失敗もとりまぜて

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昨日、アクションの納品でした。

鍵盤のブッシングクロスの交換一式とバットフレンジ交換という一般的な修理ではあります。

調律が空いて、いざ調律しようとすると、虫食いや湿害が溜まってしまっている。こんなパターンの典型的な形でした。

 

 

この仕事をしはじめた時から、内部の修理をしたとしても手元でわからなかったり見た目で変わらなかったり。そんなのがもったいなくて、必ず弾き心地、音、見た目。それらのUPに気を配るようにしています。

 

ここは何万円、ここは何万円…。心の中であまり高い仕事にならないように配慮、考えていますが、やらざるを得ない修理はありますので、そのときに「音も、弾き心地も全く変わりますよ」といえることは頼もしい後押しになります。

技術的な構築がこういったところで大きな力になります。

あとは結果で答えることが大事です。

 

さて、今回は失敗談のネタを生んでしまいました。失敗ではないんですが…。

ざざっと調整が進んで2時間ほど経過しました、そろそろ調律でもするかと。

このピアノはU1Hといって、1970年代のものです。

個人的に全てのピアノの中でもとりわけ調律がやりやすいピアノです。ピン味が明確でちょいちょいとやると音がおのづと合っていきます。しかも修理したてで倍音成分も整ってきている状態で1時間あれば十分に綺麗になります。

 

 

調律が終わると、調律音が終わりますからお客様もきづくことができます。

降りてこられて

「あれ、もう調律終わったんですか?早いですね、前はもっと長くしてもらっていましたよ」

 

作業時間はこの時点で修理後の調整で3時間を超えてしましたが、でも、あ、そうかそうなるか…。と思いながらも作業は的確にしていたつもりなので、

 

「とてもやりやすいピアノなので。とても良い音に手早くまとまりましたよ。よければ弾いていただければわかると思います」と。

 

調律時間はピアノ、機種、で相当上下します。実際としては定期調律では音合わせの調律が手早く終わって、掃除や潤滑調整、湿度調整に時間をさくのが理想ではあります。

このような経験を受けて、わざわざそういった印象をもたせないために必要以上に長引かせて、他にやるべきことを置こうとはやはり思えません。こういった場合でも、調律がよければ弾いてすぐにわかりますので、そこで納得を得られれば何ら問題はなくなります。

最終的に見た目のクロスも新しくして気分の新たに、外装の汚れもごしごし落として、あらゆる方向から1つに良いきっかけづくりにして失礼しました。

 

別のネタです。

斑鳩のお店で作業をしていると、KAWAIのRX-Aのグランドピアノはいつくるの?と生徒様が楽しみにされています。うれしいことです、それは20日くらいに入荷します、手工ピアノに見合った手工の仕上げで答えていきたいものです。

 

その中でフレンジトルクゲージがあります。

センターピンは相当変えていくことになるので、こうった計器で調整できるのがベターです。

少し普段よりベースアップした形で仕上げようかと思っています。

 

 

U3Hのピアノをご納品させていただきました。

このピアノは言わずと知れた定番の名機として知られています。

YAMAHAの現代的な設計の礎として、当時の材質と実現精度の高さが売りだと思います。

以後の着色めいた音色がない、演奏曲に振り回されず安定したスタンダードとして最高のコストパフォーマンスを発揮してくれます。

 

ピアノを上手に弾いていて、お勉強もできる子は多いですね。

そのあたりの因果関係の根拠を出せるわけはありませんが、お家no教育環境が整っている、という以上に両方できる方の人数はおおいのは事実かもしれませんね。

 

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