調律師の仕事

- comments(0) trackbacks(0) gclef

調律師の仕事。

調律師の仕事ってどんなものだろうか、そんなこと普段感じませんが、少し書いてみたくなりました。

というか、なんでこの仕事をしているんだろう。ということになります。

 

今日は、全体調整とハンマー交換の二日目調整でした。

ピアノはG3BというタイプでGの最終型にかなり近いタイプです。

 

作業は途中から開始。

鍵盤の深さを均質に出していきます。

 

当初、修理前、こちらの先生は

「タッチのタイミングがおかしい」

とのことでした。

 

触った感じでは十分に理解できました。

これは内部の汚れ落としをしないといけません。

そして、一日目、アクションをピアノへはめこんだとき

「タイミングがあった」と表現されました。

実は、内部のカラクリのメカニズムとしてのタイミング調整はまだだったところです。

 

つまり、内部の汚れなどがまとわりついて、音になるのに時間がかかる、邪魔をする格好になっていました。

そして、次に興味深いのが

 

1日目は主に、左半分がおおむね調整がおわってきてまだ半分は未調整残しですが

「一度弾いてみてください」とご誘導

 

「右手のところ、ちょっと浅い感じがするね」

 

そして2日目の今日、上の画像のように鍵盤の深さを整える調整にはいりました。

はかってみると・・・。

 

深いんです、浅くないのです。

そしてまあまあ深い状態になってました。

 

??

と思いますが、ハンマーの針入れとしてのほぐれ具合が悪く、クッションがついていない。

つまり、響きを担当するハンマーの層が機能していなくて弾性が弱く、ゴツンとなります。

これが人は浅く感じる感覚をもちます。

 

とても面白いことです。

これを実際に先生におみせすればきっと驚かれることでしょう。

ざっとクッションをつけて弾いてもらうとそういった言葉はでなくなりました。

鍵盤はもっと浅くなったはずなのに。

 

先生は、かなり敏感な感覚をもっておられました。

かねてから、ご紹介いただいた先生よりお聞きしていましたが、思ったより一層、ずっと敏感でした。

ちょっと自分がハンマー交換をやりはじめた時代の初期であればちょっと対応できない感性の方とのお仕事だったように感じます。

 

 

おそらく新品の時も含め、全く別の楽器になった、という感覚はいくらかもっていただけたように思います。

この状態を弾いてもらってGシリーズだからCに比べて暗い、野暮ったいとおそらく誰も思わないと思います。

鍵盤のタッチ均整は新しい高級なピアノのタイプと大差ないはずです。逆にいうとそれだけのことが国産の土台の作りと手抜きがないアクションをもったピアノは可能だ、ということと、自身が行った工程のほとんどのものは特別なものはありません、ないがしろになっている部分が多すぎるのだと思います。

 

お嬢様のショパンの演奏をお部屋を介して聞いていると、まるでコンサートピアノのようだとのことでした。

ラフマニノフ、チャイコフスキーのコンチェルトも網羅できます。

 

調律師の机上の空論ほどむなしいものはありません。

理論で自己弁護をしている時間は意味をもちません、

もしそんなの無理というなら、自身ができることが何かあるはずです。それを今、鍵盤に落とすべきです。

ボクサーの辰吉が

「やる気ないなら時間の無駄、ほかのことやれ、親からもらったからだにキズづつけてどないすんねん、時は金やない、命や」

 

果たしてどこまでできたか、、、振り返るともっともっとあります。

その反省は次回へ持ち越しです。

 

全体調整とハンマー交換

- comments(0) trackbacks(0) gclef

YAMAHAのG3、まだ新しいピアノで、Gの最終期に近いG3のハンマー交換ほか一式を行いました。

タッチのタイミングが遅い

というのが一番気にされていて、買い替えも検討されていたとのことです。

 

入荷したAbelナチュラルハンマー

こちらのものは、前回のものと違って黄色のラインが見えます。

少し、重めで、張力が高いものです。

 

それと同時に交換するハンマーローラー

YAMAHA純正。

場所により、純正を使いざるを得ない場合があります。

なぜなら・・。

木材の黒鉛との相性なのです。

Abelも本革のものがあるのですが、こちらはピアノにより、摩擦が強く雑音が出ます。

潤滑剤などフルに使えば消えますが、1年もちません。でも本革の張はすばらしくタッチ性能はかなり良いです。

純正はフワフワしていますが、反発力が弱いです。

でも摩擦が強い状態はあまりよくありませんのでこちらを使います。

左が使ったもの。黒鉛がびっしり。

ハンマーの交換も、ハンマーヘッドのみの交換とハンマーアッセンブリごとの交換があります。

アッセンブリごとは、下の腕のようなもの一式交換します。

こうできればベストです、しかしコストが急激に変わってきます。

今回はピン ローラー ハンマーそれぞれを個別に交換することによって、アッセンブリ交換に近い状態へすることでお客様へのコスト軽減プランにしました。

いちいちすべてとってつけて、、、となりますのでなかなかの手間です。

 

レッスンをされている先生なので、3日という猶予で交換していきます。

右は合成繊維のもの、右のものはドイツせいのハンマーにつかえるウール製のもの。

形状も右は円錐をしています。

これは音が散らばらなくなります。

鍵盤調整の様子

 

下の青い板は、交換されたハンマーの調整に使います。

濃い色をつかってハンマーの白を視認しやすくします。大変便利です。

アッセンブリを外します。

最後の最後、タッチの初動がどうしても気になりました。

もう少し、指が吸い込まれる初動がほしいのです。

下のスプリングを磨きます。

チカチカ光ってますが、これを磨いて摩擦抵抗を減らします。

これが結構効き目があります。

材質とは?

