YAMAHA U1

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昨日ご紹介したピアノのU1Eタイプです、製造1970年ですね。

もう48年。結構経過していますね。

このタイプの少し前のモデルと大きく設計思想として本体のもっているポテンシャルの趣向の切れ目があります。

 

50数年前のタイプは非常に渋い音がしていかにもきっちりとしたで日本のわびさびを感じさせるようなタイプ

そしてこのタイプは上記に華やかさを備えたタイプU1Gまでのタイプ

そのあとのU1Hタイプ以後は非常に華やかなタイプ

 

これは真ん中のところに属します。

 

同じU1Eでも前期と後期で大きく違うようです。

ハンマーのセクション割りが違うと、もう別のところで響板へ音を伝えますから別の楽器のようになってきます。

 

今日も作業しながら少し触ったりしていましたが、U1タイプはなかなか秀逸なもので、隙が少ない。

40数年も経過すれば、経年劣化がありますからこれら全て取り除いて調整してあげれば非常にクオリティが高いピアノで、趣味の良い調律が乗りますと、その上に当時の独自音色成分が乗ってきます、またその自在性の虜になります。

ちょうどYAMAHA UX30という中古ピアノでも1,2を争う50万円(!)が本体修理で入庫してますが、調整前で比較するとそういったピアノのそこそこの状態と比べると指のはまり方から音の広がりすべてU1が秀逸になります。

 

 

非常に高いレベルのことができるピアノで、出荷時に弾いていただければグランドピアノのような大向うをうならせることができるようになります。

入門用にこれほど扱いやすいピアノも少ないのではないかと思うほどです。

 

また、アクションの精度が高く、鍵盤静荷重調整までしてあげる価値がでてきます。

 

KAWAIでいくとBLシリーズやKUシリーズになるかと思いますが、こちらの方は音色の良さはすばらしいものがあります、タッチのバネっぽさをうまく回避していく必要があり修理箇所はYAMAHAのU1より多岐にわたります。

KUの方はハンマーの硬度があるのでここをうまくクリアする必要があります。

 

このピアノ達はおおむね20万台で販売されていますが、それゆえどのお店さんもそこまで手を入れて人件費で原価を割ってしまっても意味がありませんからなかなか本来の良さが眠り続けているピアノ達なのかもしれません。

またメンテナンスをおこなっておけばお子様のお嫁入後も十分に使えます。

 

U1は比較的ツボをとらえると早めに仕上げることもできますので、継続的に在庫をしていこうと思います。

※上の木目のピアノは販売中で調整中ですがだいぶ形はできてきて見学はできます。(詳しくは当店中古サイトにて)

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