ピアノ出張講座

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先生のお家のグランドピアノを使って、ピアノ出張講座にお邪魔しました。

親御さんと生徒様で8人くらいで行いました。

 

こういったことを要望される方はだいたい先生がピアノが好き。

単純な言葉ですが、では調律師のどれくらいの割合がピアノが好きでしょうか?

いわゆる生業にしている「プロ」の方よりアマチュアの方が熱心ですよ。

 

先生もテキパキと準備が早く、資料もまとめてもらって。

 

今回は比較的お若いお子様と保護者の方々と先生。

コンセプトは・・・、先生以外はじめてお会いする方々ばかりなので出たところ勝負ではあります。

根底は音楽の伝達力、その基準となる幹を抑えること、と思ってはいますが、断片はそれを刺激できればとは思ってお伺いしました。

 

まず先生が電子ピアノでバッハを演奏されました。

次にグランドピアノで。

 

みんな小さなお子様で、体で動きたいわけなので、外装の分解も手伝ってもらう、というかやってもらいます。

みんなでよっこしょで、分解していって。

 

 

 

奥にあるギターはもってきました。

なぜかというと、ピアノの大まかな仕組み、ハンマーが弦をうって弦が駒を介して、響板を鳴らして空間に音を広げる。

その原理のミニチュア版として説明もしやすく、また弦のはじく音が「チェンバロ」で、バッハの時代も、鍵盤楽器として大活躍し、楽器として完璧に完成されていて、その形はピアノの楽器とギターで音で聴き比べてもらうことによって、弾き方によって似ていることがわかります。ピアノは弦楽器、そういった要素を感じてもらいました。

 

 

響板の音を下からきいてもらって。

先生がオルゴールを手元でならしていつもの音、今度はボディでならしておー響いてる、響板で鳴らしてまるでコンサートホールの響き。響板でならすことの音の奥行に自分も驚きました。

 

 

アクションをもっていってお手入れです。

みんな熱心にネジをまわしてくれます。

ネジもはずしてもすぐに、もらいうけない。あそこにもっていってね、と最後までなるべく自分でやってもらうよう誘導します。

人の手をかりると楽です、でもやりがいは自覚のないところで確実に落ちています、それを簡単な時間にこちらがしてしまってはダメだと思います。

 

どのネジをまわしたらとれるかな?とれたらどこが動くかな、少しそんな時間も作ります、受け身すぎず、考えてもらうためには考えてもらえる工夫が送り手に必要というわけです。

 

 

よく勉強ができるこ、スポーツができるこ、賢い子。

自分が社会にでておもうこと、それらの子は基本的に前向きでどんどん経験を積んでいきます。

結果、興味の刺激が心地よいポイントをつかんでいて、知識欲、稼働欲のツボをしっていて、おのずとそれを拡張できる感じ。

 

鍵盤の張替えの様子。

上にパかっと新しい鍵盤キットがはまっています。

 

中には、あの作業ができなかった、とかわいく少しすねてしまった場面がありました。

危ないアイロンのシーンもありますが、安全な範囲でできるだけやってもらいます。

 

少し写真を撮り切れなくて、場面場面だけになっています。

こんな感じで鍵盤を押さえて乾燥するよ。とお見せました。

 

全体としてあちこち散らばってしまって、うまくまとめることができませんでした(汗)

本当に伝えたいことはピアノが羊や鋼でできていることではありません。

 

とにかく皆さんが前向きに目の前のことを見てもらう、それが大切です。

難しいことです。

 

教師という仕事は素敵な仕事だと思います。

お子様はまっさらなキャンパスのようで、彼ら、彼女らの成長とともにその場を共有するんですからやりがいは素晴らしいものになると思います。

辛いときにはその印象を顔で目で返してくれます。

ピアノという楽器は大きすぎるわりに指先だけの接点と、あまりに少なすぎます。

 

2時間を超えて親御様もお子様もずっとお付き合いいただきました。

少しでも違う刺激になってもらえたうれしいことです。

 

ご希望の方は出張対応もいたしますが、できればグランドピアノがあることが望ましいですね。

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