材料というと一般的に響板を思い起こすでしょうか。

でもこういったスプリングをうける木材が部材が大問題で、悪いものはあっというまに木材が変形します。

なので修理すべきピアノ、本当に買い換えるべきピアノ。

それぞれ存在します。

 

最終的にこういった鉛で鍵盤重量をチェックして均整を出します。

 

少し今回は具体的に書いておきます。

ハンマーAbel交換 

鍵盤クロス全交換

ローラー交換

ハンマーセンターピン交換

ドイツ製パンチング全交換

全体調整一式

鍵盤まわり調整一式

調律

 

といった感じです。

お費用は25~30万円程度になります。

高く見えますでしょうか、部品代が結構高価ですね。

でも新品でも手の入っていない工程を盛り込んでまったく別物のピアノへ変化します。

巷であのピアノはどうだとか、ああだとか調律師間でももちろんあって、ある一定の評価のまとまりができてきます。

ですが、そんなことを感じさせないピアノになる可能性は各々もっているように年々、増々感じます。

なので、簡単にGシリーズはどうとかCはどうどか、KAWAI、DIAPASONがどうとかというのは年々逆に言えなくなってきている自分がいてます。それだけまだまだ調律師も未踏の域があるということだと思います。

結果、物事を言い切る言い方はしなくなってきています。

 

ミソは「このピアノ」としての等身大としての性能の拡大されることにあります。

 

お持ちのピアノの見えなかった音、タッチ、鳴り、舶来品を必要としないピアノと感じていただける可能性を秘めています。

そして最重要なものは全体調整と底辺の手入れです。

 

お家のG3へアクションを入れます。

ペーパーでハンマーを削ります。

なんて整形しやすいハンマーか…。と思うほど綺麗に剥けます。

 

全体調整は主に1日でやりますが、ハンマー交換のフィッティングがあるときは少し間に合いません。

二日目はまた近々お邪魔させていただき完成へもっていきます。

まだまだ工程を残しています。

一台仕上げるのはなかなか時間がかかりますね。

 

以前、尊敬すべき大先輩は

「AbelのこのタイプでYAMAHAのこのタイプは低音の入り口はほとんど針をいれなくてもよいんだよね」

と言っていたことを思い出しました。

当時ほんとだろか?大概疑っていました。

今日その領域には針を一本もいれませんでした。

時間かかって遠回りしてその真意が少し見えて、技術の視野や景色も日々変わっては少しマシになったかなと感じます。

 

GPご納品 瞬く技巧と煌く美貌

- comments(0) trackbacks(0) gclef

 

今日は、GPのご納品でした。

こちらのお客様とは長くコンタクトとらしていただいて、紆余曲折があってのご納品。

運送もエレベーターは、お部屋の幅は、いろいろな不安が次から次へとありました。

 

ピアノはAbelハンマーをつけてご納品しました。

お部屋にいれてから、整音。確かにそうです。全く変わってしまいました。

ハンマーの硬さが全面にでてしまって、かなり針を入れなおしました。

お部屋には受賞歴のトロフィーやらがずらずらと…。

でも時期によっては全然練習しないんだそうです。

それがバランスなのでしょう。

 

ピアノを大きく鳴らせるし、情感が特徴的です。

ほっておいても、好きという底辺が豊かであり続けるならと思わされるお子様でした。

音大生のお客様でもバンバン弾く系の方は女性の多く、男性の方がどちらかというと線が細いです。

スタイル云々ではない実直さをもっておられそうで、曲がむつかしくなっても、なったからこそそういったものが表面にでればきっと聴衆には届くと思います。

なんでもかんでもそろい切ってなくとも、横山さんではありませんが

「うまくなる奴は結局うまくなります、極論ピアノがなくとも、日本にはこんな沢山のピアノがあるじゃないかと環境を自らもとめます、そんなもんです、それが後年天才といわれるものです。」

という言葉を思いだしました。でもグランドピアノはグランドでできることがあるはずです。

ご納品は終わりではありません、始まりとも思いません、中間地点でこれからまだまだ半分以上あるわけです。

日々の完結、ここで書かなければならないほど日々忘れています、完結できることを今日も感じさせられました。

 

 

鮮烈なピアニスト、ユジャ・ワンをご存じですか?

