ローラー交換まわり

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色々と修理中です。

 

 

ハンマーローラーの交換のお修理をいただきました。

以前GPを購入していただいたお客様で、ベースアップ修理となりました。

この黄色い部品になります。部品代が結構高価です。

国産 純正 ドイツ製とあります。

本革、人工皮革とありますが、最も重視すべきなことは…・

 

 

まず下の部品のウイペン、との接点で明確な雑音をもっていないこと。

いくら本革でも相性があります。

これはディアパソンのGPが新品でいきなり雑音を出しています。本革を使用しているので、耐久性やコシは優位なのですが、その雑音の音のことのみならず雑音がでるということはピアニシモがでにくいことにもつながります。(強めの打鍵では気になりません)

 

次にローラーの部品サイズです。

これはYAMAHA用といった形でオーダーをしますが、0.1くらいははみ出てしまうことが多いです。

部品のはみだしは音を損ねてしまうので、あとでやすりをかけたりの手間が増えることと作業の仕方により皮の繊維を荒くしてしまうこともあるかもしれません。

 

なので、例えばYAMAHAでしたら純性部品でピッタリです。

KAWAIは少し研磨が必要かもしれません。

ドイツ製のレンナー、アベルの本革でもこういったことに注意したいところですね。

 

 

ハンマーローラーだけの交換は交換作業も結構大変なのですが、これを変えると内部の調整がガタガタに変化します。

そもそも何十年も未整備な状態であればついでに調整もできてよいのですが、かなり長時間の調整を余儀なくされます。

アクションを本体とりつけて、ねじを300箇所くらいをなんどもくりかえし調整します。

やりはじめは腰砕けそうになりますが、結果的に交換前とずいぶんピアノが変わってくれます。

また、アクションノイズが消えもするので全体として上品に仕上がりやすいです。

ベースアップ修理は破損修理と違って仕上がってお客さんが弾いて喜んでもえるかどうか、がすべてなので結構精神的にプレッシャーをうけますがが…。

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