ご納品

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昨日書いていた北九州へのご納品でした。

調律へはるばるいってきました。

 

雨・・・。こちらが九州へはいって納品不可にもしなったらこれは笑えません(笑)

幸い、立地にめぐまれうまくいったようです。

 

到着。

絨毯でした横の部屋と連結しておりまして、広い空間の板の床が響いて優れた音場でした。

 

まず触って。

場所とピアノの相性は良い方にでました。

豪華な圧倒的な響きと口当たりの良いスパーリングワインにような爽快さがあります。

これぞ80年代のCかもしれません。

 

遠方は、事前にメモをもっていって確認事項を書いておいて作業をしながら冷静に対処します。

舞い上がって忘れることは本当に多いです。

調律の時も、焦らずゆっくりのぼろう、何度も言い聞かせて。

 

最終的にお部屋に合わせて相当数の針をハンマーにいれます。

今になって寸法調整はあまりやりません。針で補うよう作業をすすめてタッチを出します。

70年代のものは縦割れの音を出します。これが楽器としての凛とした剛健さを与え弾き込むとその迫真の響きが胸を打ちます。

80年以後は横への動きたがでてきます、これがホールを満たすような響きになりえるともいえそうです。

趣向の違いですが全く別の楽器と思います、なので年代での値段の差や経過年数、状態で楽器を選ぶ以前に楽器として、検討する余地があります。

オールドのスタイウェイなどを好む方は70年代の方がお勧めです。

 

最後に屋根の開閉についてご説明して。

 

こうして新幹線にのってみると本当に近いものですね。

下りてからの移動に時間を取られないとさほど遠く感じなくてもよいのかもしれません。

 

こちらのピアノもそうですがご成約にしていただく間際になっていきなり複数の方からご要望が重複するのはいつもなぜかと思います。

良いお客様がもらっていただいてこちらもうれしい限りです。

 

ご納品

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昨日書いていた北九州へのご納品でした。

調律へはるばるいってきました。

 

雨・・・。こちらが九州へはいって納品不可にもしなったらこれは笑えません(笑)

幸い、立地にめぐまれうまくいったようです。

 

到着。

絨毯でした横の部屋と連結しておりまして、広い空間の板の床が響いて優れた音場でした。

 

まず触って。

場所とピアノの相性は良い方にでました。

豪華な圧倒的な響きと口当たりの良いスパーリングワインにような爽快さがあります。

これぞ80年代のCかもしれません。

 

遠方は、事前にメモをもっていって確認事項を書いておいて作業をしながら冷静に対処します。

舞い上がって忘れることは本当に多いです。

調律の時も、焦らずゆっくりのぼろう、何度も言い聞かせて。

 

最終的にお部屋に合わせて相当数の針をハンマーにいれます。

今になって寸法調整はあまりやりません。針で補うよう作業をすすめてタッチを出します。

70年代のものは縦割れの音を出します。これが楽器としての凛とした剛健さを与え弾き込むとその迫真の響きが胸を打ちます。

80年以後は横への動きがでてきます、これがホールを満たすような響きになりえるともいえそうです。

趣向の違いですが全く別の楽器と思います、なので年代での値段の差や経過年数、状態で楽器を選ぶ以前に楽器として、検討する余地があります。

オールドのスタイウェイなどを好む方は70年代の方がお勧めです。

 

最後に屋根の開閉についてご説明して。

 

こうして新幹線にのってみると本当に近いものですね。

下りてからの移動に時間を取られないとさほど遠く感じなくてもよいのかもしれません。

 

こちらのピアノもそうですがご成約にしていただく間際になっていきなり複数の方からご要望が重複するのはいつもなぜかと思います。

良いお客様がもらっていただいてこちらもうれしい限りです。

 

準備

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また変な写真になってしまいました。

明日九州へ、グランドピアノのご納品で調律へいきます。

その準備です。

 

下のものは整音グッズです。

ピッカーは15種類ほどもっています。少し針をお手入れをしておきます。

 

自分自身って技術者としてなんなんだろう。

そう思ったとき、他の誰かがやらないだろう今やらないと、そんなことはやはりやっておきたいものです。

他の人がやれることは他の人がやればよいではないか、そう思っています。

また、他の人がさじを投げたピアノこそ、ひょっとして力になれるのではないか、そう思うと心に火が灯すこと。

 