大変な人気のピアニストなのでご存じ方もおおいはずです。

中国系が人気ですね、ラン・ラン、ユンディ・リ、ユジャ・ワン。さらにジョージ・リなど次から次へとカラフルなピアニストが盛りだくさんです。技巧の強さは韓国中国は随一でしょうか。日本の技巧はやや平坦に感じさせ、それ自体が雄弁になかなか感じないのは興味深いところです。

 

細くてか細い女性が天性の技巧の冴えを見せます。

誰がこの風貌でシフラの編曲を弾くと思うでしょうか。

 

先日動画サイトで目にはいって、見てみるとこれは人気が出るはずです。

今は外見のみでは仕事が十分にこない情勢でしょうか。

中身もあって、外見も容姿端麗…というかそれ以上の鮮烈な印象を求められているように思います。

 

ナタのような切れ味とその美貌のバランスはいつぞやのアルゲリッチのようですが、彼女は野性のものを、ユジャワンは縦割れの技巧の冴えはすばらしいものがあります。

 

 

今29歳なんですね。

もう少し上かと思っていました^^

 

~ 謹賀新年 ~

- comments(0) trackbacks(0) gclef

 

~~あけましておめでとうございます、本年もどうか宜しくお願いいたします~~

 

早速ですが、すでに調律の依頼がはいって行ってきました。

関東の技術者がこっちへこれないのでご縁で代打で行ってきました。

 

フルートメインの演奏会なのですが、調律をざっとして雑談と音程のお話しをしていた中で。

 

「先生は、年始の芸能人格付けチェックというのをみたことありますか。目利き耳利きのコーナーがありまして、有名な名器と低価格の弦楽演奏、オーケストラはプロか学生。それを判別する、というのをしているんです」

 

 

「知りません、面白そうですね」

 

皆さま、きっとご存じのことかと思います。

周りの家族などは、AだBだと言って意見が割れます。

「最後のここが少しどう、古い楽器だからこうだろう」

そんな推測が飛んで盛り上がるようですね。

 

少しこの問題をみてみます。

これはコツというか聞きかたがあるようにも思います。

実は自分は音の問題は一度も間違ったことがありません。

 

断片的にどうこうと聞いていては絶対毎回当たるということはできないように思います。

体をリラックスさせてあっけらかんと聞いてみて、良い楽器の方は音に奥行きを感じさせそれがテレビのスピーカーというものでもキチンと感じられるように思います。

だいたいの傾向としては、安物は傍なりしやすく音が軽く奥行がありません。良い楽器は音自体に物語性をもって迫真のものがあります。

 

オーケストラの方はさらに判別しやすく、プロの方は、楽曲の方向をしっかりつかんでいる、また一つの演奏としてまとまっているからこそ曲の本質が前に出ているというクオリティが高いものでした。

アマチュアの方はそれぞれまとまりがまだ薄く、それぞれが違うことをしていることと、基本のリズムが出ていなくてここが一番顕著に聞こえました。

でもそれは本来逆の方向からであって、本来はジャズだからクラシックだから云々ではなく体がどう心地よさを感じるか、というセンサーのアンテナを立てればテレビの音としても割とはっきりと違いがでているようです。断片的に、頭で考えようとすると出題者もあの手この手でひかっけようとしているのがわかるのでそっちにもっていかれるように思います。

 

そして、今回おもったのが自身がピアノを触って、もっとこうあるべきだという判断を下す基準とそれは同じなのです。

つまり心地よさというものが基準であって、それを深化させようと多彩な装飾がされているということで、本来音が大きいからよい、音が柔らかいから音楽的に説得力を持ち得るのかというとそれはあくまで各々、一つの手段に過ぎないといいかえられそうです。なので我々の仕事も普遍的な心地よさを伴い、それが盤上に散りばめられた仕事をしないといけない、と感じるという具合に至っています。

 

一度「あっけらかんしっかり」聞いてみてもよいかと思います。

実は調律師の良い音のを作っていくための聞きかたも「あっけらかんとしっかり」つまり第六感的なもので、本質にダイレクトであるに越したことはないという考え方です(自分はです)

 

そして、そのフルート奏者の方です

そのあとお食事に誘っていただいてランチをごいっしょさせていただきました。

その中でレッスンはされているのか?とそのまわりをお尋ねしました。

生徒は約100人いてるとのことでした。予定表はびっしりでまるっきりフリーは一日もありませんとのこと。

何やら冊子をもたれていて、みせてもらいました。

 

??

なんだろうか。なにか特殊な感じです

 

すぐに右の落書きのようなものが目に入ります。

これはなんですか?

