アッセンブリ交換

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ハンマーアッセンブリの全体交換です。

ハンマーシャンクは国産仕様、ハンマー自体Abelハンマー 

国産シャンクは国産ならではの注意点もあります。

本革は特に木材との接点でこすれがでやすくここをどう処置するか、などもあります。

 

綺麗に変わっていってます。

古いのは両端。

こちらのピアノ、ハンマーは2回程度削られていてかなり小さくなっています。

これだけ小さくなるとタッチが軽くなりすぎてしまっていて、重量は30g台で落ちるところがあちこちに存在しました。

各所の締め付けが緩くなってきていてこのあたりをどうやっていくか。

 

バランスピンの赤いクロス。

ここはドイツ製で交換しました。

材質の良さもさることながら、なぜ交換するか。

穴が大きくなっているのがわかります。

バランスピンは命です。ここを取り巻くクロスの輪っかが大きくなって弾くたび微妙にずれては安定しません。

新しいものはギュっと締め付けてくれるのでタッチも締まってきます。

こうゆう余分な余白をとるとどうなるかというと音の雑音成分が消えていきます。

 

 

ピンも磨いて。

とにかく下から下からつくっていきます。

ハンマーは最後で良いです。

ホワイトパンチング、ここも同様の発想です。

これはとにかくお客様の評判が良くて、取り入れるようになって数年経ちます。

ハンマーはニカワで付けます。

ニカワの良いところは、パキっと硬く固まります。

また非常に早く固まりますので作業が進めやすいです(ハンマー作業は別ですが)

ボンドは手につくとネタネタともう処置に負えません。

何度洗ってもいつまでもしつこいです。

ニカワは、さっと落ちて手が綺麗になります。

この簡易ニカワツボは知り合いの調律師さんに教えてもらいました。

非常に簡単に使用することができて、少量しか使わないケースは非常にやりやすいです。

 

ざっとつけて。

後はアッセンブリ交換すると、新しいクロスや皮の変化が著しく、この安定に大変な手間がかかります。

やってもやっても崩れます。

ある程度やって後は、現場合わせです。

 

鍵盤重量もハンマーが大きくなってかなり増えてきました。

ただ軽めに鉛で最終的に合わせる予定です。

 

第一整音といって、事前にハンマーに針をいれておきますが、自分はあまりやりません。

なぜかというと、現物合わせ、ということもありますが、この無垢な状態の音を聞いておきたいんです。

なぜかこの経験を積んでおくことで、今後やれることが変わってくるように思えます。

 

セオリーは腹のあたりに相当深くしっかりいれて、削って、肩の方をほぐして先端わきまであがっていきます。

書くと簡単ですね。1000本以上の針をどしどし入れて、針を何本も折りながら。

 

大きな楽しみです。

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