整音というものは、やりはじめた時とその全体像、景色が変わりました。

つまるところピアノを標準に戻す過程の一つだと今はおもっています。

そもそも豊かな発音をするのが本来のピアノであるのを引き出だすための手段なんだと、そう思っています。

 

さて、明日のピアノは実は当初九州の方が目当てで見に来られてて、結局違うC3にしていただいたのですが、今回のお客様もまた九州、しかもお調べすると何十キロも離れていない非常にご近所。

どうもピアノが北九州に行きたがっているようなのです。

ピアノも意思があるのかな。

そしてこちらのピアノをお引き取りさせていただいたのも九州なのです。

 

なんともすごい吸引力です。

中古品はご縁の塊のようなもので一期一会ですから、弾いて気に入ったり、何か感じたときはぜひ向かい入れてあげてください。

 

中古品は、洋物のアップライトも視野にいれて検討してます。

C3はご要望が多いのですが、入荷連絡は随時業者さんからもらっていて80年代のもの入ってきていますがちょっと当店で買い取りするかを躊躇している状態が続いています。

 

ひょっとしたら初期のC3をオーバーホールしてそれを置くのが早いかもしれません。

いずれにしてもある程度状態が良いものが助かりますが、さわってなにか発するものをピアノから感じれば修理はできますから多少傷んでも良いのは良いのですがなかなかむつかしいものです。

奈良にきたがっているピアノを気長に探します。

 

C3やG3をお探しの方はまたのぞいてください、いくらかのお手伝いはできる用意があるかもしれません。

またお知らせいたします。

 

自分なりの研修

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今日は、ホールのピアノのハンマー交換他一式の納品と仕上げでした。

ホールのピアノで弦とハンマーを交換する時期としては30年ほど経過すると、本体ごともってかえって、レンタルとして公演に支障ないようにしたりとします。

 

今回はサロンホールのものです。

ピアノ庫で修理したアクションをいれて一日調整します。

 

ちょうど新人がはいってきてますので、いっしょにきてもらいます。

手伝いともう一つの課題です。

 

新人が寸法合わせの調整中です。

 

今回もAbelの最高級のものを仕入れて交換しました。

Abelのハイエンドタイプを使います。

このハンマーに全幅の信頼をおいています。

月一で調律しているピアノなのでお手入れもそれなりにいきとどいてますが、もってかえって綺麗に洗いなおします。

今日は新人といっしょに10時から12時までいっしょに作業をしました。

「この作業はこうしろ、ここはこうしなさい」

そんなことは一言も言っていないつもりです。

 

ピアノの可能性がどんどん開いていく瞬間、それに立ち会ってもらって、まずピアノがいかに調整次第で変わってしまうか。

それを見てほしいと思っています。

 

修理したアクションを本体へ組み込んで。

「そのまま本体へポンといれた状態がこんな感じ、弾いてみて、これだけの「ハンマー交換完了」という仕事をされるケースもあるよ」

スタッフはまずまずといった表情に見えました。

 

大切な土台合わせをまずしてみて

タッチが起きてきます。

 

まず単音でパラパラ弾いてもらって

 

「変わりましたね」

 

「曲で弾いてみてほしい」

 

「?!こんなに変わるんですか?」

 

土台合わせはできるようになるには、また本番の仕事でも自信をもってある程度できるところまでいくには200台ほど練習をこなさないとダメだと思います。少なくとも自身はそれほどかかっているし、今もそして上手くいかないときもまだまだあります。

そんな作業を

「大事だから、絶対覚えてほしい」そういいたいですが、結果が、効果が自身の中に落ちることが大切です。

手段は無限でキリがなく、わざわざ深い霧に包まれた森で路頭に迷いこませる必要はありません。

「やってみたい」

何でない、それが大切だと思います。

 

もし教師としての立場にあるのなら自分はこの立場をとると思います(なることはありません!)

