最近のうごき

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C3Bのアッセンブリがはいってきました

ハンマーシャンクです。

当初ここまで交換予定もなく、一旦ざっと組んでみてオーダーでお受けしてとおもっていたのですが、ひとつやるとじゃここも、といった具合です。

純正の状態がこんな感じ。

材質もよいのでまだまだ使えますが。

今回は一つこだわりをいれました。

このローラーといわれる丸い部品、これの本体との適合が大きな問題です。

黄色いか皮と木材ともともとのピアノとの相性です。

本革と合皮があります

また材料の質にも差があり、値段も違います。

KAWAIの樹脂製品では雑音がでずらく木製になるとでやすい場所です。

ディアパソンの新品は、いきなりここの抵抗摩擦がつよく、潤滑調整する必要があると思います。

 

今回はYAMAHAですがすべりがよい材料を選択して、工場でオーダーしました。

少し納期がかかるけど、できます、とのことでようやく届きました。

 

この棒にレンナーフェルトのハンマーを取り付けて、鍵盤まわりはだいたいできてきているので、本体が終われば音になってきます。

 

YAMAHA U1Hを本体預かりさせていただいております。

ハンマーの交換です。

MADE IN GERMANY のAbel。

 

明日、これをつけてしまって。

本体にマッチアップさせていきます。

細目の美しい気高いラインが魅力です。

 

さて、四国へ出張でした。

だいたい仕事が終われば、飛んでかえっています。

今日は、珈琲だけでも腰を下ろそうと。

できるだけここにしかなさそうなところへ入ろうと思って入ってみて。

 

アンティーク系のところでした。

以前京都の福知山の方へ行ったとき、喫茶店にはいると。

インベーダーゲームがあってそれに興じている様がありました。

こちらも昭和レトロの意識があるのかそういった風情が残っていました。

 

色々とチャンポンのような感じもありますが昭和の時代は力強くエネルギッシュで人肌のの汗や呼吸、時代の吐息感があってやはり育った時代がそうだったからか妙に落ち着くようなところがあります。

そういった破片に触れると当時の自身と重さねて感じては、その無垢だったことにいつも心を打たれてしまいます。

自分自身のことですので変な感じですが。結構感じやすく繊細な子供だったようです。

 

淡路島より。

広大な海が見えます、自然はすごくて拘ったことが一瞬にして消滅してしまいますね。

 

最後に、お客様の先生より。

出張で調律講座みたいなもの、お子様方の前でしてもらえないか?

とお声掛けいただきました。

以前からちょこちょこっともぐりでしていたのですが、一般のご家庭にて、ですのでどうしたらよいかなと考え中です。

お子様、ピアノ先生、ピアノ構造に興味がある先生、といった分け方だけでも相当やることが変わってしまいます。

 

場所によってもできることできないこともあって、また対象の方が先生やお子様向けだけでもかなり変わってきます。

お子様に対しては興味をくすぐるよう、言葉は少なく、物や音、聴感、触感の動きがあるようなものが良いと思います。

言葉で分かる子は賢いので勝手に興味を開こうとします、まだそうでない子はその入り口まで動きでご案内する必要があります。

 

先生向けに対しては、ちょっとしたネジの調整、調律ピンのまわし方だけで音が変わる不思議、ハンマーの針入れでない分野でいくらでもネタはあってピアノがいとも変わっていく様を実際みていただけます、とともに調律師も未踏の領域、簡単にいうと

「私もわかりません」が恥ずかしいほど実に沢山あって暗中模索の領域「音」というものの存在をいっしょに検討でき、調律師同士の小ネタの検討会ではできなことがあります。

 

コンサートへ!