「あーこれは、半年一回作ってます。見ての通り落書きコーナーなんですが、それぞれ年齢は10~80才までおられて、またフルートという楽器はピアノのような知育的な導入より、趣味スタートで趣味完結が多いです、その土壌を理解して楽しみも必要です。こういうことをすることでそれぞれの個性も見えてきます。その他今弾いている曲、その他・・・。冊子自体はこれだけの生徒の中でいっしょにやっているという意識や連帯感、何も音楽以外のところで気を引くというだけのことではありません。結構続けていて効果があることで、それなりの著名コンクールを受けていっている生徒のも勿論ありますよ」

 

とのことです。

手間は壮大なボランティアになりますが、生徒の要望があれば動いています。とのこと。

レッスンプロとして色々な方がおられますがコンクール実績をしっかりお持ちで演奏会は毎月必ずどこかでやっていて力をいれながら、レッスンも実際主義として非常に熱意があって驚きました。何を聞いてもすぐ自分の言葉で答えてこられるあたり意識が強いかただと痛感しました。

 

活力あるところには励みにもなってきます。

 

今年はピアノのまわり、新年は一部のみSaleをします。GPはKAWAIのGS30がはいりました。こちらをSale対象の予定です。

今年もどうか宜しくお願いいたします。

GP出荷

- comments(0) trackbacks(0) gclef

 

今日は、年内最終日でした。

ご成約を最後のあたりにいくらかいただきまして、これやって、終わったらこれ、次は2F…。

といった感じですが、自分の気持ちを落ち着けて進めていくのが良いようです。

 

ちょうど塗装担当がきていたので、くだらない話をしながらリラックスしたり、一人で黙々としたりといった感じです。

あまり一人になりすぎると、それは過剰になるとやはりだめです。

うまくいかなくなると、開き直って一息いれると頭が冷静になれますかね。

 

G3E Abel仕様 3本ペダル追加。

こちらのピアノは、昨日の晩あたりで工程がおわりかけるあたりで

当店でオーバーホールしたピアノの雰囲気がでてきました。

それはGシリーズの豪放な要素、音がしつこくあとに引かないある種ドライなところ、これはCと全く違う要素です。

Cの80年以降のタイプは、どちらかというと音のあとからついてくるものがありますが、Gは音自体が自立しています。

 

 

こういった感覚は、最後の最後まで出てきませんでした。

少しの最後の工程でピアノが変わり始める。数ミリでピアノとしての方向性がはじめてほのか霞む。

うれしい反面、ぞっとしたところもあります。

それだけ我々の役割は大きいんですね。

 

数台、ピアノの出荷のお仕事を運送担当にお願いします。

 

 

ピアノの出荷ってどんな気持ち?

ピアノの先生が生徒さんを発表会へ送り出す気持ちは親心もかさなるのでしょうか??

自分は全然違います。

ピアノが音を出す声を出していく過程で、まだまだピアノは広がりたがっているというのを感じます。

ピアノは地面に根を下ろすかのように微動だにせず揺るぎない存在感で我々調律しを品定めされているように感じることもあります。

 

自分の仕事というのはよく思いたいものです、これは今まであった調律師さんすべてに共通します。

でもピアノはなかなか認めてくれません。

そして自分自身も奥の方では同じものが存在します。

 

実に難しく複雑で、きわめて物理的なはずなのに大胆不敵に抽象的な存在を併せ持っています。

なんでハンマーのストップ調整で、音の輪郭やタッチの階層まで変わりえるのか、物理的にはなかなか説明しにくいところといえそうです。

 

( こちらは出荷調整中のU2H )

 

GPは運送で土台は完全に変化します、到着して調整して、調律して、ダイナミックに整音する予定です。

Gシリーズは本当は極めて音鳴りが良いです、煩くなりやすいとすらいえます。

荒々しく豪快です。そしてやはり80年程度までのモデルは作りがすばらしいです。

お値段と釣り合わないほど良いピアノだと思います。

 

納品まで少しありますが、どんなお部屋かな、あれはこれは…。不安が一杯でとても楽観的にはいけませんね。

このあたりの心境は他の方々はどんなものかあまり聞いたことがありません。

 

また年内に記事を書ければと思っています。

ハンマー交換

- comments(0) trackbacks(0) gclef

ハンマー来ました。

ヘルムート・アベル社のもので、最高のハンマーを制作しているドイツの会社です。

主にハンマーまわりを扱っています。

レンナーは総合的に扱っています。

Natural Fertとあります。

ナチュラルのノンケミカルといわれるものを使います。

高価ですが、ハンマーだけは必ず良いものを使うべきと思います。

 

開ける時、高揚感に満ちた感じです。

子供のように、やぶりあけたくなる衝動です。

 

 

アベルハンマー。

フェルトをさわっただけでほれ込んでしまいます。

どう考えても良い音が約束されたかのような雰囲気をもっています。

木材にも修理があり重量にもかかわってきます。

主にシデやウォールナットなどあります。

 

今回は、軽めのAbelを用意しました。

奏者の雰囲気を想定して選択。

下のものは同じナチュラルフェルトのものですが、若干重めで、張力が高めのもの。

これは次のハンマー交換につかいます。

これも奏者の先生の雰囲気と考えて上のものより下のものを選択しました。

入荷先にどれにします?と聞かれ即答で答えました。

古いハンマーを外します。

パチン!といきます。

このやり方は、ワンタッチですが古いものを外すだけの場合などは気を付けないとハンマーが割れます。

再利用しないときはこれで一気にやります。メリットは加熱しなくてよいことがあります。

シャンクに熱を当てることがありません。

とったあとは、ボンドを処理します。

純正の接着剤…。なんともアロンアルファのような、いやな触り心地です。

においも悪く、膠と別物です。

どんどんつけていきます。

 

