貸し出し

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ピアノの貸し出しがありました。

神宮内の催事場にて。

当店のGPをお貸出ししました。

その調律といったわけです。

 

事前に、お客様よりピアノの指定がはいりました。

ざっとおききしたところ、鳴りの良い楽器を求めているのかなと思いました。

大向こうまで届けることができるGPをお貸出ししました。

 

できれば奏者の方がこらえる直前に調律をしてリハーサルを聞けるのがベストです。

搬入経路でやや問題や諸問題をクリアする必要が事前にあって、まず弾けるという条件を先に満たせるような段取りに切り替えました。

とても残念なことです。

 

一人突き放されて残されたピアノ。というと大げさですが…。苦笑

明日そのボディ全体で鳴る楽器なので、広く、絨毯でデッドですが大丈夫でしょう。

これでだめならおそらく他のもだめでしょう。

 

このピアノはジークレフの所有、また、調整したものですよ。

という宣伝のためにクロスをそっと置いておきます。

 

もう少しダイナミックな音に作っておけばよかったと後悔しながら。

逃げに入ってしまいました。

自分らしくはなかったですかね。

何かやるからには「あっ!」と思ってほしいわけです。

 

以前、他の会社さんから調律だけいってほしいと依頼があっていくことが何回かありました。

これは結構怖い仕事です。

どんなピアノかわからないわけです、しかもピアノの責任の一端をもたされることとなります。

いってみれば調律は30分でしてほしい、また、アクションの状態やペダルの状態もまったくわからないわけです。

ひどいものは止音ができていないピアノすらありました。

調整どころか鍵盤はガタガタ、調律以前のピアノもありました。

きっと予算の都合で「その値段でも出せるピアノ」ということででてきた可能性があります。

即オーバーホールしかない状態のグランド、本当に形だけ。誰がためにこの状態で・・。と思ったことがありました。

なにはともあれ、奏者に会えないのは非常につまらないもので、うつむいて小石を蹴りながら歩いて帰るようなもので、出来がよけれ良いほどつまらなくなります。

やはり生きて活かされて痺れて感情を動かされたいものです。

自身の向上や技術のためではありません、それは結果ですから実は技術向上というものは本当は求めるものではないと思います。

こだわりぬいた技術を、というのは自身とって全く逆の考え方で、とても苦手な言葉です苦笑

講習会へいったとしてもそれは明日の自分のためではありません。

 

社内では修理とまだまだあるのと、ようやく展示のG2Eも手を入れ始めれています。

色々と部品交換も大変ですが、なかなか面白い個性が出たラインナップになると思います。

どれをつかんでもらっても良いものが揃いそうです。

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      コメント一覧

      こんにちは。
      先程ブッシングクロスの件で相談させていただいた者です。
      お忙しい中、とても丁寧に相談にのってくださり、かつ、大変勉強なりました。本当にありがとうございました!交換したあとは弾きやすくなるものと思い込んでいて、近所の調律師さんに言いづらく…(笑)今回、本当に助かりました。調律師さんは、リハーサルを聞けないのですね…きっとブライダル奏者さんはこのピアノを弾いてハッとされますね♬これだけ広い会場を響かせるグランドピアノ、私も音色聞いてみたいです♬…今日は本当にありがとうございました!また機会がありましたら、どうぞ宜しくお願いします!

      • mayumiさん
      • 2018/01/22 7:13 PM

      mayumi様

      お電話ありがとうございました。
      ブッシングクロス、そうですね、少し厚めのものを貼ったのか、ブッシングを接着するときに押さえる冶具があるのですが、それのサイズの問題、もしくわ押し込み方の問題などで、ガタのあった鍵盤が逆にきつくなりすぎてしまっているのだと思います。
      ピアノの前で調整はしてもらっているかと思うのですが、またぶり返してきている感じだと思います。
      80g弱までとなると相当締め付けはきついかもしれませんね。
      もう一度みてもらって調整してもらって、また何度もぶり返すなら全体もう一度適度なサイズで張り直すのは早いかもしれませんね。
      知り合いの経験のある調律師や大手さん、ブッシング調整はむつかしいから修理はしない会社さんも結構あります。

      重たくてまむし指、というのは理解できます。
      本当に弾いてられないタッチになりますよね。

      特にKAWAI・DIAPASONは適当な冶具というのが部品として販売がなく、一工夫がいるのでなかなかむつかしいですね。
      ただ、ブッシングクロス(フロント、バランス)を綺麗にして、鍵盤調整一式、汚れ落としと木材のホールの前後調整などがすべてうまくいくと、まるで驚くべき変化が起きると思いますよ。
      当店のGPも鍵盤のガタツキ状態は関係なしですべて交換してから展示しているのもそのためです。

      うまくいけばよいですね。

      • gclefさん
      • 2018/01/22 10:07 PM
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