入荷情報

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入荷情報です。

KAWAIコンパクトはいってきました。

外装も塗装が済んで新品です。

特徴は、楽譜たてをグランド用の特別オーダーで用意しました。

広くて使いやすいですよ。

足もスタイリッシュデザイン。

 

通常、インテリアピアノはKAWAIでは95万円くらいします。

音質もコンパクトらしからぬ音に仕上がってきております。

 

428.000円(税別)

全体塗装や内部の消耗品交換具合は一般の中古品より比べられないほど交換してありますので、その分の差し引いて考えてもらえると大変お値打ちです。

このタイプはこれ以外でみたことがないほど珍しいデザインでご自身だけの一台に。

ポリ塗装なので、水気の除菌などもしやすい外装です。

 

 

 

 

消音依頼が多いですね

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消音ユニット、現在オーダーが多く担当スタッフが連続して3台取り付けをおこなっています。

ピアノに電子ピアノの機能を取りつけができます。

15万円ほど必要となります。

消音の実際について今日は少し。

 

ノブ一つで色々な音へ変更できます。

スピーカー付きもありますので、それで外へ出すこともできます。

先日のお客様は息子さんの演奏をヘッドホンされると聞こえないので、もう一つの端子からスピーカーへつないで、お母さまはそこから聞く、といったことも可能になると思います。

録音やメトロームなどなど電子ピアノにありそうな機能が搭載しています。

 

足回りの内部の様子。

ペダルに対してもセンサーが必要なのでこういった配線になります。

 

音がでてはいけないので、ハンマーが弦をうってはいけません。

なので、弦に到達するまでにストッパーが必要です、それがこれ。

パタパタとこのバーをたたく音のみとなります。

 

消音ユニットの機械類をとりつけること自体の性能に与える影響は少ないと思います。

ただ、このバーがあるということは、鍵盤を下げる途中でここで衝突します。

この場所でハンマーをエスケープしないといけません。

 

簡単にしてみると…。

野球のピッチャーが投球時にギリギリまでボールを離さないで投げることと普通のピッチング(これが普通の状態)と、もっと手前で、早くボールを手からはなす状態。(消音付き)といえばわかりやすいでしょうか。

理想は前者ですが、消音付きになると後者になります。

またその他もポイントポイントで機種により変更点もあります。

 

音やタッチの質にこだわる技術者にとってはレットオフを広くすることもは辛いことでもありますが、つけると決まれば、できることはそれ以外の要素を引き上げることに力を尽くすほうが現実的といえます。

装着の賛否論争をしてどちらの立場を表明するかの水掛け論自体をいつまでもしていても実際としてはそれ自体に性能向上に意味がないからで、実際レットオフが広くともそのほかのレべルが高く仕上げられているピアノはやはり説得力をもった音を出すピアノになります。

 

 

 

消音のメリットは生のピアノの鍵盤のタッチで演奏できることともいわれます。

 

さあどうとるか、ということになりますが、生のピアノが夜中まで弾けるとなるとメリットは大きいといえると思います。

ただ小さいお子様などが弾く場合はできるだけ生のピアノが良いと思います。子供の頃は何かのために演奏するというより、なにがためでなく叩いて楽しいという感触は生ピアノでないと感じにくいからです。

消音付きはその選択が可能といえば可能になります。

 

もう完全にヘッドホンをつかわなくなってしまった場合は、調律師に、さきほどご紹介した理想的なピアノの調整を普通の状態位置へ調整しなおしてもらえれば済むことです、すぐにできることです。(内部にユニットはそのまま残しておけます)

 

消音ユニット後つけは、弱音機能をのこしたまま、普通演奏、弱音、消音と3種類選べます。

新品からついているものは弱音を省略されていることが多いです。

 

簡単な結論をつけると、装着したものでもそのほかの要素をしっかりバックアップされていさえすれば、つけていない内部がそもそも未調整のピアノと比べられないほど雄弁なピアノになり得ます。

付けるとレットオフ等を広げるからいい悪い、というレベルでの議論だけになってしまうのではなく、鍵盤クリアランスをもっときちんととるだけでも違うし、そもそも国産アップライトで3弦あたりの調整をしている技術者がどれだけあるのかというとどうでしょうか。また調律のユニゾンの作り方それだけでも全く違います。

できるだけ両方のメリットを兼ね備えたものに近づけるようベストをねらうことが現場の技術者として求められる現実的なことだとおもいます。

発表会

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今日は、当教室の発表会でした。

 