右が純正の状態。

ボンドは白いの、左が膠でつけた茶色。

膠はパリっとした感触で音の振動へも良い結果を与えると思われています。

実際ドイツの一流ピアノは今でも膠でつけられています。

国産は50年以上前のもの程度は膠です。

 

深夜おそくまでかかりました。

最高は朝5時までつけていたことがあります…。

特段時間がかかる、というよりほかのことをしていていつも取り付けは本体を離れたところでするといった感じです

ハンマーつけというのは、調律師にとって意味のある作業です。

つけるためにハンマーの動作をきちんと調整できることが必要とされます。

簡単にいうとそれがわからないと、ハンマーが傾いているのか曲がって上へあがっているのかがわからないからです。

これの判別に大変骨をおった記憶はわすれられません。慣れると少しさわれば判別できるようになります。

 

さあアクションにつけて。本体と合わせます。

鼓動が高まる瞬間。どんな音なのか…。

この時点である程度良い音が得られると心労は一気に楽になります。

 

どうだろう。作業は悪くないはず。

 

ハンマーフェルトの良質の反発力を感じさせるすばらしい感触を感じさせました。

これならいける。

高音は手を入れることがないほど全くすばらしいものでYAMAHA Gシリーズの格調高さに驚かされます。

 

本体に合わせて、軽く針でクッションをいれていきますが、今回ほど針を入れる数が少ないピアノは初めてでした。

土台からの押し上げがあるので

「針入れて、整形しなくてもそのままでもすぐ演奏できるやんこれやったら…。」

そんな言葉を心をつぶやきました。

 

でも一皮早速剥いていきます。

これでカツンとしたピアノらしい華やかな音がでてきます。

 

写真はここまでで終わりです苦笑

作業にはいるとカメラになかなか手が届きません…。

 

YAMAHAのCとG

Gシリーズって??

Gへハンマーを交換した経験はそれなりにあるつもりです。

調律師でもハンマー交換を割と頻繁にする方だろうと思います。

レンナー・アベル・国産…。

でもこのピアノを通じて本当にGシリーズって自分はわかっているのかな??

お客さんへ、Gはこうだからああだから、Cはこうだから。

今日の作業を通じて大概疑わしく思いました。

 

このピアノはまだ明日荒いところを落とす必要があります。

まだまだ調整残しがあります。

でもなかなか良い感じになってきたはずです。

録音するには、奏者が来られる前に出荷となりそうです。

 

ハンマーというのは、よく大きさで消耗具合を判別する、また、できるようなことをご紹介されていることもありますが、フェルトが粗雑になり、本来の弾性を失って固さの塊になっていても外見からは判別は相当むつかしいです。

ベストはやはり交換か、と思わされました。

でも土台をしてこそです。

 

高音はパラっと弾けばそれはもう魔法使いのような気分でした。

低音はもう少し弾き込む余地が必要ですが及第点に達してくれています。

 

これらは出荷前のGPです。

全体の鍵盤のバランスをみなおすため鉛を並べています。

 

またご報告いたします。

次はKAWAIのGPの入荷がきまりました。

ひさしぶりのKAWAIで、普段と違う姿でお披露目する予定です。

うれしい部品など

- comments(0) trackbacks(0) gclef

ドイツから来た部品。

梱包も国産とは少し違うのが面白いです。

ドイツのものは基本的にきちんとしてあります。

アメリカのものはいきなり雑な梱包、雑な精度、そういったメーカーもあります。

 

なんだろうか??

 

黒鍵天然黒檀です。

これがジェンガのようにはいっている袋でした。

少しわかりづらいですが黒檀です。天然木

こちらはG1Bの純正部品で、このときのYAMAHAは短期間ですが、すべりずらいようプラスティックに抵抗をもたせたものを作っていました。

個人的にあまり好きな感触ではありません。

黒檀装着後

シックなドイツ製です。

どちらかというと実際の演奏性という意味では考えて作られています。

すべてはずして、とりつけて2時間半程度かかります。

 

それとともに赤いクロス。

バランスブッシングクロスといいます。すべてカシミヤで交換済み。

ここは今年かなりここでも書いたつもりです。

鍵盤シーソーの支点になります。ここのまわりのケアを十分されているピアノは良い音とタッチを持っているはずです。

小さな部品ですが、外して処置して張り替えて調整して…。かなりの時間を要しますから皆嫌がる部品です、また湿度あがり、お部屋の環境が悪い時などここが膨らんで鍵盤が下がりっぱなしということにもなりかねません。それを考えるとガタガタになっていてもあえて交換しない、というお店や調律師さんも結構おられます。これはタッチ目線ではなかなか残念な現象といえます。というかそのピアノの究極の要素をもとめることはできなくなるといえます。それくらい影響力をもっています。

