アクションご納品

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ドイツ製のピアノの修理ご納品でした。

50年から経過してきているとあちこちと劣化してきているものですから、どれをどこまでするのか、お客さんご予算と合わせながら良いラインを見つけていきます。なかなかそのあたりもむつかしさもあります。

どこまで直すのか、本当に難しいことです。

ご予算も10万超えてくると、ただただ直るだけではどうもダメで、作業した甲斐をお客様にはっきりと見てもらえるものではないといけなくもあります。

 

 

一つの修理箇所。

黄色い皮の交換ですが、お客様へ本革か人工皮かで選択をおききすると、舶来品なので本革で、とのご希望でした。

本革は雑音が出やすいので、部品同士の相性もあるので悩みもありましたが、潤滑剤もいれてうまくいったと思います。

 

 

ひとまず仕上がって弾いてもらって。

当初ご納品調整は、2時間くらいかなとおもっていましたが、14時から入ってきずいたら試弾きしてもらうもで、なんと20時ほどまでかかってしまいました。

アレンジでいつまでも弾いていられる方のようで、軽めで仕上げるようにしました。

圧倒的な音楽的力強さに満ちたピアノで、調律が終わった段階で驚くべきものでした。

当店では今舶来品ではレーニッシュがありますが、アップライトも何かぼちぼちと展示していこうと思わせるものでした。

安全ではない、危うさをもった自立した力強さは、どこか温室育ちの製造過程に宿らないのかもしれません。

調律師もそうです、当日どれだけの危うさに汗をかいていたのかは自分だけが振り返れる価値のある時間です。

 

作業中もずっと後ろでご覧になられていました。

5.6時間もです、普通はまったくできることではありません。それだけに思い入れもあるのでしょう。

作業中は疲れは感じにくいもので、帰りに一息喫茶店へ。

 

「あ~、疲れた…」おもわず心から出ました。

こういったピアノはYAMAHAのように当たり前のように経過がでてこなくて、その場その場で現物合わせの連続となりますので見通しがつきずらいので難しいというわけです。

 

レーニッシュは来週にAbelのハンマーが到着するようで、そろそろ音になってくる段階となっています。

また音もUPします。

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