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コンサート見に行ってました。

ロビーでこんな感じで色々と凝った演出がって、休憩時間はチェロの演奏もありました。

色々と試行錯誤が見えたコンサートでした。

 

ピアニストはアリス沙羅オットさん、もちろんチケット購入して入りました。

 

 

彼女の演奏などYOUTUBEで色々とあがっていてすぐに聞ける時代ですね。

駆り立てられるように、そんな野性味のあるところが魅力だと思っていました。

 

今日は、彼女の人生を皆で共有して。

というコンセプトもあったようで、また、前半はなんとお話しだけのコーナーでした。

弾いてくれるだけでよい、とおもっていましたがなかなか面白い時間でした。

 

回路が全身にめぐったそのとき、その荒ぶる本能の凄みがに火がつき、その沸点の高さ。

30歳になられたとのことで音楽も変化していくかと思いますが、忙しくなってもその人その持ち味こそが人に見せてあまりある価値を含んだ迫真の告白なんだと思います。

人に伝える価値を含んだ人こと、脱ぐのがうまいし晒すのも、恥じることすらうまい。

良い音楽家ほどそんなこと気にも留めていない。

 

ひさしぶりにゆっくり聞けました。

自分が幸せでないと人を幸せにできない、そんな言葉を祖母から聞いて大切にしているようです。

溢れ出したものは受けとめるものがいる、どちらかというとそれは東洋感にちかいように感じました。

 

色々と興味深い時間でした。

一人思いごと

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今日は朝からホールの中で仕事をしていました。

最近になってはいってきた仕事です。

 

ふと、思ったのがこちらではかなり色々とあったなとふと記憶が蘇ってきました。

なぜかというと、ホールの管理担当の方が、10年前違う部署へ異動になってみたいで、「あっ」と先日10年ぶりにお顔をみたからです。

「また担当になって帰ってきました」

とうれしそうにはつらつとされていて、本当に現職復帰したかのような笑顔でした。

 

逆に、こちらに対しては「まだあんた来てるんかい」といったものだったかもしれません。

奈良フィルの団長さんもなくなった話などもして。

そんなこんなで調律中、記憶が交錯してきました。

 

 

 

結局、ああだこうだと、言われているときは本当に華でいなくなってしまうともう本当にいないんですね。

「調律師は基本的に技量が悪いです、あの人もこの人もダメ。いままで私はちゃんとしたピアノの音聞いたことない」そういわれてあれこれの音源をよく聞けとよく言われたものです。

 

ガダンと調律終わりがけに入ってこられて、とりあえず挨拶だけはしっかりしておこうか、そう、加点稼ぎをすることからはじまって、できた音の出来が悪くてとてもリハを聞いてられないときは、とにかく話かけて愛嬌で誤魔化してしまおうという日もありました。

 

色々と以前よりかは少しづつ変わっていって、今日は聞いてほしいかな、とおもいはじめたときにはもういないんですね。

作ったものに対して、反応がある、というか興味といえます、それをもってもらえるというのは本当にありがたいことです。

 

今日は、ピアノを吹き上げた後はおもむろに鍵盤蓋を閉め、工具を引きづり、静まった部屋に自身の動作に必要以上に響く部屋をゴロゴロと工具入れを引きづり音を響かせながら帰えるだけです。

 

このピアノもアリス沙羅オットさんも近々弾かれるようです。

放送局の車がずらっと駐車場にならんでいました。

今ではとても人気で席も完売だそうですね。

 

宝塚へ出張

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C3B、鉄骨がのってピアノらしくもどってきて、弦をはっていきます。

 

 

さて、今日は宝塚市の駅前で仕事でした。

通りがかることや、近くで仕事はもちろんあるわけですが、駅前をなんとなくすぎていってました。

綺麗になっていて。

ゆとりある雰囲気。

歌劇のこともあるでしょうが、独特の雰囲気がある町です。

 

特に駅前は優雅でもう少しゆっくりしたかったのですが、このあたりでお昼にしようか悩んでいると、目の前に高速乗り場がでてきて、結局吸い込まれるように入ってしまいました。

一度、駅から降りてみても面白いと思います。

宝塚市、いつもなぜか大阪府と思ってしまうんですが、兵庫県ですね。中でも特徴点のある町のようです。

 

 

C3Bのハンマーが届きました。

RENNERのフェルトを搭載したマンソニアウッド仕様のものでオーダーしました。

比較的弾力があって、硬すぎずやりやすそうなハンマーで今のところ一安心。

新しいハンマーはいいですね、震えあがる気持ちで満たされます。

 