同じ調律師仲間と仕上がったピアノの音をとって、まれにお互い動画を送ったりしている調律師の友人がいます。

「どうやって音つくってるの?あの機種の音とは思えない、何か秘密のことしてるの?」

と言われたことがあります。

土台を大事にすること80% ハンマー、整音、弦、特別なことは一切してませんし、やり残しもあります。残りは20は各々調律師の内在的なものだと思うと答えます。

逆に土台を固めてる?と聞くとNOです、まず基本的なことをできるだけ基本の状態にすることが大切だと思っています。

でもそれがとてもむつかしいことが調律の仕事であって、自分が人にどうこう偉そうに言えるものでありません…。

 

先日ご訪問先で。

電子オルガン、、、といえばエレクトーンが有名です。

そうなんですソニーのウォークマンと同じで商品名なのです。

KAWAIはドリマトーン テクンクスのテクニトーン これはビクターのビクトロン…面白い名前です(笑)

オーケストロンもあります。そしてRoland アトリエ

VICTRON。

ほとんどみかけませんが、珍しく見つけました。

一時期はものすごい人気でした

100万こえる機種をどんどん買い替えて…。そんな時代がありました。

 

これからはデジタル化されていって、当店の声楽の先生も他所でパソコンを通じての声楽レッスンをされたりもしているようなのです。どんどん変化していってますね。

一歩踏み出すのにスタートしやすくなっているでしょうか。

 

個人的な意見です。

デジタルピアノと生のピアノ。調律師らしく内部構造云々を語ればよいのですが自分の感覚では、指をおいてしばらく弾いてみてください。デジタルはどうしても指が荒れてくる、こわばる感覚がでてくるはずです。これは自然の一部としての人体の普遍的な変化のはずです。そもそも電磁波は体にとってよくなく、デジタルピアノもあまりよろしくないと信号を発してるととらえています。

上達の手段として、生ピアノを、とセールスマンにすすめられることもあるかと思いますが、もっと根本的なところで大きな差を感じています。

生のピアノは、弾けば弾くほどに指と耳、ピアノと音楽が馴染んできます。指から手、腕、体全体が活力をもって活動しはじめるので、そこに本当の自己表現というものができる活きた指、第6感という説明のつかない直観の目覚めにつながるのだと思います。

 

でもデジタルならではのことはもちろんありますから。

デジタル出発でレッスンもそれなりに楽しく通っておられるなら絶対に10万円でもよいので生の中古品でもなんでもよいので絶対にお勧めしています。(10万円程度のものは、ただただ「本体自体が壊れわはしません」というだけで楽しみを感じずらい状態でいい加減に扱わているピアノが多いので注意が必要ですが)

纏っては脱いでみて

- comments(0) trackbacks(0) gclef

ピアノの割と大きめのお仕事が沢山いただきはじめています。

お盆と年末は先生方も休業ということもいえるのでしょうか、先生のお仕事も多いです。

年末は出荷がありますので、それに伴って増えていきます。

 

今はハンマー交換を数件いただいております。

すべてYAMAHAのピアノに対してのハンマー交換です。

ここでも、とくに最近はアクションの底辺が大切と何度も書いてきました。

 

ハンマーだけ交換して、ではどうか?

消耗しきって、形状が変化している場合はもちろん、弦との接点が改善されますから音の立ち上がりも音色も音像も変わりますが、ハンマーが減っているような状態だったピアノは、底辺はもっと減っています。

 

ちょうど手持ちがありました。

上はスタインウェイへそのまま使える組織構造をしたRenner社のYAMAHAサイズのもの

下はAbel社のノンケミカルの薬品なしのナチュラルハンマー

 

上のレンナーは最高級に近いもので、交換後はふくよかさが強調され、横の動きが顕著に豊かになります。

ですが、レンナーのハンマーグレード、Gr3,4,5とありましてきちんとピアノに対して等身大のものを用意してあげないと良くない結果になることがあります。

具体的には、確かにふくよかだけどピアノの求めるバランスを超えてしまって、ハンマーが突出することがあるように思います。

 

Abel社のものは、どちらかというと音の立ち上がりが早く、軽快です。

またフェルトの材質が良く、先端に固さがしっかりあり、音が良い意味で固く先端で強調するピアノに向いていると思いますFazioliやBechsteinなどが代表的でしょうか。

 

Rennerはとても有名です。

でももっと大切なのはそのハンマーを生かせる状態か。

究極な話、ハンマーが溝がきつくなっていても底辺の調整修理が固まっていれば、大変良い音を得ることができる、そんな経験は何度もしてきました。でも逆は一度もありません。

「レンナーに変えてもらったけどタッチが重くて弾けない」

これは実際数件目にしました。そして作業してもらった調律師さんに要望すると、どんどん新品の状態からハンマーを削っていかれて早速小さくなってしまったとのことでした。

これは、では実際のハンマー重量が変化した分を鍵盤側の鉛をいじったところで確かに軽くなりますが、おもったほど変化がすくなく、普遍的に満足しきれない、満ちない要素、人の指のセンサー、その研ぎ澄まされた感覚がNOという感覚が残ることがあります。