午後から17時までずっとかかりっきりになりました。

Abelのハンマーに1000回以上の針をいれては、ホール内をうろうろして耳をリセットしてまた針をいれて。

その繰り返しが最後の2時間です。

新品のハンマーの不十分な針入れのピアノは何台もみてきました。

新品と中古品の針いれに大きく違うところがあります。

中古品はうるさいのをとって、発音を強調していきます。

新品のハンマーは新品で購入されるピアノ、つまり工場で針がはいっているピアノと違い、1から針をいれていきます。

ハンマーに初めての発声を促す、楽音を出せるようにするということです。

新品そのままで楽音を発するハンマーはないといえます。

全く使用感のない音がでてきます。

中古品のGPをご購入される方はできるだけハンマーは新品へ変える方がよいと思います。

中古品そのままでもまだまだ使えるし良いのですが、どうしても使用感と音荒れが常に付きまといます。

 

ただやはりあまり安くうけたくない仕事ですね。

かなり気力を使いました。

早速本番で使われるがごとくピアノ庫から本番位置へ動かしました。

 

でも、なんかもっとできたはずだろう、さぼっているわけではありませんがなんとも毎回毎回課題ばかりですね、はあっと溜息です。

 

新しい車がきました。

親しくしていただいている調律師さんの紹介でバンの軽です。

なんでも乗るそうで、でも自身はぶつけると怒られるのでまだ乗っていません。

 

入荷はC3、か良いG3捜索中です。

なかなか良いのがみつかりません・・。

 

ご納品

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ご納品でした。

次から次へとご成約いただいていた時期のピアノで、ご成約後少しお待ちいただいていた分です。

少しみずらいですね。

 

電子ピアノでドビュッシーまでこられました。

先生のおすすめもあって念願の生ピアノに。

当初、生は音も大きいしということもありでしたが、ようやくご納入になりました。

 

弾かれるお子様は何度か演奏も聞いたことがあります。

とにかくよく練習されるようなのです。

そんな中、我々の仕事は・・・。

色々な感情がその時その時に違いますから、どうあるべき、という答えは出せませんが

「ピアノ好きだ」

という気持ちをバックアップできるようであればベストなはずです。

と、同時に時に自身の仕事に無力感を感じるのは事実です。

奏者のご本人にはあえず、お先に失礼して、まわりまわってご紹介の元になるお客様のお家が近くだったのでご訪問しました。

 

「それはそれは、きっと本人もよろこぶと思います、すぐメールしておきますね」

 

と笑顔で玄関先でお話しいただきました。

それだけになんともかえってから大きな溜息をついてしまいました。

 

このピアノの詳細です。

U3Aというタイプです。このあたりのピアノは響きの伝達の調整をうまくしてあげるととんでもなく広く鳴ります、展示品があるときに一度弾きにいらしてください。

1985年ごろのピアノですが、逆にこの時代どんどんピアノを横に横に音を広げて華やかにしようとした設計といえそうで、それと引き換えに木製楽器として生まれながらにして備わった木肌の触感という天賦の才能が抑制される形を取ざるを得ないようになったように思います。ここのバランスを取り直して、文武両道にするのが我々の仕事ではないでしょうか。

なったものは仕方がない。今できることを。

口当たりが良いだけのピアノでは弾き込んでいくうちに物足りなさを感じさせます。

 

最後に、音のカタログページをつくるために少し音を録らせていただきました。

思えば実にたくさんのピアノ達を出荷させていただいてきましたがすべて録音しておくべきでした。

お持ちのピアノ達、それはすべて名器たるものを持っている可能性が高く、設計や趣向は違えどどの機種だから決定的に良い、悪いということは経験上ほとんどありません。X支柱だから、ハンマーがレンナーだから、当時の材料がよいから、大量生産されていないから、手作りだから…etc、それだけが野ざらしにでんとあるだけでは意味がないということです。

 

可能性を開いていくということ、それはいくらかのお手伝いはできるよう、サイトで音を発信できれば具体的かなと思っています。

 

初心の時間と仕事

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先日のお仕事です

自身がこちらへきて、それなりの大がかりな修理をいただいたお客様のお家でした。

大がかりな修理になったピアノでした。

 