 

さあ、事務所に帰宅してウイペンセンターピンの交換です。

地味で視覚的にまったく見えないですがタッチとしては大変大切なところです。

とにかくやってやって見えること。

 

綺麗に並べてあそんでいるのか、写真用なのか、とおもわれるかもしれませんが、なにも考えずやっているとこうゆう形を体が自然にとってます。斜めにおくと、ざっと取り付けるときに一気に移動させられること、かさばらないこと、連続的に作業できること。

考えてやっているのではなくて意識の外で勝手にやってることです。

面白いことに、同僚にやたらと仕事が早くて正確な技術者がいるのですが、彼がなにげなく今している作業の写真をおくってきてみると同じように斜めに並べてやってるのです。

とにかくやってると割の良いやり方とっていくものです。

湿度がまわっているわけでもなく、トルクが弱いわけでもありません、でも交換することで新しいピンのスムーズさとトルクをしっかりとさせることができ、しっかりとしながらも潤滑性のあるタッチができます

ここのウイペンの箇所は腰のあるタッチになります。

全て交換することに意味があります。

できるだけ上のハンマーの整音に凝らないように下からやっておくと楽です。

終わってとりつけてとりあえず完成しました。

アクションがスカスカに分解されています

このように骨組みだけになった状態です。

綺麗に掃除できるのも、こういった分解修理したときだけで、ウイペンまわりをさわらなければ綺麗に掃除できないところです

ついでにレギュレーティングボタンクロスも交換。

すりへってます

真っ白に。

 

後はあたらしいハンマーシャンクにハンマーをつけて、鍵盤まわりは終わっていますのでいよいよアクションは終わってきます。

 

YAMAHA U1G

今週、教室の生徒様へ日曜ご納品です。

だいぶ良い音になってきました。

あと一日程度かけて、調整とっておしまいです。

仕上げると驚くべき雄弁な音がします、新しい中古品のU1タイプと比べてもらうとわかりやすくきちんと楽器として弾けるピアノです。

余裕があれば音をとってみましょうか。

比較的低価格帯の中古になりますが、わざわざ若めで高いものがいらないほど強く、音が基本的に良いです。

本来は基本的にどの個体でもよい音で、値段からか、店員さんが今のうちはこの値段のピアノでも、と言われることがあるのを聞いたことがありますが、あふれ出る低音の音量、ベルのような中高音と雷鳴のように鋭い高音が出るピアノでそれなりのプロがソロで十分使えるピアノです。

 

遠方も出張も仕事おわって新幹線の時間しらべて、びゅんとかえってくるのが常になってしまっています。

宝塚もそこで一息いれて、の方が後もはかどるかもしれませんね。

 

HP改装も

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この日も作業台で修理中

一枚の織物を切ってつかいます。

 

 

さて、YAMAHAのU1Hの本体お預かりの修理がはいってきました。

外装を1から仕上げて、内部調整修理一式、ハンマー交換含み、というプランです。

 

部品の選択ですが、ざっくりと主に 純正 国産 ドイツ製とあります。今ではアジアものもあるようなのですが、まだ目に入るところにまできてないのが現状でしょうか。

 

YAMAHAの純正を使うところです。

これは、精度の問題などがあります。

特にこのフレンジという部品はYAMAHAは精度が高いですから、使用します。

 

白いテープも交換して。

上記部品をつけていって。

 

あたらしいハンマーが来るまで少し寝かしておきます。

その後ハンマーを外して、つけていきます。

 

これがフレンジという部品です。

赤い丸が包むクロスですが、ここの材質、フレンジ自体の精度、ものすごい音に関係します。

この赤いクロスはピアノにたくさん使われていますから、よいよいものを使いたいものです。

センターピンといって赤の丸の中に金属があります。今回のケースもこのセンターピンの交換、といった修理も構わないのですがクロスも新しくなりますから、ピアノに合わせて組み合わせるのも判断力がいります。

 

 