 

 

ソロ演奏がメインになりましたが、ネットレッスンの影響で準備不足と先生方から聞いてましたが発表会は終演とさせていただきました。年一回の成果発表を先生や生徒さんから求めてもらったことは改めてうれしい発見でした。

 

もう一つ、初日は最後にブルグミュラーばかり集めたブルグミュラーのコンサートを行いました。

こうしてこのブログにのってピアノを買いに来てくれるお客さんも実は結構いてるんです。

そんな中、色々なカラフルな出会いが沢山あるんですね。

こんな個性はもっとしってもらいたい、という方々を集まってもらう機会はずっとほしかったというのはありますが現実は単純ではありません。開催目的は一つではありませんが、今回それもできたことだと思います。

 

 

終演後に

 

男の一人が

「ありがとう」

と言いいにきてくれました。

 

「ああぁ、うん、下の子たちに夢を与えてくれる演奏になったかな?」

と、急なできごとに動揺しました。

 

向こう側に親御さんが微笑みながら見ておられてきっと「挨拶にいっといで」といわれたんだとすぐにわかったんですが。

「高学年だから下の子達にゆめを与える立場だからな〜」と、少し以前に立ち話をしていたのを思い出しました。自分の言葉で話しかけてくれてうれしいことでした。

 

今しようとしていることは何がためでなくてこの時間を選んだ自分を迎えてほしいこと、それを沢山の方が静かに耳を澄まして聞いていて、階段のきしみ、浴びるライトの温度、すべてを今の音に変えてほしいこと。

本当は舞台に車座になってこの時だけはと3つの約束を伝えたかったです。

 

色々な人に発案時から「なにがため」「どうであれ」と聞かれ言われつづけた気がします。

1分後の何かのためになんか弾いてほしくない、偉大な音楽家は皆、理由づけのないゼロの音楽を奏でています。

 

 

スタインウェイのフルコンとYAMAHAのフルコン

同じ時代に生まれた2台だったので、内部の構造も含めて色々とご紹介したかったのですが。余裕がありませんでしたが撮れたものだけでも。

 

スタインウェイを模倣してYAMAHAは作られています。

潜ってみてもまぁほんとうに似ています。

これはスタインウェイ。

ぱっとみただけでも丁寧なつくりがわかります。

同時代の2台でボディへ伝えるような組みまでまぁそっくり。

下はスタインウェイ。黄色の金属はサウンドベルといってスタインウェイのボディへの電動を補助する仕組み。

YAMAHAもついています、サウンドベルも黒くして目立ちにくくしているのかもしれませんが(笑)

ピアノからの見晴らし。

調律中。

色気だけつけれたら。

ピアノ庫では湿度計温度計の数字をみながら作業を前後させます。

舞台上で変化します。

アクションの底辺、ベッティング調整。

 

YAMAHAのCFですが低音に3つついています。

低音を滑らかに確実に丁寧で力強い響きを作るのに適切なことできると思います。

筬の材質も家庭用とは全然違います。

 

ただ、出た音は違いますね。

またメンテナンスの質も残念ながら違います。

予算も取り方もホール側として違うんでしょう。

YAMAHAはYAMAHAの音色成分があります、晴れやかでどこかに固着するすることなく万人に愛される健やかさがあると思います。それを突き詰めることがやりたい仕事です。

 

後半どうでもよい記事になりました。

ご納品

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コロナ拡大後、奈良フィルハーモニーも演奏会をやめていましたが、初回のコンサートに仕事でいってきました。

なんかひさしぶりのコツコツ感(独特の響く足音です)

 

 

席数も3分の1以下に抑えられていていました。

チケットは完売でも絶対数がすくないですから大変です。

収益性は半分うまってようやくとんとんくらいではないでしょうか。

 

自分が前回した調律の後ですが、一般の家庭とはまた違った視点や力の入り方で作業をしますのでその痕跡が調律音でわかるのが面白いです。とにかく単音を大事にしていくようにしていくことにしています。

ピアニストにピアノをわたすときはいつでも震えながらやってます。

 

「リハーサル」を聴くのもやや久しぶりで、やはり臨場感がありますね。

 

わざわざ足を運んでわざわざチケットを買いにって、わざわざ感がその場の物語性を生みますね。

結果として奏者も自身の必然性を感じ瞬間的な充実に時間を注ぎたくなるんだなと改めて感じました。

 