適切な針入れによるクッションの反発力によるタッチのクリック感と、やはり底辺の調整修理が肝心だと思います。結局アクションを引き出したところやはり鍵盤はガタガタで回転軸は汚れていました。

結局ハンマーはどうしようもありませんので底辺を固める修理で15万円程度必要になりました、ピアノは78年くらいのG3でした。

 

それと出荷準備のG3のペダル追加修理です 3本ペダルへ交換します。

ダンパーをだして

こういったアクションがはいる土台。

ここがいい加減なメーカーは…。

とても美しい内部で新品のように綺麗です、材料は当然遥か上です。

うっすら見える赤いクロス。

今日張り替えたここの具合をみるのに、少しアクションを入れてチェックしました。

あら不思議

まるで一流の整音がされたかのような底辺から上へ起立する凛とした音像をもった音とタッチが出てます。

ここのバランスピンまわり、ここは本当に大切でタッチの屋台骨です。

また一つG3が前に大きく進みました。

今のところ大きな問題なく進んでます。

どこで落とし穴にはまるのか…。

このピアノにAbelのハンマーを装着して、羊と鋼の森にしていきます。

 

やはり毎日毎日ピアノがどんどん売れて出荷されている店舗さんは、特にGPはどうしているのだろうと思うときがあります。それくらいピアノはデリケートで少しのことで別の楽器に変わってしまいます。

各々ピアノにおいて事情は違うしそれに伴った技術があってこそで、出荷台数が多いと疲労もします、疲労溜まれば仮に名刀であったとしても研ぐ時間がありません、そして刃こぼれを起こしえます。紋切り型工程ではある一定のラインを超えないように思います。

 

日々思うことがあります、完全につるんと向けた状態、まるで赤子のような状態にかえることはできるのだろうか?

と思うことがあります。

現代では赤子はまだ未熟で何もできない、などと言われるかもしれません。

でもヨガのポーズで前にかがむポーズで赤子が体内にいることをヨガでもどってみるポーズがあるそうです。(あかちゃんのポーズではありません、立ったまま前に足をかかえこむポーズ)

東洋の言葉で「どうしたら赤子のようになれるのだろうか」といわれるようなのです。

赤子ほど気が充実した状態はない。と言えるんだそうです。

様々なものを纏ってしまって、沸き立つ衝動に対して純粋でいられるということは現代では難しく、いろいろなものを纏わないといけなく、纏っていることすら全くきづかない時間ほど振り返ることができない寂しさを感じさせます。そしてそんな状態を知性で正当化され、商品の一部にされることも多々あるように思います。時にそんな心の空洞はなんだろうと最近思うことが増えました。

 

うれしいピアノとうれしい部品とお届けできることのうれしさ、瑞々しい感性で良いものにしたいですね

 

グールドはいわずもがな、ホロヴィッツだってリヒテルだってあのギレリスも皆演奏中は邪気のない子供のようです。

 

 

 

 

 

 

発表会 違う立場から

- comments(0) trackbacks(0) gclef

土曜日はジークレフ恒例の大人の発表会でした。

会の具体的なことや、写真は手元にないのでまたUPしようと思います。

 

今回は進行担当でした。

もう長い間、スタッフとしてこちらの発表会に携わっていますが立場かわるとこんなに見えるものが違うのか、と驚きました。

 

 

特に司会などに向いた性格とも全く思っていませんから

「あー、何しゃべろう、うまくいくかな」

 

そればかりでしたが、会がはじまる前くらいには

「誰が自分がうまく進行することに期待しているだろうか?自分だけではないか」

 

勝手なひとりよがりに気づきました。

「出来ないことを隠す努力するより、はじまったらはじまったなりに周りの人に助けてもらえばいいや」

と切り替えました。

 

大人の方はこういった発表会へ出ていただける方、恥ずかしさもあって出られない方。

この差はどこからくるんだろう??

 

会の演奏の前後で生徒さんへマイクでインタビューしましたが

「まあ、間違えてもねえ、だから何ってことないし」

 

「この楽器の音を、みなさんに伝えたいから出てます」

 

これらの言葉に胸をすうような気持にさせられました。

演奏は、そういった気持ちを反映して聴衆の方々へもう荒さがしなどをさせない効用が現れます

 

例えば、自身の進行役の立場としても、だらだら紋切り型の型を話していてもつまらない域をぬけません、型で聞かせられる方はその技量がある方でしょう。自分はあるわけもないのです。自分がそんなことをしても会場のテンションを無駄に締まりをなくさせるだけで無駄です。だから合間合間に奏者の思いの影響をうけてしゃべる限りは「何か」そうおもって話すと、お隣で雑談や下を向かれている方もこちらを向いてくれるのです。

これはとても顕著で驚きました。

 

