今日のことなど

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今日は定期調律のお客様にて。

とにかく一言でいうと楽しく色々と弾いてほしい。単純な言葉ですがこれに集約されると思います。

昔はよくピアノをしていた、といったことであるならその感受性を再度刺激できるようなことも求めていきたいところです。

 

ピアノにはタッチの過運動を止めるバーなどが内部に色々と備わっています。

これが広すぎると余白多すぎて弾きにくい、浅いと手元の戻しがきつすぎて肩が凝って弾けません、これは最悪のタッチになります。

YU10のYAMAHAのピアノです。かなり新しいピアノですがこのあたりの寸法など昔より出荷時よりかなりアバウトに調整されているような気もします。かなりぐるぐる回して調整しました。数ミリまわすだけで全く結果が違うので要注意で、悪い調整をされるとピアノごと弾けないタッチに一気に変化します。

 

 

さて、どうやって日々、より弾いてもらえるかの問題です。

アマチュアの方は当然良いとして、生業として人に届ける仕事とする以上、ピアノオタクではいけません。

自分の偏った見え方(技術)を人へ押し付けようとするのはプロの仕事として必要性は低いと思います。

以前、フリーで一人でやっておられる方で、掃除やお手入れはやらない方がおられます。

掃除やお手入れはお客さんがすること、我々はお客さんのできないことをやるべきだ。

もっともな言いかたに聞こえますが、両方やればよいだけでしょう、やれるようになればよいだけでしょう。

 

油分がたまっていたので、水を使った洗い方をお見せして全体を水吹きを行いました。

ピアノにより水分を嫌う塗装がままあります、程度問題はありますが現代のピアノはポリが主流なので問題がないことが多いです。

古いもので、特にカシュー塗はダメで、元にもどらなくなることもあります。ラッカーなども塗面を退化させてしまう恐れがあります。程度問題がありますから一定の塗装知識のある調律師に確認される方が良いかとは思います。

 

その後ワックスで仕上げます。

 

もし、どんなに気に入ってくれたとしても、来年の仕事の保証など一切ないと日々思っています。

自身を売り込もうとか、自身を気に入ってもらおうとか思うようにならなくなってきていると思います。

余計なところへの気遣いも過剰になると逆効果になることも沢山あります。

 

でも色々と不確かであるようで確実なところがある面白い仕事ではあると思います。

増税前の複数オーダーいただいたピアノの出荷も残るはとりあえず後一台かなといったところです。

 

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