ハーマンピアノのご納品でした

「こんな安くピアノ売ってるなんて」

そういって見に来られました。

「以前はもっと安く販売していたんですよ」と。10年前以前は仕入れも今より安く手に入りました。

128.000円でした。

山間部なので除湿器を取り付けました。

広い広いお部屋に、斜めに置かれて小型のピアノが十分に満たしてくれそうです。

ジャズのコンサートもこの場所でできたら、とのことでした。

どんなピアノも手入れ次第ですばらしいピアノになってくれます。

お値段はあくまで市場価値です。

こういったお仕事も、何かお手伝いにできたかとおもえる充実感が大きいですね。

1000の思い

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自身にとっての中医の先生が死んだと訃報がはいってきました。

先生といっても彼の著書を通してのことで、もちろん面識はなくて、でも自身に多くの少なくの、「あるがまま故に」と、その感受性を自身に残した人ともいえる人でした。

自分に先生という先生はあまりいない、バッハやべートーベン、シューベルトなど以外となるとなかなか思い浮かべられないからきっと特別な人だったんだろう。

あまりの近日の不摂生から身体からの願いだったのか、たまには著書でも見返すかと、数年ぶりにきちんと見直していた翌日のことでした。

 

今日は、山小屋のようなお家への調律でした。

森の中で息が長く、虫がはいってくるから虫よけがあって、冬は薪で暖炉をとって暖めるものはその余熱で暖める。

そんなお家で小さなYAMAHAのピアノ。お人も暖かく、少しはピアノに対しても調律を通して音になってくれたかなと。


先日は、新規のお客様、久しぶりの調律でアクションが破損、オーダー箇所のアクションの修理にプラス見えないところを手を入れてタッチにしていきます。納品してはせめてとネジをまわして再開しはじめたピアノに少しでも手元を楽にしてもらえたらと。サービスの箇所は何も言及せずとしておきます。

おとといは、ピアノの状態見の確認のオーダーでした。今後の使用用途をお聞きして自身の経験とお客様の求めている結果を整えて、言葉にします。

その前後で、お客様の体調まわりのお話をきかせていただいて、笑いと医学のことを教わりました。

 

影響を受けえることをすべて、できるだけ高い純度で盤上に残しつづけることが自身にとっての「中医の花を咲かせる」ということであり、受けたすべてことに対して敬意を表しつづけることだと思っています。

 

このブログが1000の記事に到達しました。

節目や記念日というものがそもそもあまり興味がなくて叱られるほどですが、少し前から気になり始めていたことです。

こういった気持ちをもって1000に達し、よぎることは偶然なのか必然なのか、きっと答えは2000が持っていることかと思っています。

これからもその花を咲かせることに対していくらかの役割意識をもってみてもよいのかなと思っている次第です。

 

入荷なども。

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レーニッシュのアクション修理にはいっています。

レンナーアクションを搭載して、ドイツ製らしく。

国内でもアトラスやシュベスター…アップライトでも高級ラインナップに搭載されていたりしますね。

RONISCH ドイツ 中古品として販売していきます。

 

 

鍵盤まわりの状態はブッシングは良いピアノにする基本中の基本です。

ここで多くのことが決まってしまいます。

世の中の流れで、ネット環境が整い多くの情報が得られるようになりました。

部品のメーカーが問題ではありません、部品の組み方、調整の仕方が問題です。

レンナーであろうとデトアであろうと国産であろうと調整が適切なピアノが常に優位な結果になります。

ただ、つかみやすい、表に出やすいのところで納得してもらいやすいのでそうなってるんだろうとは思います。

 

 

DIAPASON183Eはいってきました。

この機種の引き合いが多いです。

当店に関してはもっとも多いくらいです。

できるだけお安く販売いたします。

この機種は同時代のYAMAHAはまだ2本ペダルだったので、3本ついているし、大橋系だしといったところで人気もあるのかなと思います。仕上がると国産らしくない固有の音色成分がでてきます、ハンマーに硬度がいるので、純正のままのほうが音色づくりが楽なピアノともいえます。どうしようかな…。同じ183Eばかり量産するつもりはないので色々工夫して一台一台際立たせてお届けしたいですね。

 

 

当店では、修理の部品や人件費等を計算して値段がきまっています。

当たり前のことですが、何が違うのかというと、変えなくてもまだまだ使えるものもどんどん交換していきます。

結果、機種独特の音色成分へのアプローチが可能となるからです。

このピアノはウイペンアッセンブリ一式交換してしまってもよいかなとおもったり色々検討してます。

それに大橋系はペダルの修理が必要です、ペダルBOXを分解して潤滑をあげる必要があったりします。

 

70万円台になるともいますね。

 

調律、できる??

