の方の趣味にも大変マッチする気がしました。

小さいサイズでも良いので当店でも今後1台展示してもよいかな、と思いました。というかもう少し突き詰めてみたいですね。

ただ調整乱れが少し音やタッチに反映されやすいのか、荒れやすいのか。単純に年1の調律の音合わせだけでは落ちていく要素が結構あるとおもいます。調律師の調整のバックアップが常に必要なのかもしれませんが、以前のKGシリーズよりRX以後の方がピアノに対してそれぞれ部材も適材適所に感じますし素直な楽器として付き合える気がします。

いつも楽器は答えてくれる、顕著に感じた一日でした。

 

入荷と出荷調整と

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YAMAHA C3 はいってきました。

製造番号は340万台 1982年~83年程度製造です。

この80年代のものは、YAMAHAの伝統的なピアノづくりと、スタインウェイ的な土台をふんだんに取り入れて、そのバランスがピタッとおさまった感覚があります。

 

宣伝にしかなりませんが、入荷状態のご紹介です。

弦まわりも綺麗です。

状態が悪いと赤くサビてしまって、こうなると結構とりづらいです。

屋根まわり。

ここは特筆すべき綺麗さでした。

まだまだもやっとしていますが、ひとまわりクリーニングすれば完璧にピアノブラックになります。傷の凹みは全くありません。

アクションをさっそく外して、すぐに修理にとりかかります。

このピアノはとにかく大急ぎで仕上げるつもりで、8月上旬には試弾できるようにしていきます。

 

この写真では、結構くすんでいるのがわるかと思います。

このように、擦り傷が、中古ピアノの入荷にはつきもので、これを研磨してクリーニングしていきます。

ハンマーまわり、ここがもっともよいポイントでした。

外装は、クリーニングである程度修正がききます。

ハンマーの消耗は少ないにこしたことはありません。

内部のうごきが悪いところがあるので、ここを部品交換で洗いなおします。

ほぼ新品に近い大きさを保っています。

高音。

見ての通り、新品の大きさをしっかり保っています。

 

良いことばかりご紹介しましたが、今の状態で弾いてみると、タッチが鈍く音は伸びないで音楽的な表現は本当にできません。

入荷した全てのピアノは、状態にばらつきはかなりあります。最も良いものでもすぐに使えるものは一台もありません。

すべてストレスを抱えて入荷してきます。

これを潤滑の悪い要素の部品交換一式、それを生かす調整一式、調律で音の伸びや響きを与えて、整音で発音を出していきます。こうしてはじめて80年代の良さ、などが生きてくるわけで、入荷そのままで年代が良いがどうとかは言えません。

この年代のC3の良いところは、その10年後程度のC3Eあたりのモデル、今では中古で150万円超えのタイプと比較しても、きめ細かく調整さえできれば差はないどころか、人工的に添加された要素が少ない分、良いことがとても多いです。

 

いずれにしてもどんな個性をもって仕上がるのか、ある一定の予想はできますが、まだわかりません。

毎度、もっと良く、と思い取り組んでいますのでうまくいけばよいですが。

 

販売価格は90万円程度を予定しています。3本ペダル仕様です。

ご興味ある方はお早めに、毎回C3はお問い合わせが重複いたします。

動画がUPする段階でご見学の予約はいっている可能性もありますのでお早めがおすすめです。

 

 

今日はC3の出荷調整でした。

ダンパーの部品交換の様子。

左から右へ交換します。左の方がオリジナルですがこちらの方が木材がしっかりしていてすばらしいのです。

ですが、機能的に最新のものへ変更します。

ダンパーにかかわるところです。

最新式に変わる過程で、このピンが新品へ変わります。

お客様より、「低音をもう少し軽く」といわれていたので、分解していくと低音側のここが動きが鈍くなっていました。

ここは結構分解していかないとダメなので、一般的には通常動作はできていてれば触られることはない部分です。

 

すべて最新の方のものを取り付けました。

 

そして、、、またかといわれそうですが

「余白を削除します」

ピアノをよりよくしていく上で何をするか?

シンプルです、余分な運動をはぶきます、余分な部分を切除します。

黒いすじは、弦の後なのです。この下の部分は、常にテンションがかかっているのでフェルトが伸びてきます。

ここを散髪します。

こうすることで、タッチがすっとおります。

よく調整できたピアノは、鍵盤がおりるまでの障害を感じさせません。

フレージングがそのまま指から伝わります。これはタッチが軽い、ということではなく、コントロールしやすい、さらには指触りがよくなるので、ずっと弾いていられる。これが何より大切にしたいことです。重い軽いの趣向の問題を超えたところで仕事をします。これが成功の秘訣です。

ついでに汚れを除去。

これも余白をとることになります。

すっきり綺麗に。

 

 

これで汚れという余分な要素がなくなりました。

ほんの少しの要素で、こんなことしても、といわれる技術者の方もおられます。そういわれる方はだいたいやってからそう思うのではなくて、やらない、頭だけの領域で判断してしまっています。

