基礎にもどって

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RX-Aの出荷調整です。

試弾いただいてさらに出荷の調整を行っていきます。

 

なんでもそうだとおもいますのですが、ある程度仕上がってきたらどうやっていくか悩むときもあると思います。

簡単なことは土台をもちあげることです。

 

弦をレスロー、ハンマーはレンナー、ブッシングはカシミヤなど代表的なものを部品の質を上げだけでピアノがまるで豹変するかのようなことはないと思います。

そんなに甘くなくて、ダメな調整がくまれると結局全くダメです。

自身がなんども直面してきた事実です。

 

では、その土台の構築に関してです。

鍵盤ホールの穴の締め付け具合、これを正しく直していくことがとても大きなことになります。

 

 

 

穴は常に接点になるのですが、ここがバランスピンの根本になります。

ここが緩いと底辺からの押し返しがありません。

一線の現場では命と呼ばれるくらい性能が左右されます。

 

やり方は埋木する方法でできるものはやって、のこりはニカワを使いました。

これは埋木の方法でやると鍵盤が柔らかいもの、KAWAIなどは柔らかくてやりづらいものがあります。

ニカワは後ですっと綺麗に落ちます。

 

 

ほとんどつかないのにさじ加減間違えていれ過ぎました。

温度難しいので、調整器がついているのを買わないとだめですが、簡易的な方法で。

あつすぎると、固着に影響したりと難しいもんです。

穴にちょんとつけて乾かして。

バランスピンにもどしてみると。

 

トルクがもどって鍵盤が落ちなくなり、穴がなおりました。

ただあくまで軽微なレベルの場合においてです。

 

木材ですので、当然湿度による締め付けもかわります。

だいたいは弾かれて穴が大きくなります。

タッチのフォルテがききやすくなって力強い音になってきます。

 

鍵盤まわりの調整がピアノの性能の多くの部分をになっていて、地味だし、もしちゃんとやりましたともし言ったところで、お客さんからは、そうですか、の一言で終わるほど鍵盤まわりの調整は口頭で伝わりにくいです。

部品交換で弦やハンマーがかわっているほうがインパクトがありますからね。

 

なににせよいきづまったら土台にもどってやることだと思います。

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