増税のことなど

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「ふーん、学生コンクールで、奈良県からの子がのこったようですね」

お客様が新聞片手にポロリと。

 

もうそんな時期だった。

うっかり忘れてしまいました。

本選は見に行こうと思います。

ピアノだけでなく、様々楽器登場します。

 

さて、増税の影響か、アップライトの在庫がほぼなくなってしまいました。

8%のときはここまで影響はなかったようなのですが、ありがたいことです。

しかも、急に入荷のお引き取りなどがタイミングよくどんどんお話しをいただいてすぐにざっとアップライトはラインナップが揃ってきます。お値段は20万〜35万円ほどのピアノばかりで、どれもこれも状態良いピアノばかりなのはこれまた珍しいことです。

(大橋やシュベスターなどは少し先日探しにいきましたが良いものがありませんでした)

 

増税以前に具体的にお問合せいただいておりましたお客様方には増税前の形でご対応したいと思っています。

ご興味ある方は月内に一旦お問合せください。

 

10月以降は、増税いたします。

中古ピアノに関して、いつまでも前の税率でサービス対応すると親切のようで増税を見越してざわざわ動きを取っていただいたお客様に申し訳ない気持ちがありますので増税はさせていただくことにしております。

以後もできるだけお安く「弾けるピアノ」のご提供を念頭に、単純に壊れないやいつまでも使えるといった音にならない安心感以上に具体的な高い演奏性をアップライトやご家庭用に対してもご提供する意義をもって努めていきたいと思っています。

 

また、新品のピアノ、国産メーカーの定価売りの流れが急速に進んでいます、その流れで特にYAMAHA KAWAI DIAPASONの中古品に対してさらなる需要が集中し、市場価格の高騰と仕入れ値の明確な引き上げが十分に見込まれ、すでにその状況になってきています。たかだか数年前といえど、その市場とはすでに別のものへと変わっています。

実際の影響としては30.40年数程度以前に製造された堅牢なGP達なども、例えばG3やC3などへの市場価値の高騰は最も早く影響を受けてくるピアノの代表格ではないかと思います。

現在はその過渡期の溝あたりの状況なのでお早目のご準備が金銭的で優位だ、という意味では間違いないと思います。

 

C3、のろのろと仕上がりに近づいてきています。

ちょこちょこ細部に向上の細工を入れて、どう音がでますやらといった感じです。

 

 

 

 

さて、別の話ですが、これはYAMAHAのグランドの参考画像です、巻き線とよばれて鉄線に動線をまかれているのが左半分の弦です。

「巻き線」と呼ばれます。

ギターでも下の3本はそうなっているはずです。

ピアノはざっくり左手より低音はそうなっています、比重をあたえるためです。

 

この巻き線は替えが効きません。

ギターのようにパックでうっていてそれぞれのギターに適用されるものでなくて、一台一台のモデルに対してちょうどの銅線部分が1mm単位で設計されています。つまりYAMAHA G3の何年製造のもの、といった明確に同じモデルでなければ適合しません。

よって在庫をもつことがあまりに非合理的といった感じで一本一本専門業者に委託するのが一般的です。

 

 

その銅線の制作ですが、これも作り手の技術差、機械巻、手巻き、銅のメーカーなどで値段も違えば精度も大きく違います。

最近、どうも作り手の職人さんが減ってきているのか、世代交代なのか、精度が悪いものが出ることが多くなったように感じます。

鉄線に銅をまくときに銅を食いつきやすいように、ヤスリをあてたりする方法を省いたりすることで(肯定を省く)音色が悪いものができたり、それを誤魔化すための処置が過剰になったり。

 

 

音質第一で進めていただけるところがありがたいものです。

国産の良いところは職人気質といった言葉のある国柄にもあると思います。

景気の影響もあり、早く、安く、見た目のよい。そういったものがどんどん増えていって、安易な方向へ流れていきやすいのかもしれませんし、それを育んでいるのも我々にも大いにあるのかもしれませんが。

 

 

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