U1HというYAMAHAのアップライトは、ものすごい珍しいピアノでもなく一般家庭用として当時かなり普及しました。

公共の施設などにもたくさん納入されていて、よく目にします。

 

よく当時のピアノは良かった、と技術者もつい声をだしますが現在のものが傍鳴りがきついピアノが多く、また材質が変更に伴った要素もあるでしょう、その反動というのかこういったピアノ達は素直で癖がありません。

ですが、それらのピアノをたとえ適時の調律を重ねていっていてもつかいっぱなしであったピアノがそのままで諸手挙げて、良い、というところまではむつかしいもので、ほとんどはやかましいかボソボソの音質に落ちてしまっているものです。

 

目に目やすい外装、内装の見た目だけではなく、楽器として弦や管となじんで、手になじむもの。

そういった目線で手を入れてあげることを細々とやっていきたいとは思います。

 

HPの工事を裏でしていってます。

スタイリッシュでもっと現代的にしたほうが良いとシステムの方へ言われて開始してもらっています。

遠方からも来られることがコンスタントになってきていて、来てもらえそうな安心感も感じてもらえるようにしていきたいと思います。もうしばらくサイトは現状のままです。

 

先日はサロンコンサートの本番でした。

奈良フィルの方々の室内楽やピアノソロなどを行っていて、10年以上ずっとお仕事させていただいてます。

ピアノに関しては、奏者が座られてパラっと弾かれてだいたいどんな奏者か大雑把にわかります。

リハーサルは近くで、離れて、音響と合わせて姿勢や手の動きもみます。どこにどんな力がかかっているかで課題もどんどんでてきます。

それはとりもなおさず、見ての通り絨毯仕様ですがピアノの音が比較的通りやすく弦があまり通らないんです。特に手元では非常にデッドで奏者に厳しい環境といえます。

Mozartピアノ三重奏で良い音でした。

立場違いますが奏者の仕事は本番の出音がすべてだと思います、奏者の方々の経歴色々でどんなに受賞歴があっても出音が悪ければ基本的に次呼ばれないでしょう(音以上に惹きつけるものがあるなら別ですが)まだまだ小さいころは特に競争する場面に、もしあまり適正がないならないで無条件に音遊びの本格化をしてほしい気がします。

入荷ピアノも修理中

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KAWAI KG3Cです。

中古品で再生中です。

C3の方がようやく弦をはるところまできました、張り始めればこちらは結構早いです。

 

KAWAI、色々とYAMAHAとKAWAIで反対のような性質に感じられるところもありますが、どちらも好みで選んでいただけるというのが理想です。

外装の再生中。

かなり綺麗で、良いところまで仕上がると思います。

再生ピアノも、お預かり修理も、一台一台よりよくしていこう、とは思っていますが、こだわるポイントも微妙に違い、こちらは音はすでに良いのでタッチをどう作るかがポイントです。

 

終わってくればまた撮影予定です。

この時代は丸みを帯びた音が特徴的で、KAWAIトーンというのが特徴的になってきた時代で、好きな方は手放せない音の世界があります。こちらは卸入荷ですので、かなりの台数の中から一台一台検品しながら選びましたのでお勧めです。

後はどこまで仕上げられるかはこちらの責任です。

今取り組んでいる部品まわりの変化を投影できるかな、とは思っています。

 

さて、今日、荷物出荷のための荷物を大手宅配業者さんへ集荷をお願いしていました。

まだこない、いつかな?

かなり遅い時間にこられて

 

「まだお仕事してるんですか?かえってからまだ整理などあるんでしょう??」

 

「ええ、21時はすぎますよね、朝も8時集合して朝礼ですし、土日はないようなもんですよ」

 

大変です。

今日も愛想よく荷物を受け取ってもらえる方で少し立ち話で話ました。

 

ここで書くことではありませんが、世の中厳しいところだらけです。

それだけに玄関で愛想がてら、はいはい、と持っていってもらうのが今日は気の毒でした。

自身の時間の多くを配達に使っていることになります。

 

少し前、運送業者の荒れた行為が世間で話題になった話もしました。

 

