作業のたより

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色々と出荷のお仕事もいただいております。

グランドも数が少なくなってしまっています。

色々なご要望がありますが、基本的に良いヨーロッパ系のものは常に考えていますが、候補があってもなかなか悩みどころがあるピアノが多いです。もう少し待っています。

国産においても、お手伝いとしてやっておきたい機種、求めてみたい機種など色々ありましてどこを取るかでも悩んでしまいます。

今のところ明らかにめぼしいものがないので全く見通しは今はありませんが、決まればお知らせします。

 

出荷の調整。

先日も書きました、ある程度形になってきたらどこをもちあげるのかということでやはり底辺です。

基礎にあたるところをしてあげると確実に良いものへ変化できるようになってきます。

そういう意味では簡単に結果がでる箇所と言い換えられそうです。

 

 

ただ、地味です。

コツコツやっていくしかないことばかりで、正直ハンマーを変えたり全弦を交換するときやニスの塗り替えしたりしているほうが楽しいに決まっています。でも上部を生かすのは底辺があってこそなので、逆は成立しないといっていいかと思います。

 

上2本は埋木でホールの穴を調整したもの。

そして綿棒ですべての鍵盤をちまちまと汚れ掃除です。

ぎっちりついています。

汚れを触ってみます。

無秩序で雑で触りたくない感触、この触りたくないが鍵盤に指を落とした時の触りたくないが同じになります。

大変ですが、確実に効果がでるところなので仕方なくやるしかありません。

調律業界でも「上部」の修理は工房併設であちこちあります。

上部メインの修理や改造だけしてしまうと、底辺の状態のそのばらつきが結局ピアノの出来、不出来のばらつきになって現れることになります。

 

 

もう少しに詰めて仕上げていきたいと思います。

 

出荷のピアノも色々とあって出荷につかずいて調整をすすめると粗い部分がでてきて、急に干渉音が目だったり、調律ひとつにしてもピアノ自体が響いてくるだけあって共振の原因にすらなります。

急に本体を総バラシする必要がありました、ピアノを仰向けに寝かしたりと力仕事や多数のネジを外す必要がありました。

見立てでは今日一日の時間で一人でも十分できる範囲でありましたが、新しいスタッフに連絡をとって手伝いにきてもらうことにしました。

実は今まであまりそうゆうことはしてこなかったきがしますが、たとえ簡単なこと、ネジをまわしておいてもらうだけを頼むだけでも気持ちの余裕がでてきますし、物をとってきてもらったり。

なかなか外れない物に出会ってもそれを色々と声に出して言うだけでも作業が楽にできるもんですから気持ちも余裕が生まれてきます。究極の話、それは相手が技術者でなくてもよいのかもしれません。

 

なんでも起こりそうなことや自身の心情の癖、ここで甘くなったり神経質になってしまったりと、自身を自分で理解して進めてみることも大事なようです。

一人で作業をしたり、トラブルがでても最後まで対処しきる熱意はないと何事も始まらないとは思います。

 

今日は楽を取らせてさせてもらいました。

 

もう一点。

グランドのサポートアッセンブリです。

このパーツ自体も修理がいくらでも聞きますが、ご覧の通り多種多様な部品が重なっています。

なので、すべて修理することはこれを新品に交換するほうがずっと効率的ということになります。

いくら木材がよくとも形状変化もするし、すべて修理とは現実的ではありません。

ただ「使える」という意味では長くつかえるもんですから、修理の対象から外れやすい代表的部品ともいえます。

「まあまだ使える」はタッチ、音目線では限界の場合もたくさんあります。音の世界を知れば、それが現実問題としてより鮮明になって感じてくるようになります。

親切心で「まだまだ使える」はそう単純に発するべきではないのかもしれません。

 

 

その「まだまだ使える」サポートアッセンブリも、よりよくなるならついでに交換してしまい。とオーダーいただけるのはありがたいことで、予算も増えることを考えるとすべてのこちらのご提案にもちろんのってくれるわけではありません。

また様子をUPしていきます。

 

 

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