新ピアノ椅子とアップライト修理の一部

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新商品の椅子。

メーカーさんがもってきてくれました。

 

 

 

 

 

個性的な感じです。

クッションがモダンなリビングにあいそう。

ワイドな幅なので、先生とぱっとすわれる連弾にもよいかも。

 

こういう上下でレバーがあります(背もたれと同じ)

これは講師にはありがたいのではないかと思います。

また、兄弟がおられてすぐに上下したい場合など。

ベンチ系の椅子はハンドル式がほとんどで上下が大変です。

 

 

クッションがやわらかく、ピアノを前にして座るとリラックスして座ることができました。

これはレッスンの先生によいかもしれませんね。ピアノ椅子はテンションをかけて張ってあることも多く、お尻が締まりますが、こうゆう柔らかさも別の特徴をもってよいかもしれませんね。

 

また、売りにしているのは完全国産ということでした。

一貫した国内生産です。

 

お値段は4万円になります。

一般的な背もたれが3〜4万円弱ほどします。

 

少し業務です。

 

YAMAHAのアップライトを本体預かりで修理しています。

修理もどうやっていくのか、どういう目線でするのかで随分と違うことが中で起きています。

 

この部品です。

フレンジコードの破損の部品交換といいます、YAMAHAは一度は通らないといけない修理です。

一般的にはコードを交換します。

 

ボロボロです。

昔のものは切れません、90年そこそこ程度まででしょうか、そこまでのものが破損してしまいます。

 

 

本当によくある修理で、年がら年中修理しています。

内部をもってかえって修理する、これはお客様にとっては中身を入れ替えてもらったような印象をもちます。

フレンジコードの交換自体はタッチや音はかわりにくいです。破損修理に近いといえば近いです。

 

当店ではフレンジコード修理というだけでの項目で持ち帰ることはほとんどありません。

たとえそうであっても付随する修理を行います。

 

これはブライドルテープの交換。

これはのちのちチップの破損で雑音がでてきます。

 

 

 

話がよこみちを逸れました。

フレンジコードを交換するのではなく、「フレンジ」を交換する意味を少し。

これは新しいフレンジで部品ごと交換されます。

こうすることによりフレンジと内部のセンターピンが交換されます。

内部に赤いクロスも交換されます、結果音とタッチに大きな効果がかえってきます。

 

 

また、フレンジはそのままコードの張り直しとセンターピン交換をする方法があります。

これもよいですが、赤いクロスは交換はされません。

 

フレンジごと新品へ上記のように変えとどうなるのか。

このようにハンマーのいがみがでてきます。

これは、はしり調整といってフレンジとアクション本体とのフィットに問題があることになります。

これを紙を挟んで整えていきますが

「これだけ部品交換フィットというのは本来むつかしい」ということになります。

これがただただ大変。

精度の悪いものを使うと1時間かかってまだ調整やってます。

なので、はしり調整をしない、というのであればフレンジごとの交換は止めておくほうが良いと思います。

底辺自体がいい加減な方向へ行きますので、ピアノの基本要素から悪い方向へいってしまいます。

 

 

その後、火で炙ってハンマーをまっすぐ走らせます。

フレンジをオリジナルそのまま使って修理すると、こうはなりません。

センターピンを交換すると穴が少し変わりますのでこれもまたいくらか調整が必要です。

 

この調整をして、ハンマーを整形して、交換したテープの調整を行います。

その後本体へ組み込んで弦とハンマーを合わせていきます。

 

たとえ「コードのみの修理」だけをしたとしてもほんの少しリップサービスをするだけでおかえしするときに「あ、良くなった!」と本来コードだけの修理で得られない声をいただけます。

 

たとえばテープの調整はタッチを大きく変えることがあまり知られていません、他の技術者がしているのはすばらしい年下の友人技術者1人しか見たことがありません。

また過運動防止バーの調整もきちんとやる必要があります。これでタッチの余白が決まり全体像がまとまります。

結果、軽いのに軽くない、といったタッチにどんどんちかづいてきます。

ちなみに新品でも大事な調整不足が沢山あります、本来、近年は特に調律師の技量が必要とされているはずで、はじめから弦とハンマーがずれずれ、ひどいものは半分ほど弦3本のうち2本しかほとんど当たってっていないのすらみたことがあります、さらにそうみられないよう一般の方にわからないように上からのぞいた見た目はまっすぐに揃えてあるピアノも有名ブランドでもありました。

 

 

こうしてあれこれとしていると、本当にピアノをお渡して鍵盤に指を落とされた瞬間は相当緊張します。

鍵盤まわりも同じ要領で手数でやっていきます。

これは今からですね。

 

 

C7と他の業務

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C7本体とアクションあわせにはいっています。

迫力のあるサイズになります。

現代のタイプより、当時のC7Bは5以下より差別化されていたのか、先日ご紹介したたものの他に実に沢山フルコンサート寄りの設計が搭載されているような気がします。実際500万円程度のSシリーズも旧Bシリーズまではコンサートラインで製造されていました。

 

 

C7Bのセクション割。

低音(茶色の巻き線の数)を見てください。

10数本ほど少ないはずです。

 

 

G2の低音。

かなり低音(右斜めにはいっている茶色の弦、なぜ銅線になっているか、というと比重を得るために鉄線のまわりに銅線を巻き付けてあります)

 

 

