近況のこと

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朝から放送局の中でお仕事でした。

中はオリンピック余韻強く、といった感じでした。

色々なセットがあったりして面白いところです。

 

今日は、10時頃到着。

スクリーンなど色々と他の準備物がありました。

2時間ベースで作業を進めようと、さあやろうと。

 

あれ?

ピアノが物理的に調律ができない状態になっていました。

どうしよう、担当者の方へお尋ねしても、わからない、とのことで。

大変困りました、そこで局内の方へ色々と聞いてみると

 

「そうですね、リハーサルのような形は11時くらいからかな?まあもう少しはやく皆さんきますよ」

 

「ええ?!」

 

ピアノの調律もできてないどころかできない状態で、すで20分経過、残りは40分。

調律できませんでしたとは言えるわけもありません。

 

色々なもので試し続けて、ついに音が出せる状態に。

こうゆう状況に至った場合は、クリアできた状態が信じられなくて、夢を見ているようでした。

ちょっと、求める痺れる時間を超えて吐き気がしました。

ひさしぶりに窮地まで追い詰められました。

 

残りの30分で調律。

頭では25分で調律をしてしまって、5分で音作りか・・・。と思ってて大慌てで仕事をはじめていたところ。

連絡がはいって、どうもさきほど聞いた時間は間違っていたそうで、十分な時間を得られました。

逆に急いでいた時間のおかげで余裕ができて整音もpp〜mfあたりまで響きを作れました。

 

ちょっと体に悪いことはほどほどの方が良いようです。

 

 

別日でまたまたボストングランドでした。

先日とは違ったタイプ。

管理次第でやや荒れるのが早いピアノともいえるかもしれません。

 

弦の張力というのは、普段それほど出会わないピアノの場合はいろいろと観察しておきます。

どの音域でどういったテンションでかけられてどういった音がでるのか。

これは設計になります。設計をまずそのまま音にできるのがすぐれた調律師です。

ワイドテールといわれてスタインウェイと同じように膨らみをとった側まわり。

ただ、自身はここはあくまで目玉的な売りのように感じていて、他の要素が大事に思います。

このピアノの本来の姿というのは、とても日本人受けする音を兼ね備えているように感じます。

ただ、アクションと本体の接点の安定もYAMAHAほどイージーに合わないですし、荒れてくる要素も違います。

土台の合わせは毎回毎回精度高くやらないと音が鳴らず、ここに鳴りが悪いといわれることのある所以かと思います。

調律師としてはやればやるほど変わるので面白いのですが、調律のみだけしか行われていない場合はずっと本領は発揮されないまま眠り続けるピアノともいえそうです。

 

ただ、センス良くまとめてあげればいつまでも弾いていたくなるあたりの優しさがあって、これはすばらしいところかと思います。

当店で展示販売の道は遠いですね、個体が出回っていなさすぎます、かつそれ故高価ですね。

 

斑鳩店で今日の晩は寝かして本体修理です。

弦をはずして駒のあたり圧着のやり直しをしていました、あまりやらない修理です。

本体修理は木工ですからなんなり修理がきくのが木製楽器のよいところです。

 

 

一番遅くはいってきたG2Eの行き先が決まりました。

先日ブログでUPしていたご商談の方です。

年代もまだまだ若いですし、Gシリーズで仕上がってきたピアノは、音楽の求めやすさ、タッチの出しやすさ、すべてにおいて無理がなく素晴らしい楽器で、かつCに比べ大変お安く買えますので絶対良いと思います。

 

当面は横並びは残ったGP2台体制+出物だけ入荷する体制で行こうかと思っています。

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