「あーあれはたぶん、時間指定なのに、さらにマンションで大変。何度何度も不在だったんでしょうね」

 

擁護するのもあれですが、ああなるのもそれなりの理由があるんでしょう。

 

また、先日、教育現場の責任者の仕事を終えた先生のところへ調律にいってました。

年齢的にはそれなりのお孫さんがおられそうなお年頃、こんにちわとご挨拶して顔を見上げて、ああなるほど。

労が刻んだ言葉や体とふるまい。

不本意に耐えて、這って、口には出さない当たり前だろう。

受け止め続けた歴史が表に出てました。

人を招く迎える接する見送る。

最後まで頭下げることしかできず結局車に乗り込んでしまいました。

 

変に利口でこずるくなって、体は重いから軽い口で、といったことばかりで、つい同僚にとても勝てんで、とメールしてしまいました。

年々こんなこと思うことが増えてきました。

力抜けは音荒れ

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今日はシュベスター51、中古品の整備です。

音が出るピアノなので、出るというのは、色々な意味で出るという言い方ができます。

 

音が荒れているとします、ハンマーの整音の世俗的な意味では音を柔らかくしたり整えることです。

ですが、部品が荒れている、というのはイコール音が荒れるということです。

 

左は新品、右は純正。

随分と荒れています。

穴の大きさを見てもらうと、随分と大きくなっています。

ここが大きなポイントで、ピンをしっかり締め付けることができなくなってしまっています。

つまり弾くたびにガタガタと動きます、ここに力抜けが起きて音が安定を失います。

 

 

また、形状の大きさを1mm大きくすると、音は横に動き始めます。

直径が短いと、ソプラノよりになります。

あまりこうゆう音の観点で部品交換がされないのは非常に残念なことで多くはハンマーばかりに意識がいってしまっています。

ハンマーだけ交換してもケースによっては全く良くなりません。

また、いくら針を入れても反応が悪いピアノは、実はこういったところのポイントを押さえてあげないとハンマーフェルトの作用が活動しません。

 

オール交換。

これで基音のふくらみが出てくるようになります。

不思議ですが事実です。

基音がでてくると、例えば別れの曲が迫真の告白のような説得力をもって語るようになります。

 

もう一点。

バランスピン側。

赤いのは交換した新品。

白が純正。

みどりのものと同じことになっています。

またここはシーソ―のバランス部です。

ものすごい大事なところでこれで底辺のもちあげができるようになってきます。

実はこのピアノも入荷前に一度メンテナンスがはいっているようなのですが、上部ばかりが変わっていて底辺が変わってませんでした。これでは一過性の性能にしか仕上がってきません。

交換中

 

C3Bのグランドも。

一枚の織物です。

反物といって、これをナイフで割いて、良い大きさを加工してつくっていきます。

どんどんはがしていって。

新品を加熱させて、しっかりとしたフェルトの強さあたえていきます。

張り込んで。

3本ペダルへも交換します。

右が2本ペダルの部品。

右が3本ペダル変更のための構造です。

実は木材の質は古い方が圧倒的に良いです。

余計なものもついていません。無理で3本が必要なければ2本でも構わないと思います。

必要になったら出張取り付けしてもらえるお店は少数かもしれませんが、対応可能ですから。

 

全てセンターピンを交換しながらとりつけ完了。

 

他にもお仕事をいただいていて、早めに動いて準備しておくのがコツですね。

シュベスターも要所要所の部品交換と調整で良い仕上がりになると思います。

120cmサイズのシュベスターをお探しの方は良いと思います。

 

飛躍して。

なにより、これより大切なのはイルカです。

天真爛漫、いつも楽しいこと。

明日の会議、調律も納品も、その人の将来も、はたまた国政だって外交だってイルカに尋ねてみること、委ねてみること。

なぜ人がこれだけイルカに魅力を感じるのか、それに対して少し掘り下げてみると面白いことが見えてきそうです。

記事の上の方の存在感が一気に力をなくしました笑

クラリネットのご商談も

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時間があれば合間合間にすすめていきます。

今日は、響板の塗装をしているところ。

 