もう一度7の弦をみてもらって上の最後のまきつけられている終わりのところに駒とよばれるものがあります。

これが響板へ音を伝達します。

バイオリンでもよく駒をたてる、といいますね、チェロやコンバスもそうです。

10数本分、中音の駒に対して7サイズは弦の響きを与えられます。

低音は低音用の短い短駒へ音は伝達されます、響板の伝達する場所自体が5以下と7以上で違ってきます。

これは大変な違いとなってきます。

 

左手伴奏部のやや右よりのセクションの鳴りが非常に作りやすいです。

このセクションはちょちょいと整音するだけで銅鑼を力一杯たたいたようなどこまでも鳴り響く音を作ることができます。

 

長い7の鍵盤、今日は下回りの修理がおわってその調整を行いました。

磨かれたピンとただしいクリアランスの状態の調整と、カシミヤで交換されたクロス。

木材の美しさはこの時代は新品以上。

 

磨かれたキャプスタン。

こういったところで鍵盤の初動がでてきます。

初動は極めて大切で初動が悪いピアノは重い⇒弾きにくいとなります。

このあたりも弾けば汚れがたまりますから調律の時に手入れしてあげるとまた軽く滑りのよいタッチになります。

これは重量の問題としてはほとんど変わりませんが、タッチ感で雲泥の差となります。

 

 

レペティションの滑り。

ここは隠し要素です。

ここも一方通行で磨いてあげます。

皆、GPをはじめて調律にいって、タッチが重いといわれてすぐにさわりたくなるスプリング調整ですが、ここの調整でタッチは軽く重くはほとんど変わりません、そう思っています。

スプリングの強さではなく、その潤滑調整をします。

 

新人には基本的に技術は教える(教え込まない)ことはありませんが、聞かれれば、まず遠回りしたほうが早いと思うけど、とたぶん答えます。

それが皆信じられないから上記のスプリングを先に触ったり無理やり部品を曲げにかかります。

でもその時期が必要だからあえて教えないというわけです(ただ、まずお客さんですから、よい結果を残すためにこうしてほしいということは当然あります)その時期を自身で省みないようならもうお客さんの調律訪問はしない方が良いと思います、どちらのためにも。

ボクサーの辰吉が

「やる気ないなら本人、あなたの時間が無駄やろ、ちゃう?やめたほうがええよ、せっかくおかあちゃんから生んでもらった時間」と、そうだと思います。

 

 

左5本は磨かれたスプリング、右はまだ。

わかりづらいですが、触感がすべすべになっています。

ここにフッ素コートして効果を持続させるのも良いと思います(木材に染み込まないので)

シュンだ脂分はなかなかとれないものです。

 

 

さあ、アクション組み込みました。

まだまだパンチングは入荷待ちなのですが、下まわりの修理した後の本体合わせ。

こんなワクワクするときはありません。

アクション見た感じの変化はほとんどなく、地味なところばかりです。

さて…。

大事な部品がはいっていなので(笑)多くの鍵盤は沈んだままですが一つ二つは音がでました。

滑りの良い初動はOK。ここが第一関門です。

どれだけ頭にあるセオリーをやっても初動がでないピアノもあります、これはものすごい量のため息を吐くことになります。

 

どうもこの時代の7型はコンサート成分の含有率が高いと思います。

中低音はもとより、高音がどこまでその成分がのるか緊張しての第一音でした。

結構いいところに落ちるんちゃうやろか、今のところがそんな心のつぶやきです。

またここで動画にUPしていきます。結構面白いことになるかもしれませんよ。

 

 

サイズは3型より36Cm程度くらいしか変わりませんので、考え方によってはおすすめです。

趣味の方も思い切って買うのもよいですね、この前の所有者も大人になってからの趣味で使わていました。

 

完成はもう少しかかりますね。

火曜にドイツ部品が届いて組み合わせて週末に形だけはできるかな、というかやらないといけません。

 

朝は本番仕事でした。

照度は本番の照明です。

冬は音叉のピッチがあがります。

乾燥する時期はピッチが落ちます。安定期はピッチがビタイチかわらないのに、季節変わるとどんどん変わります。

今日はかなり変化してました。

良い音叉は音の響きが良くクビレのつかみやすいさが良いです。

音叉をあてがい、耳を通して体を通して指に発せられて今日の音になります。

そんな役割の音叉、ピアノとつなげつながります。

 

 

オクターブの「ラ」

37keyのラで我々は

「左手のラ」を音叉と合わせます、これはこのセクションから音階づくりをするからといえます。

 

しかし、奏者は??

 

「右手のラ(右手の親指くらいかな??」で合わせます

37も49のラも同じは同じように聞くわけなのですが、ピアノにより微妙な誤差がでることがあります。特に響きで合わせると顕著に高めにいきます。

つまり、37で完璧に合わせて49ではオクターブの響きが良くても例えば手持ちのギター用チューナーなどでは微妙に高くでることがあります。

つまり弦楽器奏者の方などの手元のチューナーで49で確認されるといささか高く表示される可能性があると思います(あまり確認したことはありません)これだけで奏者にとって心理的な負担になることもある気がします。

 

(左が37 右が49のラ)

 

無難にいくなら、特に本番では簡単なチューナーをもちあるいて、49のラ(右手のラ)をそれで合す方が無難なのかもしれません。

ただただ、これがなんとも面白みのない作業に感じてしょうがありません。

音叉は冬でピッチがあがる、寒さも人間も幾何か緊張を生みテンションが高めになります。

それで「合っている」そう考えてもよいのではないのか。

 

