基礎のあわせ

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先生のお家のピアノにて。

KAWAIのグランドです。KGタイプ。

 

 

このピアノで平成元年で30年くらい前になると思います。

長くお邪魔しておりますが

「当時、講師をするにあたって、GPを(ジークレフの)社長にすすめられて購入した」

といった経緯があります。(当時新品にて)

 

当時は進められるがままといった感じだったようですが、結果としてよかったそうです。

個人的にはGPはGP、UPにも良さがありますし講師される場合必ずしもGPが必要と限らないですが、レッスン室として自信をもってお迎えできるきっかけにもなったそうです。

 

1つご紹介。

グランドはアクションがずるずると引き出されるのは見たことがあると思います。

ということは、本体とこのアクションがぴったり密着しておかないと力がにげてしまいます。

 

経年変化や環境により隙間でできることがあります。

紙をはさんで動かないのが理想ですが、横へするすると動いてしまいます。

当然動くところと動かないところがでてきます。どちらかに偏るので当然です。

 

 

パンパンと高い音で鳴り響きます、この箇所が浮いているところです。

 

 

ベティングスクリューを精密に合わせてから今日はテープを挟むことにしました。

滑りのよいテープがこのましいです。

 

拍子木もつけて点検します。

 

テストはこのようにげんこつで叩きますが、大きな音がでないように両手で作業します。

すると、パンパン!となるのがおさまります。

これはガタガタと弾いていて不安定な音がでますので、これが直るということが、アクションと本体の接点が改善されますので、タッチが滑らかにフォルテは正しく発音できるようになり、ピアニシモも安定した音になります。

 

 

個人的には、破損個所、いがみ、異音などを直すために作業は当然しますが、その向こう側に普遍的な弾奏の快楽感のようなものがあって、それを求めて作業していきます。何も普通に弾ける状態が良いというわけではありません。

 

例えば新品のピアノに対しても、上記のような作業が必要があって、普通にも当然弾けますが微細な隙間がある場合は直してあげるとやはりピアノが良くなります。(新品の時はサンドペーパーを挟んで微細にやすります)

 

元年当時のKGタイプは「KAWAI」といった音色感を強調したかったように思います。

音響的に良い音色的に求めていった時代かと思います。

 

調律訪問はお客さんに、作業後「ぜひ一度弾いてみてください」とこちらも喜んでもらえる期待をふくらましてお声掛けできる状況を自身で作るのが大事だと思います。

 

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