鉄骨は、よごれを落として掃除と、弦のあたる場所の研磨など。

これで張力の渋滞もなくなり調律もしやすくなります。

鉄骨はきれいでそのままいきます。

この鉄骨こそ設計が詰まった型で、これによって音色成分なども決まります。

ハンマーをいらってもいらっても変えられない成分があります。

フレームボルトはフレームと同じ金色に塗装しました。

 

終われば、フレームを本体へ乗せて弦を張っていきます。

何をするか、どうやってするかがわかっているとそんなに時間がかかりません。

どんな工具や部品をつかっていくか、というのは経験ですぐにでてくるようになります。

こうなると作業は早くなります。

最終的に音を決めるのは、塗り替えられた響板や新しく与えられた弦圧以上に、新しい弦でもなく、人の手によるアクション調整が決めてになります。

 

今日は、お客様のところでクラリネットの商談でした。

クランポンのがほしい。とのことでした。

下は、有名なフランスのクランポン、こちらは85万円クラスのものです。

 

次にBuffet Crampon

クランポン(フランス)

 

お伺いして。

まず値段を見ずにもってきた合計5本、クランポン2本にヤマハ2本とセルマー1本。

 

個人的にフランスと国産のヤマハ。音色の特徴などを聞かせてもらえる良い機会となりました。

まずヤマハのSEというシリーズをおもむろに手にもち、息を入れて

 

「おおっ!」

 

良い音!

と、皆で驚いて。

鳴るね。

 

クランポンは…。

もちなれていて操作もしやすい。

これかな~やっぱり!

 

セルマーも良い感触。

 

値段を言う前に、一番廉価のYAMAHAを候補から外して。

後4本。また、セルマーは少し操作しにくそうで、しぶしぶ外れてきました。

 

のこりYAMAHA 1本と クランポンが2本。

まだ値段もいってなくて、事前でのご希望の機種もどれとはいってません。

 

「う~ん、これ(クランポン)よりYAMAHAかな、こっちのクランポンとYAMAHAなら、絶対YAMAHA」

と、なんと当初希望しておられた機種のクランポンが外れてしまいました。

 

残ったものはYAMAHAの上級タイプとクランポンのフェスティバルという高級タイプ。

お値段言う前に、高いものが残ってしまいました。

 

聞いていると、YAMAHAはすいすいとキーが動いていて、音外れがありません。

クランポンは息が抜けたところが聞こえる感じ。

特にYAMAHAは音階を上下して、スコンスコンと気持ちいいくらいにはまっていく様はアクロバットのように正確。

強く吹けば、それはもうキャベツを片手に包丁で次から次へと一刀両断するかのごとく爽快で見事なもの。

 

 

最後に残ったクランポンは

「その70mの管体としての音、だからあるべき音 だから歌うべき歌と作られるべき詩」

そのサイズだからできること、するべきこと。

鼻に抜けた音と7色のパレットは、ドビュッシーの話法を感じさせるもので郷土色を身にまとい、母国語の発音をもっていました。

なるほど定評はこういったところかと。

 

YAMAHAはとにかく運動性が高く、数値的なものは完全に勝っているように感じました。

普段の友としての密接度が高く、どれだけしゃべっても、ほほえんでうなずいてくれる聞き上手な相手が常にそばにいてくれるかのよう、こういったものがそばにあるのはとても良いことかもしれません。

 

YAMAHAにお決めになられました。

「YAMAHAになるとは思わなかったね」

とお母さま。

 

しばらく学校へいっしょに連れて歩いて、楽しい時間がもてますね。

ピアノは連れて歩けませんから。

連れて歩けないだけに、というところが調律師の仕事になってきますが…。

 

上の中古のC3は弦が張り込むあたりには、アクションの部品も届き次第急ピッチで進んでいけると思います。

お値段はできるだけお安くはしようかと思っています。

工具も弱体化

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C3Bの響板の修理です。

端のラックをはがしています。

これが結構雑音を出すことがあります。

 

 