自分自身そう考える方です、袋からやや冷んやりとした音叉(音叉を体温で温めておくとピッチの低下は防げます)を肌に当て冷たくも時間を束ねる響きに身をゆだねて、ピアノの前に自身の体を律してからチューニングピンに手を掛ける、その風情のないピッチとりの無造作なこと、無機的なこと、ロマンがなく、手に耳に残りません。

ただ上記のことも含めて仕事にはあたるようにはしています。

そんなの考えているのは自身だけですかね。まわりからは聞こえてきません。

 

新規入荷 US50 KAWAI  38.8万円 新入荷

中古品として展示したばかりですが、2,3日でご成約済みになっています。(ネットは掲載枠に限界があってアップライトは載り切っていません、今システムの方にページ改良してもらっています)

大型アップライト。U3の対抗馬になりますが、どちらかというとUXタイプの対抗馬でしょうか。

 

 

こちらは、お子様のピアノの修理でお預かり。

コンクールで全国で銅メダルを受賞したらしくこの際思い切っておばあさんが応援をかねて、リニューアルSPプランにて本体預かり修理受注。(他で数店、見積もったが当店が一番高かったらしいです苦笑 多分他店さんは一般的なクリーニング修理ということでの計算だったのではと思いますが)

 

SPコースは15万円予算でとにかく「弾いた性能を」弦ハンマーを変えない範囲でベースアップします。というプランです。

外装もリニューアルされます。

主にドイツ製品の部品を使い純粋に「演奏性能をあげます」ハンマー交換をつけると25万円くらいになりますが、特別な一台への変化へお手伝いいたします。

単純にドイツ製をつかっています、こんなとこまで綺麗にしてます、ピカピカです。とは違い、アップライトの性能ベースアップはまだまだ認知されていません。当店の中古品より部品交換のレベルは高くなります。(中古の場合は別途オーダー扱い)

 

 

 

 

早速部品交換から。

やることは地味です。

ですが、特徴的な音の鳴りの改善と初動の高いタッチは国産アップライトは実現可能です。

この時代の留意点もあります。

真面目に作りすぎてかあか抜けた要素をつけてあげる必要があります、余裕があれば動画でお見せできればと思います、うまくいけば、はにかんだような美の世界観がでてきます。YAMAHA U3E

 

 

まずはC7のとりあえず形にしながら、待ってもらっているお客さんも年内お返ししないと。

斑鳩店はそんなこんなでひっくり返ってます、事前のご予約でご見学は可能ですが、できるだけ見学検討のピアノのご指定が必要です。

C7修理中。

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C7の修理をはじめています。

中古品はつねにすすめておかないと全くすすんでこないので、ちょこちょこと少しでもすすめておくのがこつです。

 

7型、このピアノの特徴を少し。

5以下とは違う設計になっています。

っ鉄骨外装、特にこの時代は「スタインウェイ」を相当意識していたのかあちこちのその影響があります。

 

 

ことなった鉄骨とアクションのセクション割。

腕木は先端に向かってややシェイプしています。

これもスタインウェイ。

前屋根の構造もスタインウェイを意識されていて、これもまたアップしていきます。

 

わかりづいらいですが、このアクションをのせる土台。

とても大事で底辺になります。

ここをどうつくっていくか、でピアノの全体像が変わります。

7型の大きなボディが鳴るかどうか、ここで決まってしまうといっても過言ではありません。

低音にむかってやや膨らんでいます。

 

わかりづらいですが、、、

低音にむかって縦幅が微妙に広いんです。

これはフルコンサートと同じで、よりよいハンマーが打つ弦の位置を最適に近づけるようにしてあります。

これも5以下では採用されていません。

 

 

また鍵盤も非常に長くて、長いストロークで演奏できます。

これは鍵盤を押し下げる際、物理的に余裕のあるストロークで演奏できます。

 

 

ばらしていきます。

アクションの骨組みだけになりました。

ここまでばらすと、完全に掃除が可能になります。

 

 

はずされたウイペン。

 

ウイペンの修理。

ここはいちいちしなくとも問題はありませんが、最近入荷したGPはほとんど行っている修理です。

なぜならタッチの潤滑レベルをあげること、結果としてピアニシモのレベルがとれるピアノになります。

結果的に軽さを感じるピアノになっていきます。

 

 

磨く前のスプリング。

磨いた後、ほとんどわかりませんが、ここだけですでにタッチのレベルがでやすいピアノにかわっています。

こういった形でおさまります。

指で動かすと、あら不思議

「弾きたくなるタッチ感」がわかります。

なにをしたいのか?結局弾いてもらえるピアノにするわけです。軽いとか重いではなく。

スプリングのあたる箇所をスムーズにしていきます。

弾かれずに固まると、部分的にへこみます。弾き始めるときにぐぐっと動くので初動が鈍いです。

ということは弾きづらい、わけです、急に動き始めるので対応しにくいピアノになります。

パンチングに幅ができています。

これもすべて交換。

底辺の力漏れは音の鳴りが悪くなります。

鳴りが悪いということは演奏の悦びにつながらなくなります。

 

鍵盤のブッシングはすべて交換済。ここだけで5時間ほどかかります。

センターピンもすべて交換済 ここも6時間ほどかかります。

両方交換ともせずとも何年も使えます、ただ大きいだけで持て余すタッチの7型が永久に治らず、大きさの所有感だけが残っても仕方ありません。

 

 

横山幸雄さんが、普段重いタッチで練習する、といったことについて、外のピアノで弾きにくいピアノは単純に重いだけで解決はできるものではなく弾きにくい⇒重いではない、複雑なものであって普段のピアノを重くすれば慣れて解決できるわけではない、といってました。