お客様にはお見積りをして、そのご提案をまだまだ若手の自分の提案をなんの抵抗感もなくすんなり受けてくださりました。

修理して、外装もせっかくだからお手入れをサービスしました。

ペダルもごしごし、お客様はピアノの音がしばらくしないので下りてこられて、ごしごしするのをみて喜んでいただいて。

当時から、「せっかく自分が担当しているのだから」そんな気持はいくらかはあったと思います。

 

錆がだいぶたまってきたので手持ちの簡単な研磨剤で今日は当時を思い出して磨きます。

 

当時、修理がおわって事務所へ遅くに戻って、お電話がはいりました

「ほんまにありがとうございました」

口調まではっきりと覚えています。

 

少し光沢がもどりました。

本来はもっときれいになりますが、手持ちのもので対応しました。

 

修理しても、ピアノをみるおばさあさんなどはわかりにくいし外装は綺麗にすれば誰でもわかる。

だから見た目をきれいにするのも意味があるはず。

 

当時、振り返ると不十分な技術的なところは沢山みられます。

でもできる何かを残して帰れるはず。

 

当時ペダル磨きは日課のごとくごしごしやってました。

色々な考え方があります、会社によってはお客さんができることは我々がやることではない、ワックスがけも我々がやることではないという方にもあったことがあります。

 

調律をおえて、それぞれのピアニストがピアノに向かう時間を有意義にしてもらえたらと思っているつもりですがでもこういった外装のお手入れは当時の方がしっかりしていたかもしれません。

 

新人スタッフもはいってきています。

ぜひ自分がかかわるお客さんには何かを残してかえるということを思ってほしいと思っています。

 

今は今できることがあると思いますが、でも初心を思いかえすと今より偉いのではないかと思ってしまうこともありますね。

お知らせ☆

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今回はスタッフからのお知らせがあるようです。

 

ジークレフの公式アカウントのご紹介をさせていただきます!

 

ジークレフアカウントとお友達になっていただくとこんなことができます♪

・お得なクーポンを随時配信しています

・定期的にお得な情報や、再生ピアノの情報などをお伝えしています

・1:1での個人トークも可能なので、個人的に再生ピアノなどについてのお問合せや、試弾予約、調律のご依頼も承っております

※初めて個人トークをされる場合はお手数ですが、お名前フルネームをご記入の上、ご用件をお話しくださいませ。

 

登録方法は、下記のQRコードを読み取っていただくか、IDを入力してください♪

ID:lvi9836d

 

 

まだまだ登録してくださっている方が少ないので、もっとたくさんの方に知っていただけたらと願っております☆

是非、皆様登録してみてくださいね!

 

 

今日の仕事など。

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今日の作業を少しです。

新人とピアノの解体修理をしているところです。

「ピアノ、ここまで分解したことある?」

そんなことを話しながら。

 

工房用の工具、というものがあります。

出張用と工房用のドライバー、違います。

簡単にいうと、工房では同じねじを何回も数千回もまわします、手がつかれてはいけません。

連続使用で馴染むものを選び、ねじをなめないものを使います。

分解すると、立っている状態では見えないメーカーの思想や設計、その精度がわかります。

見た目重視のピアノもあれば、細部まで、木材の目まで気を使われたメーカーがあります。

分解修理する意味は色々あるのです。

分解してこそ、潤滑調整ができる箇所が多々あります。

一つにペダリングがあります。ペダルまわりは梱包的にバラバラにしてこそできるところもあります。

ペダリングの良いピアノはなんともすばらしいもので、良いピアニストほどこだわりがあります。

本当に一流の人はオンオフではなく、一番下まで下がるときが少ない人もいます。中間部で上下する感じです。

ミケランジェリなどが代表的でしょうか。

 

自分は、後輩にはここをこうまわして、こうしてああして。あまり言ってないつもりです。

まず今なにしているのか、そのためにどうするのか。

工場の流れ作業になってしまっては、作業している自身の時間がもったいないです。

もちろんピアノを壊してはいけませんから最低限のことは伝えます。

 

こうしないとだめ、ああしないとだめ。学校ではそればっかりでした。

弦はなぜ3周巻になっているの??