以前小林愛実さんの情熱大陸で、指揮の佐渡ゆたかさんに

「オーケストラの音量の問題ではなくて、あなたの音を団員に聞かせないと、今のじゃききたいとおもわないもん、団員へ聞かせたいと思わないとダメ」

と指摘されている場面がありました。

結局他の要素のせいにしていてもはじまらない、あなた次第だということなんでしょうか。

 

音に意思を。教育にも熱心だったバーンスタイン

 

参加者の多くの方々が大切な基本的なことをすでにもっておられるんだと感激しました。

最後にそんな思いをマイクを通してお伝えしました。

 

ぜひとも大人の方、年一度は人前の演奏をでられてください。

先生と一緒からはじめたり、アンサンブルだけスタートでもよいと思います。

また、大人だからもう演奏技術の習得はむつかしいといわれますが、本心は全く信じてません。

こうして多くの人々を喧噪を忘れさせる時間にできるわけですからそれ以上のことを探すのはなかなか大変なことのはずです。そしてそんなことを分解して理論づけする時間ほどもったいないものはないと考えます。

 

人の前で意思を伝えるというのは成果発表という枠組みを超えたものであり、普段と違う自分になってみる、非日常化することは大切だと感じました。

修理のご提案のことなど

- comments(0) trackbacks(0) gclef

 

出荷のGPのおいて今は鍵盤クロスはすべてほとんどのピアノへおこなっている状態に近くなってきました。

インパクトがない箇所ですが、ここは良い素材で交換してあげると良いことが起こります。

一つの効用としてハンマーへの針いれの数も減ります。あとで楽できます^^

 

黒い穴は鍵盤ピンがはいるのですが、ここにピンの金属汚れがたまりますのでそれをベンジンで少しとってみます。

びっしり。

ざざっとやるだけで違います。

汚れは音の汚れにつながります。

汚れた音は必ず汚れたタッチへと変わります。汚れたタッチは指を硬直され緊張を強いるようになります。

 

とにかくピアノの状態向上はこういった底辺をせめていかないと豊かなものへつながりにくいです。

こういった作業を必要なピアノが出会って、修理が必要な時、お客様へどれだけ端的に説明できるか?

これも技術のはずです。

いちいち専門用語をずらずらなられべても

「いったんどこがダメで、やればどうなる、お費用はいくら?」

それをまず気にされます。

そこで端的にお伝えする手段として言葉を言い換えるとわかりやすいことが多いです。

 

お見積りも選べるケースならだいたい3パターンにします。

すると明確にうつりやすいです。

例えばご実家からピアノをもってきてお子様へ渡す前のリフレッシュする時、経験上はご家族でその仕様内容を吟味するというより

特盛 大盛 並盛 まるで牛丼のような感じで

「まあ特盛なら娘が結婚してもっていっても使えるというならいっそのことそうしようか」

といった形が多いですね。実際牛丼には例えませんが…。

 

(黒鍵を天然黒檀へ交換していくところ。)

いかに言葉を少なくするか?

これは工夫が必要です。

以前、尊敬すべき大先輩がオーバーホールは国産では端的に100万と言ってますといってました。

実際はピアノの内部の状態や使う部品で上下するけどそれの方がお客様に伝わりやすいよ。この部品がいくらでどうで・・・。ややこしくするばっかりで、実際はピアノによって使う部品も違うから多少の誤差はあるけど、その方がわかりやすいとのこと。

確かにそうです。

修理、それはまずお客様が修理後の価値をみとめていただくこと、そしてそれが継続性をもっていること それによって我々調律師の底辺が持ち上げられ、また会社も作業の代金をいただくことで元気になってもらわないといけません。すべてWinWinにしていくことも会社に従事する従業員として大切だと思ってます。

そのバランスを保つのがとてもむつかしく、それもまた技術ですかね。

(作業やっているそのときはそんなこと考えている余地はあまりありませんが…。)

 

国産で30年程度つかったグランドは一度内部リフレッシュしてあげてください。

今良い音がでる時期のはずです。よほど弾いている場合を除いて、消耗品の消耗と調整の乱れでくすんでいてダメのことが多いですね。

良い土台をもった国産のGPはすばらしく裏切りません。

ネットであの機種はどうだからこうだから。それは一面でしかありません。

でもその一面が表にでやすい状態のピアノが多いと言い換えられます。

YAMAHAの今の新品は右手のメロディーラインが弱い出ない、といわれた方がおられました。

そのピアノを弾けば確かにそうでした。でも少しアクションの動きやハンマーの動きなどをアジャストして調整してあげればかなりは治ってしまいます。

しかし風評がたつところには、たつ理由があるのももっともです。

 

今の立場でそういったものを覆していけるようにするのも仕事の一つの柱と思っています。

 

最後に。自然を入れておきます。

一度いってみたい九寨溝。

中国です、とても有名な観光地のようです

自身もこういったものを探したくなるのは今少し偏った疲れをもっているからでしょうか。

最後に未来を尋ねるべく?イルカもつけておきます^^

 

  • 0
    • Check
    無料ブログ作成サービス JUGEM