なので後輩スタッフには「ここは大事だから絶対こうしてほしい」ということは一部の調整を除いてほとんどそういう言い方はしません。

「ほら、こんなにタッチが変わったと思わないか?これはやらない手はないだろう?」

という方向へもっていきます。

「先輩にそう習ったからそうやらないと」

と思っているうちは人は手が動きません。

興味を誘導する方が早いです。そして癖は咎めません。

癖は今、本人がそれが自分にとって動きやすい型だからです。と思っています。

思いが芽生えれば、型は自然と変化していくものです。

それに、「ここはこう!」と断言してそれが間違っていたらその指導にどう責任とれるのか、と言われると取り切れない思いがあります。技術ごとは常に変化していくもの、自分で探求してくものだと思います。

 

また、入荷C3はサイトでもUPしていきますので、ご興味ある方はのぞいてください^^

最後にピアノのアクション部分から弦を下から覗き上げた状態です。

わかりづらいですが、とても綺麗な景色で写真とりました。ちょっとくらいです、木々から光が差すような光景でしたので。

 

 

ポリーニのピアニズム

- comments(0) trackbacks(0) gclef

本日、ポリーニの演奏がききたくなって音源を聞いていました。

マウリツィオ・ポリーニ 

彼は、現代最高ピアニスト、ありとあらゆる賛辞を総なめにしてしまうほど高い評価、現在最も高い評価を受けているピアニストといえるでしょう。

 

 

いわゆる70年代のポリーニが特にすきです。

彼はピアノシーンの基準を変えてしまった人です。

彼の登場でピアニストを目指す、パリ モスクワ 東京 ニューヨーク・・・ピアニストを目指して集まる俊英達が通う学生に

 

「ここまで到達しないとダメ」

 

見上げるに、苦労すらする、または、目を背けるほどの高い金字塔を打ち立ててしまいました。

その最もたるものが、このレコードでした。

 

ショパンの練習曲集。

今なお輝きを失わない、完璧な名盤といえます。

 

 

この曲集は、いわずとしれた難曲ばかりといえます。

ショパンの音楽的エッセンスやエスプリがちりばめられていて(ショパン弾きとしての資質)の時点で弾きれる感覚をもつことがむつかしい上に、技巧において純粋に大変難曲という要素がひっついてなのか究極の練習曲となっています。

 

 

コンクールでミスもなくハイテンポで流暢に弾かれてはなぜか、うなずける演奏がすくなく、記憶に残る演奏が少ないという現象がよくおきるように思います。

このレコードをポリーニが出した盤の付属しているオビに

 

「これ以上何をお望みですか?」

 

と書かれました。一言でこの曲集を表現してしまったとても有名な言葉です。

 

 

それほど完璧と思わせる技巧は、どの曲においても鍵盤の底まで打ち下ろされた硬質なタッチでスコアの隅から隅まで光をあてられ、ヘラクレスのようピアニズムが漆黒の黒曜石のような輝きを放ち、音と音の隙間から彼の深い洞察を秘めた眼差しを感じさせ、それがショパンの特徴的なダイナミズム、ピアニズムの書法であると力強く認識させれます。

ピアニズム自体がショパンを語るのか

 

また、アクロバット的な、時に軽率な要素を一切感じさせません。

彼の到達点は当時のこの練習曲の「演奏基準」を完全に変えてしまったようです。

 

 

 

現在は平均的な技巧の水準は上がっているようです。

この曲集のディスクは非常に沢山でています。

実際、曲芸的な技巧としては、現在ポリーニ以上の演奏家は沢山いているように思います。

ですが一聴すると彼以上に思える腕っこきのピアニスト達の録音もレコード店の棚にならんでは、すぐ忘れ去られてしまいます。

 

かのルービンシュタインがショパンコンクール時

「審査員のだれが彼以上に弾けるというのか」

とまで当代きって最高のショパン弾き本人が彼を称賛したそうです。

また、ルービンシュタイン本人もショパンの概ね主要な録音はほとんど残しているにかかわらず、この曲集は残っていません。

 

そして、彼の与えた影響は大きく、このあと「現在的なピアニズム世代」というものがやってくる、といえるのかもしれません。楽譜に忠実でなければならない、完璧にひけなければならない

70年代以後、急速に技巧の向上を余儀なくされ、それが標準である。と変えてしまったと拡大解釈はできるのかもしれません。

 

 

 

 

現在では超絶的な技巧は若いピアニスト、皆もっています。

そしてそれだけでは第一審査にすら通れないほど、著名なコンクールは良いピアニストだらけになってきている。

その現在ですら彼の越したディスクは今もなお最高の歴史的な解釈として不滅の光を放っていることは間違いなさそうです

 

彼の功績は、ショパンを彼のピアニズムで「等身大」で表した。

 

「ショパンだからこう」

 

それは、概ね繊細で傷つきやすく病弱で繊細なイメージがあります。

しかし彼の書法がいかに強靭であり、大胆であること、それを楽譜に与えた。そのことをポリーニのピアニズムが語っている、そのことに対して強く感激します、なので彼の演奏が好きなのです^^

 

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