高価なピアノより普段から調整されたピアノが大事と。

ホールでも「普通」のピアノが少ない、ということを言ってました。

 

つまり、普通に調整された潤滑調整、調律、整音、その普通のピアノが少ない、そのためにわざわざ高いお金を払って遠方より調律師を呼ぶことになる、といってました。

 

潤滑が落ちて汚れがたまります、タッチのレベルが出ません、これで普通を外れていきます。

調整寸法が1mmずれて、ハンマーの発音箇所が変わります、これも普通ではありません。

普通に仕上がることの大変さ、ここでも何度か書いてますが、「普通の調整」が本当にできればどこでも通用すると思います。

 

言葉で書くのは簡単、やるのは本当に難しいことです、まずその普通にするためにこういった土台をノーマルに戻してあげるのが大変なことで、新品出荷でやらない肯定でクリアランスもとっていきます、またご紹介します。

どのようにピアノを鳴らしていくか、といったこともご紹介します。

 

さて、このC7もどこまで仕上がるでしょうか、楽しみです、底辺は押さえていってますのでまずまず行けると思うのですが。

余談になりますが、弦・ハンマー変えなくても「普通」であれば極めて高いパフォーマンスを継続的に保つことができます、逆は無理です。

原色美

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関係ないことから…。

 

ココ壱番屋のカレー

「えーと、じゃあ10辛で」

 

「え…?5辛たべられたことおありですか??

 

「よく10辛でたべますので大丈夫です」

 

 

辛い、という感じではありません。

水は沢山飲みますが体に刺激をして解毒作用替わりに食べています。

 

つづいて。

 

激辛ラーメンのエンド、というタイプをこないだ注文しました。

 

「辛さはどうされます?」

 

「あ、そうですね一番辛いのでよいですよ」

 

「わかりましたー」と厨房へもどりかけたところで、振り返り

 

「実は最強に辛いのが特注でいけますが、どうされます?月に一杯くらいでたまにオーダーありますが、皆さんギブアップされます」

 

「じゃ、それでいいです」

 

きました。

まっかか。

10辛より辛いですね。

ですが、辛いという感じというか、食べてて疲れますので、時間がかかりますね。

 

 

「よく食べれますね、こんなん」といわれ…。

 

昔から辛さの耐性があるのか、口にいれて辛い、と思うことがほとんどありません。

でもおいしいかといわれるとちょっと刺激ばかりを食べているようではありますね。

スープも飲んでしまうと、このらーめんは胃に刺激が強くて体にあまりよくなさそうでした。

でも考えてつくってありまして、ただただ辛くした、といったことではないのが好感をもてました。

 

京都駅

今日は長距離です。

福井県へ出発。

つきました。

温泉もある有名な町です。

 

いました、シュベスター。

ご納品させていただきまして調律にお伺いしました。

シュベスターは現在人気も高く、お探しの方もおられます。

その後の満足度も高く特別な意味合いで大事にさせているようです。

 

 

こちらのお客様は、当店でもピアノを寄り添う雰囲気をおもちで鍵盤の上で無垢になれるというのか、そういった姿を拝見すると、何がため、といったことを超えてキーを押し下げることができる、できるようになるんだと思いました。

何のために音楽するのか、なにかの市場にとってかわられるのが過剰になった状況、それを見る聞くにつれてその縦長、横長の物言わない立ち姿に悲しさをすら感じます、その場にたたずむ姿に必然性を感じられなくなのはとても悲しいことです。

1960年代のピアノですね、実直さと原色の美観をもっていて無垢な音をエスコートしてもらえれば幸いです。

ハンマーは新しいものに付け替えてありますので余計な雑味を取り払って、無垢な真珠のような高音がすばらしいピアノです。

 

混ざらず染まらず原色であってこそ、胎児にもどらんとすること

ぞれこそが技術者にも求められてきます。

浜松国際コンクール フィナーレ

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浜松国際がおわりました。

かなり日本人が残ることになりました。

牛田君は見事に2位を獲得、どのステージもどこを輪切りにしても隙の無い音楽、思春期から今大人へ変わる、いくつものメロディーをかかえた彼の心に胸を打たれた人も多かったのではないかと思います。

 

 

ピアニストとしての適正の高さ、その確固たる響きを確信に届けたステージとなりました。

 

アリョーシャ・ユリニッチ

ショパンコンクールとき、ここでも彼のことを書いていました。

ほりがふかく、彫刻のように刻む音を覚えています。

今回は、まるで別人のように変わっていました。

音と空気を見にまとって、楽譜の朗読にようなステージになりました。

2次予選で落ちましたが、上位入賞者となんらと変わらない、それ以上のポテンシャルを見せてくれました。

ここで入賞しなくても彼の歩む道に支障はでないことでしょう、ここでベートーベンの13番をだしてくるんですから。

 

タルタコフスキー 

古典によりそえる美しい音あそび。

曲を覆いきれない優しさも素敵なステージでした。

彼は一次予選で落選しましたが、2次も3次もききたかったピアニスト。

賞なんてなくともやっていける人です。

 

安並さん。

本選まで見事のこって6位というすばらしい結果を得ました。

彼は片田さんのように音が若い、音の扱いの優しさ。

部屋でも舞台、同じ音楽だから。今日はなんとオケ付き、とても幸福。

ブラームスの2番を選んだところ、その演奏にも心許せる時間を感じたのは自分だけはなかったと思います。

 