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先日、ふと社内の中で話がでました。

調律って素人の人はできるのか?

 

これはよくライブハウスなどへいくと、明らかに乱れた音を治せたら便利だろうと店主がチューニングハンマー(調律工具)をどこかで手に入れ、調律先にいくと横に無造作においてあることがしばしばあるのです。

 

以前、ホールのスタインウェイの調律の依頼があっていったときもなぜかチューニングハンマーが3つも横に並んでいました。

いかにも、このピアノ用なのでお使いください、といった具合でした。(スタインウェイだろうとベヒシュタインだろうYAMAHAだろうとある程度規格は同じなので同じチューニングハンマーが使用できるのが通例ですが)

 

まず、ライブハウスという特性上、強打が多いこと、自分で直してもまぁベターになればよいだろうというところ、そもそもピアノが古くメンテナンスが行き届いていなくてボロボロなので多少いじっても大丈夫だろうという気持ちとたびたび強打で狂うので経費の問題なども原因につながっているかと思います。

 

では。できるのか。

 

実は、調律師になる前、自身はギターをしていましたのでAの音叉があれば6本弦のギターは合わせることができていました。

これはほとんどのギタリストができます。これに味を占めたのか、まぁできるだろう、とおもったのが誰より自身だったのです。

専門書を読むと、残念ながら他の楽器と違い不可能ですと書かれていました。ほんとに?と。

また絶対音感と他楽器のチューニングをしたことがある人などがほど、こういった気持ちになられる人が多いです。

 

そしてできる、最も思い込んでしまいやすいのは、「自身のピアノなどで工具をもっていたのでやってみて、狂った一本などを修正してみたら直った気がする」それをうまくできると感じたことがある人です。

 

これは調律の基本であるユニゾン調律と呼ばれるものです。

ウワウワン!と誰が聞いてもわかるほどにくるった音を該当弦を見つけて引き上げるとマシになります。

これは調律師の学校にはいって初日に練習します、このユニゾン調律はその日にできる雰囲気をもつ人は半分くらいいます。

遅くても3日くらいかけてやればチューニングピンを痛める痛めない、音色という細かなレベルを覗けば広い的を得るという意味では誰でもできるようになります。逆にこの時点でつまずいているようではこの先は相当キツイ上り坂となってきます。

 

では自身はどうだったか、初日から数日程度はまさ「あれ?上手できてるね、うんうん」と褒められて「調律できる、簡単!」とおもったことでした。

それは運転免許センターでエンストせず発進ができて褒められているようなレベルということにきずくことになります。

 

学校内では毎日全日制で5~6時間ずっとピアノの前で調律をし続けます。

数か月たてば音階づくりがはじまります、このころでは和音の音程差異が聞こえるには期間はまだまだ短すぎます、結局、皆、当初の勢いは薄れ、挫折感で憔悴しきってきます。

それでも毎日毎日やりつづけ、テストでは順番を張り出され晒されるものですから、皆が躍起になって誰よりも彼よりも抜きんでようと居残り練習をして、その一年後、調子が良くて一通りの雰囲気を作れるのが伸び盛りの18.19歳の人達がこれだけの環境で時間をかけて練習してでも30人に1.2人くらいのものでしょう。

1年程度では特に音階づくりと高音の調律は、判別できる耳ができていない人が半分以上ほどになります。(一時期学校で後輩の指導経験があるので傾向がわかります)見方によると、半音の千分の1の誤差を聞き分け調整できる耳が必要になるということになります。

 

2年後卒業して、現場に出ていって綺麗にできたと思って、奏者に渡してはNo!なぜ?間違ったことはしていない。

今度は、調律なのに音色的な問題でNOと言われ始めることになります。そしてプロの調律師の中でもこの問題もクリアしていく人はこれまた少数派に属します。

 

と、書くと大変に見えますが、根気づよくやれば必ずある程度はできるようになるので、先天的な素養の分野ではないと思います。

「膨大な時間と練習が必要である」ということを強調しておきたいと思います。

 

なので、調律を教えてほしいと、一般の人に言われても前述したユニゾン調律の体験程度はしてもらえますが、ここの6度と3度が対応して、ここでは4度5度に誤差をつけて…、低音では短7度が…と説明をしても聞くべき音が聞こえないので説明が通らないと思います。