理屈はええ、やりかたを順守せよ。そう習いました。逆です、調律師として経験を積めば積むほどにますます逆です自分にとっては。手段は技巧は後でついてくるものだと思っています。

でも振り返って学校での多種多様な経験や環境にはとても感謝しています。

 

お昼は先生のお家へ。

KAWAIのグランドですね。

当店でも入れ替わりで80年や90年程度のピアノを仕入れて展示していることが多いです。

その同時期のKAWAIとYAMAHA、その差異を見ていくのもおもしろいものです。

KAWAIがどうYAMAHAやスタインウェイを意識した時期があったか、など見えるものがあります。

 

 

なかなか気さくな先生なんです。

 

「先生、おトイレお借りできますか??」

 

「はいはい、こっちからぐるっとまわってきて」

 

「??ここのドアからはいけないんですか?ガチャ(と開けると目の前にトイレらしきドア)」

 

「ああ、そんなとこからもいけたんだ」

 

ご自身のお家なのに・・・(笑)

 

 

すいません、画像があまりとれていないので先日いってきた焼き鳥屋さんの画像(無関係)

大変高価なところでした。

和風な雰囲気できれいでした。

こうしたところを見ると、つい和風ピアノ工房ってできないのかな?いつも思います。

 

ピアノにもどって。

それともう一件のお話しです。

G1のピアノの先生のお家でした。

 

「あれ?今年はピアノ、落ち着いてますね、さほど強く弾かれませんでしたか?」

 

「ええ、そんなことわかるの!?今年は介護で家族ごとむこうへいってきてレッスンでしかピアノを触ってないの」

 

「まあそりゃ少しさわれば荒れたか荒れてないかくらいはわかりますけど・・・。」

 

「すごいね、びっくりした」

 

調律師として、特異な能力ではありません(笑)

日々色々なことが起きます。

 

アップライト、つぎつぎと入荷してきてます。

20万円台のものが多いですが、ちょっと他では見かけないオンリーワンの個性はがはいってきています。

メーカーが個性ではなくて、YAMAHAだけど特別仕様なものが多いです。

 

出荷準備

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C3の出荷調整していました。

お昼までは出張と夕方はお客様がこられまして、ご納品の打ち合わせでした。

その後、晩でようやくグランドの出荷の調整の時間がとれるという形です。

 

C3、こちらは80年代のものです。

最終的にハンマーの表面に硬度を高めて、内部は緩くという形をとりました。

先端が固いので本体そのものもっている個体の特有の音色を出しやすいというわけです。

それを下の層でクッションを強くつけてあげて先端の硬さをもちあげる、結果豊かに香るような音がでるといった具合なのです。

これは整音の技術といえますが、基本的な底辺の修理と調整で大部分はきまってしまいますが最後の味付けは調律師のセンスです

すべての過程がうまくいくと本体のボディという枠を感じさせないほど豪華に鳴ってきます。

こうなってくるとサイズ感は2の次で、等身大としての豊かさを感じることができると思います。

 

ピアノの調整は大変時間と根気がいりますね。

このピアノで痛感させられました。

明日には梱包して遠方へお送りする段取りをすすめていきます。

 

今日、以前ご納品したG1Bの調律でした。

G1とC1、どっちが良いか。

絶対的なことは置いておいて、G1BとG1Eでアリコートの有無もここで線引きされたりと色々仕様は異なるのですが、どちらも秀逸です。

Bは健やかでタッチは軽くきわめて良質なピアノですばらしいものです。

低音の音を豊かにするには調律師の工夫が必要といえます。

 

C1の中古品を検討されている方は必ず一度弾かれる方が良いと思います。

タッチが異常に重く感じる場合、これは一般的な調律師さんにお願いしても取きれない場合があると思います。

かなり遠回りして、修理と調整をしないとダメなC1(1に限らず同時代のC)が過去に何台も見てきています。

 

一台はいってきました。

U3になりますがなかなかの年代物で、前板に縦ラインがはいっています。

こんなU3みたことありません。木目が立体的に雰囲気があり、これはなかなかお勧めです。

ペダルは2本ですが、3本同等の仕組みをお付け可能です。

かなり希少で、出会うことのないタイプです。

背丈もあり、大変豪華にみせてくれます。

この時代驚異的なアクションの良さをもっている時代で一つも修理しなくとも調整だけで立派に復元するのは信じられません。

同時にはいってきた25年ほど若いKAWAIがあれこれと修理をするにもかかわらずです。

 