ザンシャオ・ルー

爆発したリストのソナタが強烈でした。

瞬間沸点の高さはメンバー随一、今後大きなところに達する可能性をもった人です。

牛田君は終始、曲を包括できる強さをもっていました、ザンシャオは部分的であったのが惜しいところでした。

審査員次第でひっくりかえる可能性が十分にあった大器でした。

彼は3次で落選。

 

 

リー・イン

彼女はその指。

まだまだ音楽は若く本格化はこれからの人。

指先ですべてやっていく音楽に独特の抜けた音楽のラインの放物線を描きました。

2次で落選。

 

賞より印章を与えられる人は一次落選者にもたくさんいた気がします。

もっと沢山魅力的な奏者はいてます。

一次二次で落ちた人で本選に残れるような人も結構いたのではないでしょうか。

 

通過すること以上に大切なことが沢山あるように思います。

今後各地大きなステージを求めたい方が集まっているわけでしょうが、それ以上にしっかりとした音楽的な動機をもっていて、それが言葉になり個性になっていき、それを聞きに行く人がいてる。

 

調律師も語りが必要です。

本当に「言葉」として発してしまっては彼ら彼女に笑われ、そのロジカルで平坦な砂山を山積し、その問いかけに反応すらできない時間を過ごしてしまいます。

 

〜入荷情報〜

先日ここで書いていれば、現在入荷調整中ですが、なんとディアパソンGP 183BG(1990年程度製造)をお引き取りのお話しをいただいており、お客様と調整中です。いずれにしても展示スペースがありませんのでいただけるにしても年明けになります。ご興味ある方はお楽しみに。80万円くらいかと思います。

 

http://gclef-nara.com/

ディアパソン183Eご納品

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ディアパソン 183E ご納品させていただきました。

調律にお伺いするのが遅くなりまして本日いってまいりました。

 

防音室設置です。

 

「音が天井なしに抜ける、押したら押しただけ音がでる、とても気にってる」といってもらっていました。

 

 

ディアパソン 183E

このピアノは、しっかりメンテナンスしたピアノをご購入されるのをお勧めします。

では何かこちらがどこまでも立派にやっているのかというととても偉そうにいえませんが、やった分だけ変わるピアノということは確かです。

やらなければタッチが悪いし、音はぬけない、その割に音が荒れていてそれが鳴るように聞こえる状態になっているピアノが相当ありますというかほとんどそうなっているように思います。

 

ご家庭にお呼びいただいて良い状態の183Eは今のところ見たことがありません。

 

まず、アクションの底辺の本体合わせをしないといけません。

この時代のKAWAI ディアパソンは木材との間に隙間でてきていることがおおく、ここでタッチがまずすこすこぬけます。

 

納品運送で動いた土台を調整中。

低音がバンバンと音を立てて大きく動いています。

アクションと本体に隙間があるということで、これだけでピアノが鳴らなくなります。

鳴る、ということは整合性がとられていること、ボディへきちんと力が伝わっていることになります。いくらハンマーを固めても傍なりの域をぬけてきません、野球でいくとホームランを打ったときに非常に良い抜けた音がします、それに近いです。

 

 

次に摩擦する鍵盤クロスをはじめ、あちこちと減っていやすいです、これでタッチの質が著しく落ちている状態になります。

次に回転軸のピン、ここはすべて交換するくらいの気持ちでやる必要があります。かなり大変ですがタッチの滑りがでてくるようになりタッチが軽く、ピアニシモのレベルをとれるようになります。

 

 

 

そして、触った感じ全く問題ない状態でも交換するべきで、きわめて微細な汚れをもったピンが動きを制限してしまい、ピアノの可能性を小さくみせてしまいます。

 

このピアノは基本的に非常に鳴るピアノ、縦に動く音が特徴的できちんとやれば本家のベヒシュタインのようなクリアな音がでてきてます。うまくその特徴を模倣できた優れたピアノです。

 

 

防音室の中なので音の響きは感じにくいですが、どういった音色成分をもっているか。そういった意味で動画を簡単にとりました。

雑味がない、といった言葉はどういうことかいくらかお感じ頂ければと思います。

今どんな状態でお使いの状態の183Eでも必ずこういった調整するとこういった雑味のないクリアなすばらしい音色成分は復元できます。

弦、ハンマーは純正のままで大丈夫ですのでそう大きな費用はかからず再生できます。弦、ハンマー変えても底辺修理をしっかりしないと雑味は消えず良い音は得られません。また独特のタッチ感もシュワンダーが影響しているとも思いません。

こちらも弦ハンマーはオリジナルのままのご納品です。ヘッドホンでお聞きくださいませ。

 

 

横にあるYAMAHAのアップライトをお使いだったところ、全然違う、といっていただいて

気にってる、と何度もいっていただいて今の段階はほっとしています。

大人の男性の方ですが、結構むつかしそうなお仕事してそうな雰囲気の方が多いです。

今回も医療関係のお客様でかなり特別なお仕事のようで大変興味深いお話しをきかせていただきました。

 

 

ディアパソンGPも、現在の在庫状況が動きましたら随時入荷していきます。

まだまだ各メーカー、一部の評判がぐるぐるとめぐって本当の良いところがまだまだ認知されていない気がします。これは良い状態のピアノが少なく、ただただ調律メンテナンスだけになるとそうなりざるをえません。

基本的にすべてのピアノは良く可能性をもっていてるのは確かです。

職業体験

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職業体験に4名、中学生がこられていました。

毎年引き受けています。

 

「あーうちのとこも来たよ」と市内の事業主の方なども。

 

まず、事務所をお掃除をしっしょにして。

せっかく来てもらうのだから、何かよそではないことを。

 

まず商い、という意味でどんなルートを経て商品がはいってきてでていくのか。

入荷伝票をお見せしました。

 

この商品いくらにみえる??原価はどうみえる??