一通りの調律を覚える耳の訓練は毎日何時間もかけて出来の判断のしてもらえる人のもと長期にわたるしかなく、相当の覚悟をもってやはり専門の養成所にはいり、仲間と刺激をうけながら切磋琢磨するほうが結局は早いです。

ましてお客様のお家で、途中で耳がマヒしてわからなくなったので、と途中で投げ出せるわけもありません。

 

客観的な答えとして、感応調律は全く無理だといわざるを得ません。

整調、修理などは寸法をみながらネジをまわしたり、修理は切ったり張ったりと工作の要素も近く比較的できるといえます。

学校内でも調律のこの膨大な時間をかけるに対して、1工程1工程に対してはずっと少ない時間を当てられますので調律と違って時間の蓄積がありません。

 

外装の研摩や傷補修は、もう少し専門的になりますが、磨きはやりやすく、また、傷補修もある程度のレベルでしたら割とすぐにできるようにもなる人も多いです。

 

文字ばっかりになりました。

ご興味あれば途中まででも苦笑

スタインウェイ

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スタインウェイピアノ。

押しも押されぬピアノの皇帝です。

 

 

ピアノ庫内にて。

日本の多くのホールにスタインウェイのD型がはいっています。

およそバブル期の余波であちこち箱物ホールもまた増えたんだと思います。

それにともない当時のスタインウェイディラーの営業力もあってあちこちのスタインウェイが納入されています。

 

 

特にローカルホールは納品したての新しいタイプよりも30年前後経過してきているピアノも多く、ここでオーバーホールの時期にはいってきますので、ちょうどそのまま使っている場合と、オーバーホールしている時期のものとあります。

その理由もありここでスタンウェイピアノの品質に差に開きがある時代に今はいっているのかもしれませんね。

日本のスタインウェイはおとなしいなどといわれることがあります。

これは個体差や湿度の差よりも技術者の毛色に差があるように思います。

 

 

日本の良さは模倣力の高さと敬う心にあると思います。

特に調律師は職人の世界でもあるので管理会社が同じですと特に同じような仕上がりのスタインウェイが多い気がします。

国産メーカーの代理店が管理しているスタインウェイは逆あまりに調整が触られすぎなさ過ぎている気がします。

 

なんとなくホールのスタインウェイはYAMAHAっぽいスタインウェイが多い気がしますね。

血みどろな表現力をもったピアノがもっと増えてもよい、増えるべきだと思います。

「綺麗すぎる」

手段が目的になってしまいすぎてないか。以前、結局、古めのスタインウェイに変更した反田さんの情熱大陸での1コマがうまくその様子を捉えた場面だと思います。

年代の品質や個性の自体の問題ではなく、作りて仕上げ手の意識の血脈に起因する問題だと思います。

 

入荷のことや修理のこと

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先に入荷情報です。

待望のEU品中古GPが入ってきます。

レーニッシュのグランド(外装は木目フレンチタイプです)

また画像をUPしていきますが、レーニッシュは1850年程度から創業のドイツ老舗ブランドです。

新品では600~700万円ほどするピアノで、以前、ベーゼンドルファーの国内ショールームでベーゼン、レーニッシュ、この2メーカーのみ展示されていました。ベーゼンはさらに高価なので少しお安めで、といったコンセプトで展示されていました。

 

少しお安めに、手ごろにドイツ製、舶来品を手元に置いてみたい方へお手伝いいたします。170万円ほどになるとおもいます。3型際サイズ、茶系のピアノ。

またご紹介していきます。

以前のペトロフ同様、国産とどう違うのか、音で示すことができると思います。

舶来品の中古品は国産とは違い次回の入荷はほぼ考えにくいので、ご興味あれば。

 

実はニューヨークスタインウェイも検討内だったのですがそれはまた次回へ持ち越します。引き合いの多いディアパソンの183Eもはいってきます、こちらは70万円くらいになるとおもいます。(こうしてみると本当に安いですね)

 

新規のお客様。

ねずみ食いです。

改築の間にはいられてしまったようで、防虫剤もなんのその、巣作りの形跡。

あちこちダメージを負ってしまっています。

 

テープもなくなってしまいました。

 

軽傷でも数万とかかりますし、今回は中程度~大程度ですね。

修理のオーダーをいただきまして早速修理していきます。

YAMAHAのU3Hですね、修理後は単純な破損の修理にとどまらないところを狙います。

オーダーして良かったと思ってもらえる、手元の感触が大事です。

口で語らず、実感で感じてもらえる、結果にこだわって。

 