駒まわり。

この時代の木材は目が詰まっていて、きめ細かな木目が見えます。

また作りが良く、弦の圧力に対して安定した響板づくりはYAMAHAらしいところで、家庭用GPでここままでの良いものが使っていけた時代です

ピン板。

ここはギターなどで言う糸巻きを収める木材になります。

堅牢なもので、割れなどは全くなくいつまでも使えるように作られています。

 

補修が終わりましたら、塗装をして保護していきます。

その上に鉄骨をはめ込んで、弦を張り付けていきます。

 

フレームを下すために太いボルトを回します。

そのための工具ですが、2本とも刃こぼれしているのがわかります。

購入して1度、2度使っただけで、バキっと折れました。

ここのボルトは相当な力で回さないとだめなところで強いトルクがかかるのは初めからわかっているところなのに、もう壊れました。

 

これはそのネジのための専用工具ですからドライバー刃先といっても何千円とするものです。

国内でもアクションパーツの会社、ハンマー製造の会社、部品メーカー、それを仕入れる問屋にしても複数あります。

 

あまりの強度のなさは実用レベルを外れています。

このトルクで回せるものは、はじめから緩めか、オーバーホールする年代のものには使用不可のものともいえ、アジア産のきわめて安い低コスト品ならまだ…。といったところです。

 

工具にしても古くの国産工具は非常に強固で金属類も壊れません。

ものづくりの大国としての精神的なところから変わっていっているように思います。

ご納品

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石川までご納品でした。

綺麗な空気、抜けた景色が印象的でした。

見えますかね、KOMATSUがいてます

建材機械で有名な小松の由来にあたるようです。

 

ピアノの画像は、作業でつい撮らせていただくのを忘れてしまいました。

ピアノはディアパソンの183でした。

このブランドは、国産でも稀有なピアノで他のメーカーにない固有の音色成分をもっています。

各設計が見事に音に投影されていて、分離された和音の純度の高さを実現しています。

 

 

何台も当店でも扱ってきているピアノですが、結構修理を重ねないとタッチの濃さと音荒れがどの個体もあって、それをアクションの分解修理のかける時間はYAMAHAの同年代のもの2〜3倍以上の時間をかけてやっていきます。

また、ハンマーまわりの反応速度、「アクセラレート」させる必要があります。

修理や調整をした後、ハンマーの先端へまっすぐ針を落としていくことで実現させていきます。

 

このアクセラレーターというスイッチがピアノにあればよいのですが、そのスイッチ探しに対して頭を悩ますことが本当に多く、それぞれのピアノに対してそれぞれの課題をもっています。

また、ペダルまわりの反応速度が鈍くなりやすいピアノで、これは分解して消耗部品を、ここまで変えるの、というところまで変えて、潤滑レベルを上げていかないと治りません。

こういった癖をとらえて仕上げていかないと息苦しさを感じさせてしまうピアノになってしまいます。

 

グランドを1台まとめるのは本当に大変なことです。

 

さて、当日お嬢様がいてました。

お店で手品をしたのが印象的だったのか、作業の横でずっとついてくれて見てました。

2時間半程度してましたから、こんな長時間、小学生低学年のお子様でいくとはじめてかもしれません。

 

賢いお子さんで、色々と2時間半お話しを聞かせてもらいました。

楽しいこと、つらいこと、うれしいこと、悲しいこと、それは大人となんら変わらないし、自身が子供の頃、目上の大人からどう話してもらえればよかった?と思い返すと、妙に子供扱いされた言い回し、子供だからこの程度で、といった捉え方が好きではなく、だからなるべく普通に大人と接するよう会話するようにしてます。

 

ご家族の方もどんな成長を見せてくれるのか楽しみなお子様ですね。

コンクールも良い成績を残せればよいですね。

 

中古品のC3の修理中です

フレームを外して、響板のニスの塗り直し修理もすることになりました。

どんどん拡大していって、ここまでになるとは当初おもってませんでした。

仕上がりはまだまだ遅くなっていきます。お待ちの方は申し訳ございませんm(__)m

 

フレームボルトが固着しすぎていて、外すのにかつてなく大変な思いをしました。

 

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