 

「これが定価、これが仕入れ値になります、差額が利益になるよ」

 

ほー。と

じゃ、掛け率から利益と1割したときの利益を出して。

電卓でぱちぱち

 

うん、当たり。

じゃ、2割、3割となったときは??

 

「全然儲からない!」

 

特にネットの時代にはいってますます厳しくなったこととなぜネット=安い のかを説明して。

 

次に商品の入荷

商品は、どうして選ぼうか。

相手のことを考えて、選ぼう。どう選ぼう??

これはだれかの役に立ちそう、そんな気持ちで選んでみよう。

 

 

値札も作って。

じゃ発注。

取引先に自分でお電話してもらいました(事前にむこうへは連絡とってあります)

次にファックスをしてもらって。

できるだけ自分でやってもらって、番号をうつとき、紙をいれるとき。なるべく自分でやってもらいます。

右から左への作業は惰性につながるので、考えてもらう、すぐ興味あって考えてもらえる子は優秀、今回は皆このタイプ。

次に考えるのが面倒っ子もいることでしょう、いちいち考えさせられて面倒。

こうなった場合は無理やり考えてもらうのかそうこうしているうちに興味がわくのか、また、こちらが考えてもらえる工夫をするのかの2択になります。ですが、前者のやり方は当教室の生徒さんの成長をみているとあまり変化がないように思います。

挨拶一つでもそうです、「はい、挨拶!」といって無理やり挨拶させるのもそのうちそれが習慣になってほかのだれかに相対した時の第一歩になるきっかけにもなるでしょう、ですがいつまでもやらされてしぐさであるならばそれは無理やりつづきで、ピアノも無理やりつづき。

挨拶のしつけをうまくしているようで自分への安心感のためでしかないこともあります。

 

だからまだまだ興味を引き出しが眠っている子はうまく引き出してあげないとダメです。

興味があれば顔をあげてくれる。

 

今回のメンバーは皆優秀でした。皆それなりに前向きで好奇心がある、体力もあって、素直。

またメンバーの個性も体をつかえる子と器用な子、うまい具合にバランスがとれていて非常に運びが楽すぎました。

 

 

斑鳩の展示店内ではクロスをはがしたり、金属を磨いたり。

その経験ですぐに幼稚園で実践してもらって誰かのために残してかえることを少し体感してもらって。

 

「できた?あぁ〜まあぁいいやこれでいいよ」

 

「端っこのこっているで最後までやります。」

 

驚きました、大人でも最後の一押し甘くなりますよ、甘えたくなります。

色々と会話をしていると、やっぱり大人子供という枠はあまりないんですね。

考えていること楽しいこと嫌なことだいたい同じで子供扱い口調や扱いしないことが良いようです。

自身も子供のころ、よく親や先生に子供だからこんなもんだろう、子供だましといった行動に嫌悪感を感じたことがあります。

自分が楽せんがための手足のように使わないこと、すぐに伝わります。

 

仕事というのは、学校では責任と教えられました。

責任だけではちょっと持ちこたえられないこともあると思います。

仕事は向こう側に誰かがいてるので一人の趣味でやるよりより楽しいことも多い、と少しでも思ってもらえたらとは思っていましたがどこまでどうかはわかりません、そして、自分より子供の方が偉いことが実にたくさんありました。

 

結果に対してものをいうのは実に簡単。

いわれてすぐ直る子はその子が優秀なだけ、そうならない時にどういう道筋を、もしそれを仕事をしてるのならば「責任」をもって立てれるのか。

 

「あ〜、またいつもの日々にもどるのか〜」とポロっと漏らしてました。こちらも同じでしょうか。

 

なんにせよ今年は特にそろったメンバーでした。

 

さて、話が飛躍しますが先日、目に入った一つの言葉がありました。

「自分に勝つのは簡単、だれでもできる」

ボクサーの長谷川穂積さんが言ったこの言葉、次回は少し探ってみようと思います。

自分に勝つの簡単、誰でもできる?!ちょっと信じられない言葉ですね。ではまた。

修理は下からコツコツと

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お客様のお家で。

以前当店でピアノを買ってもらった方です。

こうして敷物をしてもらっているだけで大切に扱われているのを痛感しますね。

 

「小さい時からピアノが友達いうてましてん」とおばさま。

 

タッチの調整をして。

かなり弾かれているようです。

パッとさわるとどんな使われ方か、結構わかります。

狂い方に現れてきます。

比較的小さな音で長時間弾かれる場合。

この場合は全体的に小波のように乱れる感じです。

当然ヘビーに弾かれる場合は逆です、乾燥がきつい場合はピッチから落ちていきます、エアコンのふきぐち直接の場合もこういった傾向があります。床暖房も影響は強くこれは対策が必要かもしれません。

 

今週は演奏中の断線、弦の張替えが多いです。

ピアノよって、非常に張るのがむつかしいことがあります。

グランドの方が簡単ですね。

 