 

別のピアノで、こちらもご新規のお客様

わかりづらいですが、真ん中の白いテープ。

あちこちバラバラについているのがわかりますでしょうか。

ご覧の通り、普通の状態ではありません。

新品の工場の貼り付けではもちろんありません。

 

 

お客様にピアノへご案内されて

「以前技術者の方にきてもらったときに、こんなひどい仕事がされている、至急必要です、といわれました」と。

と、なるとその方の前の方が粗い仕事をしてしまったのかな?となります。

当時、見せられてすぐに修理を行わず、後年、自分自身がこうしてご訪問させていただいたというわけです。

 

おそらく当時、逼迫した形で修理をすすめられて逆に悩んでしまったのかなと思います。

どこに頼んだらよいのやら、といった形だと思います。

 

この状態の「実際」はどうなのか?

普通は一つ一つパーツを分解して修理を行います。通常にやればだれでもここまで粗くなることはまずありません。

つまり、アクションが装着した状態で張り付けたと考えられます。

恐らく、破損していたところ、やっておくかと無償で調律内でサービスでされたんだと思います。

信用されてずっとお願いしてきた調律師さんだったから、と思われていたので、その実際をお話しして少し安心された様子でした。

 

ただ、このテープのずれもタッチのズレになります。

全てこの際交換されたほうが勿論よいし、その他もそれなりに痛みもありました。

 

ピアノも30年、40年となると消耗品に関しては修理が必要となります。

調律メンテナンス次第で、金属の白さびを防いでクロスを削らずにすみますし、御手入れをしていただければ随分と結果が違ってくることも沢山ありますね。

 

ピアノ、奏者、自分自身にとっても意味のある事を積み上げていきたいと思っています。

ご納品。

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RX-Aのご納品でした。

このピアノ以後にRXシリーズがはじまることになりますが、これらはレギュラーラインアップなので、基本コンセプトから別のシリーズになります。

出荷前。

 

お客様もアップライトをもっていながらのグランド購入なので、呼び分けが必要な状況になったときに ディアパソン カワイ と、呼び分けず 「RX-A」と早速呼び分けておられました。

 

当時、YAMAHAの方はというとSシリーズが発売されていました。

こちらも当初のラインナップに関しては同様にコンサートラインで製作されていました。

このシリーズは、調律したり見たり弾いたりとさほど珍しくはありませんが、RX-Aは出向かないと会えないピアノといえそうです。

 

 

逸話になりますが、以前このピアノを仕入れ先に下見にいったときにちょうど同業者の方がお客様をお連れされて、近くでYAMAHAのSシリーズを見に来られていました。そこそこ弾きこまれていて、消耗品や調整乱れにより、もうSの名残もない状態。

当然、購入如何の答えはNOでした。

 

名前だけの所有感の悦びを超えて、上部の部品だけかえたシリーズではなく、土台の骨組みから変わればもってうまれた音色成分があるのでその所有感と手元の喜びもいっしょに過ごしていってほしいですね。

 

サイズは5型。

5型くらいで楽しんでほしいといった製造メーカーの気持ちかな。

 

調律を終わって弾いてもらって。

KAWAIのアクションの場合は、ジャックのまわりに少しコツがあります。

タッチをYAMAHAっぽくややすがるくする場合は、ジャックの高さを幾分ひくく、手前に揃えます。

これは本来ストライクポイントの方がもっとも音色成分が良くでますし、それで良いならそれに越したことはないと思います。

ただ、このほんの0.1mmくらいで全体像が変わります。

ある種の妥協でありながらもご家庭で弾く場合はこちらを取る場合が多いです。

YAMAHAは基本の寸法である程度いけるはずです。

 

それ以前に、センターピンの交換、調律、調整…。があってこそなので、これだけいじっても良いものにはなりませんが、KAWAIのGPをするときはここは真面目に合わせすぎると少し手元がオーバーラップしてくると思います。

 

アップライトの入荷もありました。

KAWAIのNSタイプですが、これは内部のブッシングの修理が必要としますが、完成すれば非常に軽くライトですぐに良い音が得られやすいピアノで趣味で弾かれる場合はとてもおすすめです。本日お支払いを終えて週末入荷します(再生に2週間以上かかりますが)

 

以下は新型のダンパー構造へ変更の途中です。

ついでにあちこちのセンターピンも交換しておきます。

 

 

 

修理も止めどなくやっていっています。

 

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