できるだけお安く販売いたします。

時代、時代移り変わる空気をたっぷり吸い込んだ大人向けの年輪を重ねたYAMAHAです

YAMAHA U3 180.000円〜220.000円(税別)あたりになってきますね。

すぐ整備がおわるのでご興味あれば早めにご連絡ください。

ピアノの修理

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今日は、先日お伺いしていたピアノの弦の交換でした。

これはイギリスのピアノです。

ブロードウッドなどが有名です。

 

弦が一つかけています。

この銅線はなかなか高価です。

また弦が伸びきるのは時間を見て何回も音をひきあげにいきますので一度切れるとその後のアフター込で1万円以上の工賃をいただくケースもあります。

弦のことは、張ればよいといえばよいのですが・・。

当初、こちらのピアノの下見へお邪魔してみておもわぬことがわかりました。

 

「こちらのピアノ、このままでは調律ができません」

 

簡単にいうと、ギター、バイオリンの糸巻きがゆるゆるで回して音があがらないということです。

この症状、内部の板が割れていること、単純に木材のトルクがゆるくなっていること。色々あります。

 

 

調律はできない。

99,9%言ったことがない言葉です。

その0.1%にあたりました。

 

全体的にとても糸巻きが力がなく、部分部分弱いものは沢山あります。

弱くてもまあなんとか保つケースは処置もできます。

ここまで緩いと・・・。

処置とすればその糸巻きの板を交換すればよいわけです。

その交換作業の仕事を受けることもできますが予算が40万以上になるのです。

板を変えると弦もすべて貼り直し、それにともなって部品を交換していきます。

するとアップライトで50万以上は確実にしてきます。

その場でできる対処法として簡単なものは損傷個所数が多すぎてできないレベルでした。

 

「とりあえず、この場でやってみる価値のある方法はピンをたたいてみる作業がありますがどこまで期待できるかわかりません、ピアノを寝かして薬品を入れる方法もありますが後々対応に困る可能性もあります。また、音を引き上げ作業中に弦が切れる、フレームを痛めるまでなるとピアノとしての寿命にすら関わります、それでも良ければやってみます」

 

切れた巻き線の新品を張り込みます。

という流れになりました。

やっているうちは冷や汗をかきながら3時間ほどお時間をいただいて作業をしました。

おもったよりピアノが元気を出してきて、調律がギリギリ可能なところまで回復しました。

正直8割方不可能だと思っていました。弦は上記の巻き線がすごい音とともに一本切れました。

 

でてきた音は国産にはない、その時代としての垢抜けた都会的な音で、それがブリティッシュなのかどうかはわかりませんが。

楽器として、寄り添える音を宿したピアノでした。

 

古くてもなんともかわいらしさをお感じなって引き受けることにされたそうなのです。

お椅子もしゃれたタイプです。

自分の家の椅子と少し似てます。

ギザギザになったハンマーをサービスでざっと整形しました。

これによりギザギザで弦を正常に叩かなかったのが治り、クリアに音が自由に表現できるようになります。

現場でも慣れてくると10分あればそこそこのハンマー整形が作業が可能です。

でも、サービスだからといっていい加減にやるのはあまり良くないことかと思います。やるからには綺麗にやらないといけません。

ざざっとピアノに戻りました。

ピン板交換の見積もりまでしていたところまで進んでましたが、とりあえず形になりそうで良かったです。

良いピアノほど、調律の可能性の幅があるように感じ、ピアノに意思があるように思います。

音の合わせ方で全く魅力がなくなりかねません。

この後の経過も見守っていかないといけないピアノですがなんとか行けそうに思っています。

やはり定期的なきちんとしたメンテナンスが必要な楽器といえます。

 

その他の業務では・・・。

近日中には20万円ラインアップ程度の入門用がたくさんそろってきております。

YAMAHA KAWAI MIKIなどがはいってきます。

グランドの入荷に苦戦しています。

C3を中心に探していますがもちろんあるにはありますが、良いものを見つけることに苦戦しています。

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