中古展示のC3の修理です。

鍵盤部はカシミヤクロスですべてのブッシングクロスを交換しました。

特別減ってもいませんでしたが、交換することでタッチの柔らかさ、タッチのレベルがでてきます。

クロスが経年で硬化しているとタッチがオンオフといった単純なものになりがちです。

当店の出荷するGPはどんなに良い状態でもすべて交換して出荷しています、これは底辺からピアノがかわります、いくら上部をさわっても安定しにくいですが、底辺を固めておくと安定した充実したピアノの基本できてきます。

 

次にハンマーのセンターピン交換。

これも重要でタッチのすべりに影響します。

ここも当店で出すGPはすべて交換されています。どんなに良い状態のピアノも交換して出荷してます。

音とタッチが変わるからです。

 

 

さて、次。

今日は、のこりのハンマーの半分を終えた後、ウイペンアッセンブリ。

アクションは大まかにわけて ハンマー ウイペン 鍵盤アクション の3点を一体させてできているともいえそうです。

この大きくわけて3つの要素すべて手を入れることが大切です。

 

ここの部分になります

全て外して、ジャックとウイペンのセンターピンの全交換を今日行いました。

少し急ぎでやっていきます。

これがウイペン、ハンマーを下から支えている部品。

ハンマーアッセンブリが有名ですが、このウイペンはタッチの質を構成します。

非常に重要です。

つかい古したセンターピン。

このまま何十年つかってもつかえるのは使えます。

ですが微細に汚れがたまり円運動がスムーズにいかなくなります。

新品。

光沢があります。

これをハンマー、ウイペン、ジャック3点×88個交換します。

太さを合わせて調整して一つ一つ。

内部の埃の除去。

すっきりと。

 

センターピンの交換はタッチが重い時なども特別異常がなくとも交換していきます。

すると、スムーズな動きができてはじめて皆「軽い」と思う感触がでてきます。

何も物理的に鍵盤の重さを軽くしても、さほど効果がないときは多いです。

このセンターピンは交換され適当なトルクを与えられると、軽いが軽すぎない表現しやすいとなります。

これは誰が弾いても弾きやすいピアノになる第一歩です。

油をさしても一時しのぎ、またやたらイージーなタッチになることもあります、一長一短と確実な前への歩を進めること。似てにつかぬ別物で後者はなぜかいつも苦労や面倒を伴うような気がしてなりません。

 

今日中に必ず終わられないと今週は予定が立ちにくそうなので終わらせました。

急に色々な仕事もはいってきたりしますから、常に早め早めに進めないと行き詰りやすいく、残業を回避するのもこれまた技術です。

なんにせよ、なんでもひと段落させると気持ちも楽になります。

年末イベントや恒例行事もあります。

 

近く職場体験で4人ほど中学生がこられます。

中学生、もう大人ですね、なんでもできます。

その時間どうしてあげると良いのか、大きなことができずとも何かもってかえってほしいと思うもので、以前先生がポロっと

「うちの娘もまだ結婚してないけどほどほら仕事ってやりだすと楽しいじゃない」といわれて当時まだ新人だった頃そうふいにいわれて未だに覚えています。

 

浜松国際も明日でもう一次通過発表ですか、あっという間です。

 

浜松国際ピアノコンクールスタート

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浜松国際ピアノコンクールはじまりました。

3年1度の世界規模のコンクールで、おそらくショパンやチャイコフスキーなどに次ぐレベルにはいるほどハイレベルなコンクールといえそうです。

そして、当たり年はショパンなどのコンクール以上に入賞者の粒がそろうほどの年もあります。

 

 

 

今年は牛田君がエントリーしてるんですね

驚きました、彼ほど演奏能力とタレント性をもったピアニストは十年に一人以下くらいではないかと思うほどで、すでにピアニストとして十分活躍されているのは周知のとおり。

そんな彼がここにエントリーしてくる、彼が仮に優勝をしたら今後、圧倒的にピアニストとしての活動が変化するのかというとすでに一定の成功をおさめていますから、もし序盤で落選してしまうことがあればキャリアにマイナスになるそのリスクの方が高い、それほど売れっ子のはずです。

実際、ほかの著名なところで受賞しても1次予選で落選する可能性もあるほどのコンクールです。

その状況でエントリーするあたり並々ならぬ思いがあるのでしょう。最注目の一人です。

 

さて、もう3日目にはいっているようで休日を利用して聞いてます。

一次予選が一番面白い、後は結果だから。

確かにそうかもしれません、そしてプログラムもかなり自由性を感じます。

 

あ!と先日学生コンクールで聞いた曲と同曲を弾いてます。それ自体はまま当たり前のことではあるのですが、記憶に新しいことですからどう違うか、その基準で聞いてしまいます。

例えばプロコフィエフ、この作曲家の曲は有名なコンチェルトもふくめてアピールのしやすい作曲家なのかもしれません。

学生コンクールでも弾かれていたOP28や戦争ソナタ。

op28のソナタは優れた曲ですね、普段プロコフィエフは滅多に聞きませんが全く良くできたすばらしい曲ですね。

上手な方はまるでモーツアルトのように明確に表情を出していきます。

 

重ねられた同音打撃は情景、抒情楽章では揺らめく灯とその定まらない不安定さ、無機質の音を有機的に転換させる発想、トリックのように様々仕掛けられています。

そのどう遠回しをど迂回されているのか。

もうそんな演奏をしてくれる奏者もいてます。

 

そりゃ浜コンだもんレベルが…。そうかもしれませんが年齢は同じくらいなんですね。

 

以前、著名なピアニストがそれこそこういったコンクールに受ける生徒さんでのレッスンにおいて、曲はチャイコフスキーだったかで。

「名演奏のピアニストのように弾かないでください」

これはいったいどうゆうことなのか。

 

なにかCDや外的に受けた影響をそのまま付け足した迫力で弾かないでください、あなたの言葉で弾いてください、楽譜から自分で感じておこしてください、演奏を簡単に片づけないでください。

あなたは今ここで私の前で演奏しています、それまで簡単な道程ではなかったはずです、そんな若く気鋭なあなたにはあなたの言葉あるはずです。

 

おそらくそう言いたかったんだと思います。

浜松国際のような高レベルではもうそういったところに至らないと、もし至らないなら至らないなりの突き抜けた美学をもってしてそのピアニズムを審査員の胸に届けないといけない、上手い人は本当に世界にはたくさんいてます、いすぎています。

 

話が逸れてきました。

元に戻して

トップバッター?ですかね。

 

片田愛理さん

この方は何度か著名なコンクールで映像をみたことがあります。

純白な心、ただ音楽好き。

そんな気持ちにさせてくれるピアニストです。

今回も素敵なスカルラッティ(きっと自分で選んだんでしょう)ショパンも彼女らしい純度の高さがありました。

今回どこまで残っていけるか、相手関係もでてきますから簡単なことがないですが、ひとステージでも多く聞いてもらいたい気もしますね。

また聞いてみたい、そう思わせる表情を出せるピアニストでそういった意味で注目です

新しいアプローチに

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RONSEN コールドハンマーはいってきました。

何も、冷え冷えのハンマーではありませんよ。

 

ホットプレスではない、低温で処置されているタイプのハンマーで、フェルトに最高級の素材を採用されたハンマーです。

まだ一台分とりつけたことのないハンマーです。

 

 

さわってみて。

とにかくフェルトの質がすばらしく良い、Abelも質感は大変良いのですが、こちらはややホットプレスといった印象で、先端に硬度が高くて良いのは間違いありませんが、幾分に加熱処置の雰囲気があります。

こちらはチョコレートでいくと、生チョコ、さらにいえば加工品として完成されていない、カカオと粉糖をまぜられ、ペーストになり、すり鉢でまぜられた状態、といえばわかりやすいでしょうか。

 

 

とにかく柔らかい。

硬化剤をいれないでどこまで仕上げられるのか、そこに興味があります。針の刺し味も上質ですばらしい感触。

 

 

ハンマーとピアノの適正。

これは非常に大きな問題で、なんでもかんでもレンナーをつけて後でタッチが重くなったYAMAHAは良く目にします。

これは鍵盤静荷重を取り直してバランスをとっていないからだ、とよく言われますが、個人的にはそれで万事解決とはならないと思うほうです。

なぜならレンナーは非常に密度が高く、濃い。硬い柔らかい、を超えてこの芳醇な生クリームのようなフェルト層に対して適当なピアノメーカーをあてがっていかないと逆方向に進みかねないかと思います。

実際、今お話しいただいているピアノで、レンナーにかわったYAMAHA GPを修理してハンマーをつけなおす仕事の予約がはいっています。逆にAbelを例えば現在のKAWAIやディアパソンにはあまり適当ではないかもしれません。

ピアノが軽く響きがイージーになってしまう可能性があります。

 

さてこのRONSENは??

このハンマーがさらなる本命であってほしい、とそう思いながら少しテストしてみます。

フェルトの材料は間違いなさそうです、後はこの柔らかさをどう生かしていけるか、どの場面まで生かせるのか。

針入れ下感触では、基本的にかなり使えるハンマーであるのはほぼ間違いなさそうで、そのフェルトの旨味とその弾性の相性をどうまとめるのか。我々の手元で解決しきれるのか、メーカーを選ぶのか。

 

 

 

文字がぼけてしまいました。

カシミヤクロスを使います。

引っ張っても弾力がって、さけにくく丈夫です。

また、国産の方は熱処置がきついのか、やや粗雑な触り心地がを感じます。

 

 

YAMAHAのGPは85年程度までが材料の一区切りを感じます。

この後、90年程度で手に刺さりそうになるささくれがでてきて、以後コストダウンにはいっていってるように見えます。

この時代までの材料は非常に秀逸です。

 

 

鍵盤まわりはだいたいできてきました。

ドイツ製のパンチングが入荷しました。

これをすべて下に敷いて、雑味を取ります。

ハンマーフェルトのような質感で、合成繊維のオリジナルタイプを大きく品質UPしておきます。

 

 

この時代のC3はある程度しっかりした整音を行う必要があって、それにより鳴りの良い時代のC3、という範囲を超えた、RONSENハンマーのような質感の良い美音、これがはっきりとでてきます。

また、製造番号300〜400万までが個人的に最もC3らしいという意味では王冠かな、とは思います。

何台もしてきたピアノですが違った表情を出せればと思っています。ちなみに入荷してきた状態はいつもガラガラと荒れた音で鳴るだけの状態ですべてのピアノがそのような状態で入ってきます。

 

ビクターピアノ。

15.8万という特価にてご案内中です。

まだまだ整備中で、仕上げはご成約になってからになると思いますが、非常に良い音出します。

背丈もあるタイプなので大人の方の演奏にも向いています。

内部のセンターピンなどの修理もしてしまいますので、末永く使っていただけます。

本体の代金はほとんどゼロで、実際の整備代金のみといった金額でお届けいたします。

 

 

 

 

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